iCloudバックアップから復元できない時の対処法

iCloudバックアップからのデータ復元ができないとき、ネットワークやストレージの問題が原因かもしれません。この記事では、復元できない場合の対処法を紹介します。

By @Zoe 更新日2025年08月18日

iCloudのバックアップを復元できない時の原因と対処法

新しいiPhoneに古いiPhoneのデータを移行する際、多くの人がiCloudバックアップを利用します。設定も簡単で便利ですが、時にはバックアップを復元できないこともあります。

この記事では、iCloudバックアップから復元できない原因と、トラブルが起きたときの対処法をわかりやすく解説します。

iCloudバックアップから復元できなのはなぜか?

iCloudバックアップを復元できない場合、考えられる原因はいくつかあります。

1. ネットワーク接続の問題

iCloudバックアップの復元には安定したWi-Fi環境が必須です。通信が不安定だと復元が途中で止まったり、エラーが発生したりします。また、モバイルデータ通信では復元できない仕様になっているため、必ずWi-Fiに接続した状態で操作する必要があります。

2. デバイスの電力量が足りない

iPhoneのバッテリーが十分でない状態では、バックアップの復元が途中で停止することがあります。特に復元中はデータ通信や処理が多いので、電力を多く消費します。

3. iCloudバックアップのサイズがデバイスの空き容量を上回る

iCloudバックアップを復元するには、iPhoneの空き容量がバックアップのデータ量より多くある必要があります。また、iPhoneの空き容量が足りないと、iCloudから復元できないこともあります。

4. iOSバージョンが古い

バックアップを作成した端末のiOSバージョンより古いiOSでは、復元ができないことがあります。

5. 不明なエラー

iCloudバックアップの復元中に、エラーコードが表示されない不具合が発生することがあります。これは一時的なサーバーの不具合や通信障害などが原因の場合があり、時間を置いて再試行することで解決することがあります。

iCloudバックアップから復元できない対処法

それでは、以下の方法を順番に試してiCloudバックアップの復元問題を解決していきましょう。

対処法1:ネットワーク接続を改善する

とりあえずiPhoneを安定したWi-Fiに接続しましょう。ほかのWi-Fiに切り替えられない場合は、以下の方法で接続状況を改善できます。

  • Wi-Fi設定を一度オフにしてオンにする
  • 機内モードを一度オフにしてオフにする
  • Wi-Fiルーターの電源を切って、30秒後に入れる

対処法2:デバイスを電源に接続する

iPhoneやiPadのバッテリーを80%以上に充電し、電源に接続したままiCloudバックアップを再度復元してみましょう。

対処法3:デバイスの空き容量を確保する

それでも復元できない場合は、iPhoneで「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」を開き、空き容量がiCloudバックアップのサイズ以上あるか確認しましょう。

容量が不足している場合は、まずiPhone内の不要なアプリや写真、動画を削除して空き容量を増やすことが有効です。また、iCloud側にも不要なバックアップを削除してから再度復元を試みましょう。

🌟関連記事:iPhoneの空き容量を増やす方法

対処法4:iOSを最新にアップデートする

古いiPhoneの場合は、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」をクリックし、利用可能な最新のiOSバージョンをインストールしてください。

【追記】失敗しないiPhoneのバックアップ術

iCloudはクラウドサービスのため、インターネット接続が不安定だとバックアップや復元に失敗することがあります。そこで、インターネット不要でiPhoneのデータをパソコンや外付けHDDに直接バックアップできる方法として、「FoneTool」を紹介します。

FoneToolは完全無料のバックアップソフトで、iPhoneやiPadのデータを簡単に保存できます。必要な写真や動画だけを選んでバックアップすることも、一括で全データをまとめて保存することも可能です。

さらに、iCloudのように追加ストレージを購入する必要がないため、コストを抑えながら安全にデータを管理したい方に最適です。

FoneToolに興味があるなら、以下のボタンをクリックしてFoneToolをダウンロードし、こちらの記事でiPhoneをバックアップしてみましょう。 

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まとめ

今回は、iCloudバックアップから復元できない場合の原因と対処法を解説しました。また、インターネット接続不要で容量制限もなく、手軽にバックアップできるソフト「FoneTool」もご紹介しました。iCloudバックアップに失敗した場合は、代替方法としてぜひFoneToolを試してみてくださいね。