データをバックアップしたり、iPhone容量を解放したりするために、iPhoneからパソコンへ写真を転送したいですか?この記事で、iPhoneからWindows/Macパソコンに写真を送る8つの方法をご紹介します。
iPhoneのカメラを使用して撮る写真は、高画質で気軽に撮れる理由から、ついついたくさんの写真を撮りがちですよね。高画質な写真のゆえに、大量の写真をiPhoneに保存しておくと、iPhoneの容量がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。しかし、iPhoneの空き容量を増やすために、写真をパソコンへ転送しようとしたら「うまく転送できない!」と悩んでいる方もいるかもしれません。
☛iPhoneに保存している写真や動画をパソコンに移したいのですが、どうしたらいいですか?iPhone からパソコンへ写真や動画を移す方法を教えてください!
☛大量の写真や画像を保存すると、iPhoneの容量が圧迫されます。空き容量を増やすため、iPhoneで撮った写真や保存した画像をパソコンに転送したいことがあります。しかし、iPhoneの写真をパソコンに転送・バックアップしたいですが、それがうまくできません。「iPhoneの写真が一部パソコンに転送されない」「iPhoneの写真が一部パソコンに取り込めない」といったトラブルが発生したことがあります。どうすればよいでしょうか?
--ユーザーからの質問
そこで、今回はiPhoneの写真をWindows/Macパソコンに送る8つの方法についてご紹介します。
iPhoneで撮った写真をパソコンに転送する方法はいろいろありますが、今回の記事はWindows向け、5つの通常の方法をまとめてご紹介します(Windows 10/11の場合)。必要に応じて、選択して使ってみてください。
写真をカメラロールだけからパソコンにコピーしたい(つまり、カメラロール内の写真だけ転送したい)場合、方法2~5を使用することができます。
iPhoneからWindows PCに写真を転送する最速の方法は、FoneToolを使うことです。FoneToolは、Windows PC向け、iPhoneデータバックアップ&転送ツールです。選択した写真をiPhoneからパソコンへ完全かつ迅速に移行することができます。
手順 1. FoneToolをダウンロード、インストール、起動します。お使いのiPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続し、必要ならば、パスコードを入力してロックを解除します。
手順 2. 「データ転送」>「iPhoneからPC」を選択します。
手順 3. 「+」アイコンをクリックし、転送したい写真を選択した後、「確認」をクリックします。
手順 4. 「転送設定」で転送先を指定した後、「転送開始」をクリックし、選択したiPhone写真をパソコンに移し始めます。
手順 1. お使いのiPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続し、必要ならば、パスコードを入力してロックを解除します。
手順 2. 「エクスプローラー」⇒「PC」をクリックします。「Apple iPhone(iPhoneの名前)」のアイコンを右クリックし、「画像とビデオのインポート」を選択します。
手順 3. 任意の写真のみ転送したい場合は「インポートする項目を確認、整理、グループ化する」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。
手順 4. パソコンへ転送したい写真にチェックを付け、「インポート」ボタンをクリックします。
転送が完了すると、写真のインポート先のフォルダが表示されます。保存先はデフォルトで「ピクチャ」になっていますが、「その他のオプション」をクリックし、「インポート設定」画面で「参照」をクリックし、画像のインポート先を指定・変更することができます。
パソコンとiPhoneをケーブルでつなぎ、ファイルエクスプローラーを使って「写真」アプリケーションに入っている写真や動画をパソコンへ移すことができます。
手順 1. お使いのiPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続し、パソコンに認識させることを確認します。
手順 2. タスクバーにある「エクスプローラー」のアイコン⇒画面左側の「PC」をクリックし、「デバイスとドライブ」欄にある「○○○iPhone(iPhoneの名前)」をダブルクリックします。
手順 3. そして「Internal Storage」⇒「DCIM」フォルダをダブルクリックします。
手順 4. 「DCIM」フォルダ内のサブフォルダをダブルクリックし、サブフォルダ中の写真(例えば、月次フォルダに分類されている写真)をプレビューできます。
手順 5. 転送したい写真(Ctrlキーを押しながら複数の画像)を選択します。選択した写真の上で右クリックし、「コピー」をクリックします。
手順 6. 保存先のフォルダ(パソコン上のフォルダ)を開き、フォルダ内の空白部分を右クリックし、「貼り付け」をクリックします。
指定した写真が保存先のフォルダに表示されると転送が完了です。
Windows 11/10には「フォト」という写真管理用アプリケーションが標準で付属しています。大量な写真や動画のデータ整理にオススメです。USBデバイスから写真をPCにインポートすることができます。
手順 1. お使いのiPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続し、「このコンピュータを信頼しますか?」と表示された場合は「信頼」をタップし、必要ならば、パスコードを入力してロックを解除します。
手順 2. 左下のスタートボタンをクリックして左アプリケーションリストから「フォト」をクリックします。
手順 3. 「フォト」画面右上にある「インポート」⇒「接続されているデバイスから」の順にクリックします。
手順 4. 「インポート元のデバイスを探しています」画面が表示されます。次には、インポート元のデバイス(○○○iPhone)を選択します。「新しい写真とビデオを探しています」画面が表示されたら、しばらく待ちます。
手順 5. 「項目のインポート」画面が表示されます。インポート先のフォルダはデフォルトで「ピクチャ」になっています。「フォルダーの変更」をクリックして、保存先を指定・変更できます。
手順 6. 転送したい写真を「項目のインポート」画面で選択します。
☛「選択してください」の▼ボタンをクリックすると、「すべての項目」(すべての項目を転送したい場合)「前回のインポート後の項目」が選択可能です。
☛ここでは、「選択してください」は「なし」のままして、転送したい画像を選択します。写真をクリックするとチェックが表示されます。選択を間違えた場合は、再度クリックしてください(チェックはオフになります)。写真を1枚でもクリックすると、「選択してください」は「カスタム」と表記されます。また、「○アイテムのうち○をインポートする」ボタンが青くなり、有効になります。転送したい写真の選択が終わったら、「○アイテムのうち○をインポートする」をクリックします。
「インポート中」の画面が表示されます。転送する写真の枚数が多いと少し時間がかかります。インポートが完了すると、「インポートが完了しました」が表示されます。保存先のフォルダがリンクされているので、クリックすると保存されたことを確認できます。
iCloudは、Appleが提供するクラウド上のデータ保存領域です。保存領域はインターネット上にあるため、自身のスマホやタブレット、パソコン等のストレージ(データ容量)は使用されません。iCloudに保存された写真は、タブレットやPCなどiPhone以外からも簡単にアクセスできるのが特長です。
手順 1. お使いのiPhoneで「設定」⇒「Apple ID」(画面最上部にある自分の名前)⇒「iCloud」⇒「写真」をタップし、「iCloud写真」のスイッチをオンにして、同期を始めます。
手順 2. パソコンでiCloudにサインインします。
☛Webブラウザで「iCloud.com」にアクセスし、アクセス後、Apple IDとパスワードを入力します。
手順 3. 画面上のアイコンをタップするだけでiPhone内の情報を確認できます。ここでは「写真」アプリを選択し、「写真」に入ります。
手順 4. iCloudにアップロードされている写真一覧が表示されます。パソコンに転送・保存したい写真(Ctrlキーを押しながら複数の写真)を選択した後、右上隅のダウンロードアイコン(雲マークに「↓」がついているボタンがダウンロードの印)をクリックし、ポップアップダイアログで保存先フォルダを選択します。
このパートではMacで使える3つの方法をご説明します。Bluetooth(AirDrop)、iCloud写真やイメージキャプチャを使えば、iPhoneからMacに簡単に写真を転送できます。
AirdropはAppleデバイスの間で複数のファイルや写真を転送することができます。それはUSBケーブルなしでiPhoneからMacコンピュータに写真を転送するもう一つの方法です。しかし、それはコンピュータに大量のアイテムをコピーするために適用されないことを知っておく必要があります。
手順 1. iPhoneとMacの両方でWi-FiとBlueToothが有効になっていることを確認します。
手順 2. 送信相手のAirDropが「すべての人」または「連絡先のみ」から受信するように設定されていることを確認します。
手順 3. iPhoneで写真アプリに入ります。転送したい写真を選択し、共有アイコンをタップします。
手順 4. Airdropアイコンをタップし、Macを選択します。すると、選択された写真がMacに送信されます。
手順1:iPhoneで「設定」→「iCloud」よりiCloud写真をタップしてONにします。
手順2:MacでAppleメニューより「iCloud写真」を起動します。
手順3:iPhoneの写真が表示されます。選択した写真をMacにダウンロードすることも可能です。
イメージキャプチャを使って、カメラ、iPhone、iPad、iPod touch、またはその他のカメラ付きデバイスから、画像やビデオクリップをMacに転送できます。
手順1:ケーブルを使用してiPhoneをMacに接続し、電源を入れます。パスコードでデバイスのロックを解除したりデバイスを信頼したりすることを求められる場合があります。
手順2: Macの「イメージキャプチャ」を起動し、「デバイス」リストまたは「共有」リストからデバイスを選択します。
手順3:iPhone内の写真データが一覧表示されるので、転送したいデータを選択し「ダウンロード」をクリックすれば転送が始まります。
iPhoneからパソコンへの写真転送に関するよくある質問は以下のようなものです:
iPhone5からWindows 11/10/8/7パソコンに写真・画像を転送するには、主に3つの理由があります。
写真は人の記憶でもあり、記録でもあります。過去に撮った写真を振り返り、ご覧になることで、記憶のよみがえりと同時に、写真の大切さを感じることができるでしょう。iPhoneの写真をパソコンへ転送・保存して、バックアップを作成するのがかなり必要になります。
iPhoneのカメラで撮影した写真、Safariやメールなどのアプリからダウンロードした写真、長く使うと、iPhoneに保存されている写真も多いです。これらの画像をパソコンに転送・保存して、iPhoneから削除することでiPhoneストレージの空き容量を増やすことができます。
iPhoneを使うと素晴らしい写真が撮れますが、画像をチェックするには不十分な画面サイズです。また、Windows PCで写真を加工・編集したいなら、画像をPCに転送する必要があります。
さまざまな転送方法をご紹介してきましたが、日々使っている中でiPhoneからパソコンに画像をうまく転送できなかったり、エラーが起きたりすることもあります。
とはいえ、そのほとんどは再起動や時間を開けて再度試すなど定番の対処法で直るので、ここで基本的な対処法を一通り記しておきます。
あらゆる不具合が起きたときの基本、再起動です。画像・動画の送信失敗時にも、再起動であっさりうまくいくことはよくあります。
有線でうまくいかないときは、1度ケーブルを抜いてから挿し直すのも基本的な対処法です。もし古いケーブルを使っているなら、端子のサビ具合もチェックしてみてください。必要な場合、USBケーブルを交換してみてください。
ネットワーク関連で一時的な不具合が起きることもよくあります。BluetoothやWi-Fiを1度オフにしてから再度オンにし、もう1度試してみてください。
動画や大量の画像を転送するときに、受信側に空き容量がなくて失敗することもあります。不要な写真を削除するなどして容量を空けましょう。
なかなか解決しないときは、送信側と受信側どちらに問題があるのか切り分けるために、別のデバイスで転送テストしてみましょう。iPhoneからパソコンAに転送が失敗しますが、パソコンBには無事転送できる場合、iPhone側の問題ではなくパソコンAに問題があると考えられます。逆にパソコンBにも転送が失敗する場合は、iPhone側に問題があると考えられます。
……
利用シーンによって適した方法は異なるので、この記事では、iPhoneからWindows/Macパソコンへ写真を転送する一般的なやり方をご紹介しました。転送時には写真を認識しない、保存・取り込みできないなど不具合が起きることもあるので、その原因と対処法も併せて記載しました。困ったときに見返してみてください。
方法によって長所・短所が異なるので、1つの方法にこだわらずいろいろ使い分けてみてください。例えば、Wi-Fi環境が充実している方は『iCloud』を使って自動的にクラウドストレージへ保存するのがラクですが、逆にWi-Fiにあまり繋げない人には向きません。ケーブル接続して転送する方法は少しだけ手間ですが、便利なツール『FoneTool』を使うのがおすすめです。1度理解すればどの方法も簡単なので、ぜひ身構えずに試してみてください。
それに、FoneToolは一括/選択転送機能のほか、バックアップや復元、データ整理にも利用できる高性能かつ多機能なソフトです。ストレスなくiPhoneの写真をパソコンにバックアップできます。