iPhoneの写真をパソコンに取り込むにはどうすればいいですか？この記事では、iPhoneからWindows 11/10に写真を転送する方法を紹介します。どれも簡単にできるのでぜひ参考にしてください。
iPhoneの写真をパソコン(Windows11)に取り込む方法について
勤務先のパソコン(Windows11)に iPhoneデータ(写真やイラスト等)を送りたいと思っています。 自分としてはケーブルで繋ぐか、USBで取り込む、、？くらいしかわかりません。 ご教示お願いします。
- Yahoo知恵袋からの質問
iPhoneのストレージが写真でいっぱいになった場合、写真をパソコンに保存しておくのが効果的なストレージ解消法です。とはいえ、「スマホで撮った写真をパソコンに取り込むには、どの方法が一番簡単なの？」と迷う方も多いでしょう。
この記事では、iPhoneからWindowsパソコンに写真を取り込む方法を詳しく紹介します。Windows 11やWindows 10でも使える実用的な方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
以下は、iPhoneからWindows 11に写真を転送する方法をまとめた一覧表です。それぞれの特徴やメリットを比較することで、自分に合った最適な方法を選ぶことができます。
| 方法 | 主な特徴 | 接続方法 | 使いやすさ（★5段階） |
| FoneTool | iPhoneの写真や画像をプレビューしながら選択して、アルバム単位でPCに直接転送。 | USBケーブル | ★★★★★（3ステップで簡単） |
| Microsoftフォト | iPhoneの写真をPCにインポート。 | USBケーブル | ★★★★☆（読み込みが遅い） |
| エクスプローラー | iPhoneのDCIMフォルダからPCに写真を手動でコピー。 | USBケーブル | ★★★☆☆（簡単だが選択が面倒） |
| iCloud | クラウド経由で写真を自動同期。 | 無線 | ★★★★☆（自動だが無料は5GBまで） |
| Googleフォト | Googleアカウントでバックアップし、PCでアクセス。 | 無線 | ★★★☆☆（容量制限と圧縮の可能性あり） |
| メール | 少量の写真を添付ファイルとして送信。 | 無線 | ★★☆☆☆（手動で1枚ずつ送る） |
ここでは、ケーブルを使ってiPhoneの写真をWindows 11/10パソコンに取り込むための3つの方法を紹介します。
最も簡単で確実な方法は、専用のiPhone転送ツール「FoneTool」を使うことです。FoneToolは、iPhoneからパソコンに撮影した写真や保存したイラストをアルバムごとに転送できます。
下のボタンをクリックして、FoneToolを無料でWindows11／10にダウンロードすることができます。
ステップ 1. USBケーブルでiPhoneをWindows 11/10パソコンに接続します。
ステップ 2. FoneToolを起動し、「フォン転送」＞「iPhoneからPC」を選択して、「転送開始」をクリックします。
ステップ 3. プラスアイコンをクリックすれば、iPhoneにある写真がすべて表示されます。転送したい写真を選択し、「確認」をクリックします。
ステップ 4. 「転送設定」で転送先を指定し、「転送開始」をクリックします。
| ✅メリット |
|
| ❌デメリット | ソフトをインストールする必要がある |
Windows11／10に標準搭載されているMicrosoftの「フォト」アプリを使って、iPhoneの写真をパソコンに取り込むことができます。iPhoneの「DCIM」フォルダを読み込んで、簡単にPCに写真をインポートことができます。
ステップ 1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。
ステップ 2. Windowsパソコンで「スタート」をクリックし、「フォト」アプリをダブルクリックして開きます。
ステップ 3. フォトで右上の「インポート」＞「接続されているデバイスから」＞「Apple iPhone」の順にクリックします。
ステップ 4. すると、iPhoneの写真が読み込まれます。写真を選択し、または「すべて選択」をチェックして、右上の「（枚数）項目を追加」ボタンをクリックします。
ステップ 5. 写真の保存先を選んで、「インポート」をクリックします。写真のインポートが完了するまで待つだけです。
| ✅メリット | 追加のソフト不要 |
| ❌デメリット |
|
Windowsのファイルエクスプローラーで、iPhoneのInternal Storage（内部ストレージ）にアクセスして、DCIMフォルダ内の写真をパソコンのほかのフォルダに移動して取り込めます。
ステップ 1. ケーブルでiPhoneをパソコンと接続し、パソコンに認識させることを確認します。
ステップ 2. WindowsキーとEを同時に押して、エクスプローラーを開きます。左側の「PC」タグで「Apple iPhone（iPhoneの名前）」をダブルクリックします。
ステップ 3. 「Internal Storage」＞「DCIM」フォルダをダブルクリックします。そして、iPhoneの写真が月ごとのフォルダに分類されています。それらのフォルダをクリックすれば、iPhoneの写真をプレビューできます。
ステップ 4. PCに移したい写真（Ctrlキーを押しながら複数の画像）を選択し、ほかのフォルダにドラッグ、または右クリックして写真をコピーしてからほかのフォルダに貼り付けます。
| ✅メリット | 追加のソフト不要 |
| ❌デメリット |
|
ケーブルを持っていない場合、このパートではケーブルなしでiPhoneの写真をWindows11／10パソコンに取り込む3つの方法を紹介します。
iPhoneの写真をiCloudにアップロードすれば、パソコンからも簡単にアクセスして、ダウンロードすることができます。
iCloudを使って写真をインポートするのも良い選択です。iPhoneでiCloud写真をオンにした後、iCloud写真は自動的にiPhoneからすべての写真とビデオをクラウドにアップロードし（前提は十分なiCloud容量があること）、Windows 11/10 PCでiCloud.comを使って、必要な写真をダウンロードすることができます。
1. iPhoneの「設定」アプリを開き、「自分の名前」＞「iCloud」＞「写真」をタップします。
2. 「iCloud写真」をオンにします。（iOS18の場合は「このiPhoneを同期」）
アップロードが完了したら、iCloudから写真をダウンロードしてWindows 11／10のパソコンに保存できます。その方法は2通りあります。iCloudのデスクトップ版またはFoneToolを使用することができます。
オプション1. iCloudデスクトップ版を使ってiPhoneの写真をWindows 11 PCに同期する
ステップ 1. Microsoft StoreからWindows用iCloudをダウンロードして起動します。
ステップ 2. iPhoneと同じApple IDでサインインして、メインメニューで「写真」をクリックし、「PCの写真ライブラリ......」のチェックをオンにします。すると、iCloudに保存しているiPhoneの写真がWindows PCに同期されます。
ステップ 3. 同期が完了すると、エクスプローラーで「C:/ユーザー/ユーザー名/ピクチャ/iCloud写真／写真」のパスを開くと、iPhoneの写真を確認できます。
オプション 2. FoneTool経由でiCloudの写真をWindows 11 PCにダウンロードする
iCloudからたくさんの写真をPCにダウンロードするために、FoneToolはベストな選択かもしれません。
ステップ 1. Windows PCにFoneToolをダウンロードします。
ステップ 2. FoneToolを起動し、「私のiCloud」に移動してApple IDでログインしてから，「iCloudを管理」をクリックします。
ステップ 3. 必要な写真を選択して、上部にあるダウンロードボタンをクリックします。
ステップ 4. ポップアップウィンドウからダウンロード設定を変更して、「ダウンロード」をクリックします。
| ✅メリット | 自動バックアップ＆同期可能 |
| ❌デメリット |
|
Googleフォトは写真バックアップ専用のソフトで、iPhoneの写真や動画を自動でバックアップしてくれます。パソコンでGoogleフォトを開き、同じGoogleアカウントでログインすれば、iPhoneの写真にアクセスすることができます。
ステップ 1. iPhoneにGoogleフォトアプリをインストールします。
ステップ 2. Googleフォトを開いて、Googleアカウントでログインします。
ステップ 3. 「設定」で「バックアップと同期」をオンにします。
ステップ 4. パソコンでGoogleフォトWebサイトにアクセスし，iPhoneと同じGoogleアカウントでログインします。
ステップ 5. 取り込みたい写真を選択し、パソコンにダウンロードします。
| ✅メリット | スマート検索機能が便利 |
| ❌デメリット |
|
iPhoneから一枚だけの写真をパソコンに送る必要がある場合、メールで自分宛てに送信するのが一番手軽な方法です。
ステップ 1. iPhoneでGmailアプリを起動します。Gmail画面右下の「写真」マークをタップし、新規メール作成画面を開きます。
ステップ 2. パソコンに送りたい写真や動画をタップして選択した後、メール作成画面右上の「送信」ボタンをタップすると、メールが送信されます。
ステップ 3. 送信先のパソコンで同様にGmailを起動します。表示されたメニューより「ダウンロード」を選択し、お好きな場所に保存すれば操作完了です。
| ✅メリット | 追加のアプリ不要で手軽 |
| ❌デメリット |
|
iPhoneの写真をWindows 11に取り込めない場合、主な原因として「USB接続の問題」「iPhoneがロック状態」「写真データが多すぎる」「iOSのバージョンが古い」などが考えられます。USBケーブルやポートの不具合で転送が止まることもあるため、別のケーブルやポートを試してみてください。
また、写真の枚数が多すぎると転送が途中で中断されることがあります。数回に分けて小分けに転送するか、iPhoneのロックを解除した状態で操作を行いましょう。さらに、古いiOSを使用している場合は、最新バージョンにアップデートすることで問題が解消することがあります。
使用する方法によって、写真の保存先が異なります。以下に、本記事で紹介した方法ごとの保存先を紹介します。
FoneTool：指定したフォルダに保存（例：「ピクチャ」フォルダや任意のフォルダ）
Microsoftフォト：「ピクチャ」フォルダ内の「Microsoft フォト」フォルダ
エクスプローラー：指定したフォルダ
「C:/ユーザー/ユーザー名/ピクチャ/iCloud写真」フォルダ
Googleフォトのクラウド上に保存（PCにダウンロードする場合、指定フォルダに保存）
メールの添付ファイルとして受信後、ダウンロード先を選択可能（通常は「ダウンロード」フォルダ）
残念ながら、iTunesではiPhoneの写真をWindowsに取り込むことはできません。iTunesの写真同期機能はPCからiPhoneへの一方向のみ対応しており、パソコンからiPhoneに写真を送るときのみ利用できます。iPhoneからPCに写真を送るとき、本記事で紹介したiTunes以外の方法を利用してください。
デジカメの写真をiPhoneスマホに移すには、こちらの記事「デジカメの写真をiPhoneに移す方法」をご参照ください。
今回は、iPhoneからWindows 11/10パソコンに写真を取り込むための6つの簡単方法を紹介しました。専用ツールFoneTool、Windowsフォトアプリ、エクスプローラー、iCloud、Googleフォト、メールを活用すれば、iPhoneの写真や画像を簡単にパソコンに転送できます。
まとめると、iPhoneとPC間のデータ転送専用アプリ FoneTool が最も簡単な方法といえるでしょう。FoneToolは、一度に大量の写真を高速かつ無劣化で転送できるため、多くのユーザーから高く評価されています。一番簡単で効率的なiPhone写真の取り込み方法を求めるなら、ぜひFoneToolをダウンロードして活用してください！