【機種変更】iCloudバックアップから復元が進まない問題の対策

iCloudバックアップの復元中に「iCloudから復元、残り時間:計算中」の画面で止まってしまっている場合、この記事ではその問題の対処法を解説します。復元をスムーズに行うための参考にしてください!

By @Astra 更新日2025年09月22日

問題:iPhoneが「iCloudから復元」の画面で止まって、復元が進まない

 

iPhoneの機種変更後のiCloudでの復元が進みません。

iPhoneを機種変して今iCloudから復元してるんですが何時間たっても1ミリも進みません。 残り時間もずっと計算中です 対処法ありますか?

- Yahoo知恵袋からの質問

新しいiPhone 17を購入し、クイックスタートを使って古いiPhoneのiCloudバックアップからデータを復元しようとしたものの、思うように進まない――そんな経験はありませんか?

「iCloudから復元、残り時間:計算中の画面から進まない」「10時間以上も待っているのに終わらない」といった状況は、多くの方が一度は直面するものです。復元が進まないとデータ移行が完了せず、日常の作業にも支障が出てしまいますよね。

この記事では、iCloudからの復元が進まなくなる原因を解説し、それに応じた具体的な対策をご紹介します。また、より簡単でスムーズにiPhone 17へのデータ移行方法も併せてご提案します。焦らず対処するためのヒントを見つけていきましょう!

原因:iCloud復元中に「残り時間計算中」と表示され進まないのはなぜか?

iCloudから復元中に「残り時間:計算中」と表示され、進行が止まってしまう原因はいくつか考えられます。主に以下のような理由が挙げられます:

原因1:バックアップが大きい 写真や動画、アプリのデータが多いと、復元に時間がかかってしまいます。場合によっては数日かかることもおかしくありません。特に急ぎでなければ、そのまましばらく待ってみるのも一つの方法です。
原因2:ネットワークの不安定 iCloudの復元はインターネット接続を介して行われるため、Wi-Fiが不安定だったり、速度が遅かったりすると、復元の進捗が遅れるだけでなく、「残り時間:計算中」の状態が続くことがあります。
原因3:iCloudサーバーの混雑 AppleのiCloudサーバーが混雑している場合、バックアップデータのダウンロードが遅くなり、「残り時間:計算中」が表示されることがあります。特に新しいiPhoneが発売された直後や、夜間などアクセスが集中する時間帯に発生しやすいです。
原因4:デバイスのストレージ不足 復元先のiPhoneのストレージ容量がバックアップの容量より小さいと、すべてのデータを復元できず、「計算中」の状態が長引くことがあります。
原因5:ソフトウェアやiOSの不具合 iPhoneやiPadのiOSが最新バージョンではない場合や、一部のソフトウェアが正常に動作していない場合、復元プロセスが中断し「残り時間:計算中」が表示されることがあります。

解決:iCloudの復元が進まない・時間がかかりすぎる時の対策

以上の原因を踏まえ、クイックスタートでiCloudからの復元が進まない、または時間がかかりすぎる場合の具体的な対策を確認しましょう。

【ヒント】iCloud復元は時間がかかる仕組みです。急ぐときは、次のパートで紹介する「約10分で終わるデータ移行方法」を参考にしてください。

対策1. iPhoneを電源につなぎ、安定したWi-Fiに接続する

Appleの公式情報や実際のユーザー報告によると、クイックスタートでiCloudからの復元が遅い場合は、iPhoneを電源に接続することで改善するケースがあります。まずは電源につないで、しばらく様子を見てみましょう。

それでも復元が進まない場合は、次のようにWi-Fi環境を見直してみてください。

● ルーターを再起動する:Wi-Fiルーターの電源を切り、10〜20秒後に再度電源を入れてください。

● 不要なデバイスを切断する:他のデバイス(PC、スマートフォン、ゲーム機など)がWi-Fiを使っている場合は、復元中にその接続を切断してみてください。

● Wi-Fi設定をリセットする:「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順にタップして、パスワードを入力してリセットします。

もしWi-Fi接続がどうしても安定しない場合、モバイルデータを使用して復元を試みることも可能です。ただし、大量のデータを復元する場合は、データ通信量が多くなるため注意が必要です。

対策2. iCloudシステムの状況を確認する

iCloud自体に問題がある場合、復元が遅れることがあります。そのため、Appleのシステム状況ページでiCloud関連のサービスが正常に稼働しているか確認してください。

対策3. iCloudバックアップ容量を確認する

iCloudバックアップの容量が新しいiPhoneの空き容量を上回ると、バックアップから復元できないことがあります。

まず、古いiPhoneで「設定」>自分の名前>「iCloud」>「ストレージを管理」>「バックアップ」を開き、対象のデバイスを選んでバックアップサイズを確認してください。

もしバックアップサイズが新しいiPhoneの空き容量より大きい場合は、不要なデータを削除して古いiPhoneで新しいiCloudバックアップを作成し、その後、新しいiPhoneで復元を再試行しましょう。

※ご注意:工場出荷時の新しいiPhoneでも、表示容量すべてが空きとは限りません。iOSやプリインストールアプリに一定の容量が使用されているため、完全に「空っぽ」ではありません。そのため、ストレージ容量が256GBのiPhoneでも、250GBのiCloudバックアップが復元できないことがあります。

対策4. 新しいiPhoneを再起動してやり直す

インターネット接続やiCloudシステムに問題がない場合は、新しいiPhoneを再起動し、一度復元を中断してから最初からやり直しましょう。

また、再起動によってiCloud復元に影響する一時的な不具合は解消されることがあります。バックグラウンドで動くプロセスやキャッシュがクリアされることで、復元がスムーズに進む場合もあります。

機種ごとに操作方法が異なるので、以下の手順に従って再起動後、復元を再試行してください。

  • iPhone 8以降:音量を上げるボタンボタンを押してすばやく放し、次に音量を下げるボタンを押して放します。Appleのロゴが画面に表示されるまで、「電源」ボタンを長押しします。
  • iPhone 7およびiPhone 7Plus:音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続けます。
  • iPhone 6s以前:ホームボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続けます。

再起動の後、もう一度iPhoneの初期設定をして、クイックスタートで「iCloudバックアップから復元」を選択しましょう。

【ヒント】それでもデータ移行がうまくいかない場合は、iCloud復元にこだわらず、より簡単にできるデータ移行方法を試してみましょう。

対策5. iOSバージョンを更新する

また、一時的なバグを修正するために、iPhoneを最新のiOSバージョンにアップデートすることも効果的です。以下の手順でiPhoneをアップデートできます:「設定」アプリを開き>「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順にタップして、iPhoneを最新のiOSバージョンにアップデートしましょう。

古いiPhoneも最新のiOSにアップデートしてから、iCloud復元を改めて試してみましょう。

【最速&簡単】iCloud不要!10分で新iPhoneへデータ移行

以上の対策で「iCloudから復元が進まない」問題は解決しても、復元が完了するまでには時間がかかることがあります。復元中はiPhoneを使えず、どうしてもイライラしてしまいますよね。

そこでここからは、iCloudよりも速くて簡単にデータ移行できる方法をご紹介します。FoneToolは専門的なiOSデバイスデータ転送ソフトとして、Wi-Fiやインターネット接続に依存せず、より速く、簡単にデータを移行することができます。

FoneToolのメリット
✅クイックスタートやiCloud復元より短時間でデータ移行可能。
✅写真・動画・連絡先・アプリデータなど、すべてのデータをまとめて転送できる。
初期設定手順不要で、ワンクリックで新iPhoneに機種変更
✅iCloudやバックアップ経由の復元で起こりやすいトラブルを避けられる
✅最新のiPhone 17シリーズ、iOS 26対応済み

iCloudやクイックスタートでのトラブルにうんざりしている方は、ぜひ使いやすいFoneToolを使って、新しいiPhoneへの機種変更を試してみてください。

無料ダウンロードWin11/10/8. 1/8/7/XP
安全ダウンロード

ステップ1. パソコンでFoneToolを起動して、新旧両方のiPhoneをPCに接続します。「フォン転送」>「iPhoneからiPhone」>「転送開始」の順でをクリックします。

ステップ2. 新旧iPhoneが正しく認識されたら、「転送開始」をクリックします。

約10分ほどで新しいiPhoneが自動的に再起動します。再起動後はそのままホーム画面が表示され、古いiPhoneと同じ感覚で使い始めることができます。

【ヒント】「バックアップ暗号化」を有効にすると、データ漏洩を防ぐためにパスコードを設定する必要があります。このパスコードは、バックアップデータの復元時にも必要になるため、しっかりと覚えておくことが大切です。これにより、ヘルスケア、フィットネス、Keychainなどのプライベートデータもバックアップできます。

おまけに:FoneToolならiCloudから復元もできる

もしiCloudバックアップから写真や動画など、一部のデータのみを復元したい場合、FoneToolを利用することができます。

FoneToolは、iPhoneデータ管理専用のソフトとして、iCloudに保存しているデータをパソコンでプレビューし、ダウンロードすることができます。ダウンロード後、その転送機能を使用すれば、パソコンからiPhoneにiCloudバックアップのデータを簡単に復元することができます。

FoneToolはWi-Fi接続なしでも動作するため、Wi-Fiが不安定だったり接続がない場合でも、iCloudからデータをダウンロードできます。iCloudからデータを選択的に復元したい方は、以下の手順に従って操作してください。

まずはiCloudバックアップのデータをパソコンにダウンロードする

ステップ1. WindowsパソコンにFoneToolをダウンロードして、インストールします。

ステップ2. FoneToolを起動して、左側のメニューから「私のiCloud」を選択します。ここで自分のアップルアカウントでサインインします。

ステップ3. サインイン後に、右側の「iCloudを管理」をクリックします。iCloud管理画面で、復元したいデータを選択して、画面上部の「ダウンロード」ボタンをクリックします。

ステップ4. 最後に、すべてのiCloudファイルの保存先を選択し、「ダウンロード」をクリックしてタスクを開始します。

次にPCからiPhoneにiCloudバックアップのデータを転送する

ステップ1. 復元先のiPhoneをパソコンに接続して、FoneToolで「フォン転送」>「PCからiPhone」を選択します。

ステップ2. プラスアイコンをクリックして、先程パソコンにダウンロードしたiCloudの写真や動画を追加します。

ステップ3. 追加したファイルがリストされたら、「転送開始」をクリックします。

FAQ:iCloudバックアップについてよくある質問

このセクションでは、iCloudのバックアップと復元に関するよくある質問をご解説します。

質問1. iCloudから復元するのにかかる時間は?

iCloudからの復元にかかる時間は、復元するデータの量や通信環境によって異なります。復元するデータが多いほど時間がかかります。また、Wi-Fi接続が安定していることやインターネット速度が高速であることが、復元時間の短縮に役立ちます。通常、数分から数時間かかることがあります。

関連記事:【クイックスタート】iPhoneへのデータ転送はどのぐらい時間かかりますか?

質問2. iPhoneの復元を早くするにはどうしたらいいですか?

iCloudの復元を早くするには、上述の対策を試すことができます。また、iCloudバックアップから不要なデータを削除することで、復元するデータ量を減らし、復元速度を向上させることができます。

iCloudバックアップからのサイズを減らす方法:

1. 設定アプリを開き、「自分の名前」>「iCloud」をタップします。

2. 「ストレージ」または「アカウントのストレージを管理」をタップして、「バックアップ」をタップします。

3. 使っているデバイスの名前をタップして、バックアップの必要がないアプリをオフにします。

「オフにして削除」を選択してアプリの削除を確定すると、そのアプリのデータがiCloudからすべて削除されます。

質問3. iCloudバックアップを途中でやめたらどうなる?

iCloudバックアップを途中でやめると、その時点までのデータは復元されません。復元が完了する前に中断した場合、復元の途中までのデータしか反映されず、不完全な状態になる可能性があります。そのため、復元は最後まで完了させることをおすすめします。もし途中で中断した場合は、再度復元を試みることができます。

関連記事:iPhoneのバックアップを中断・再開する方法|iCloud&iTunes

まとめ

以上が、iCloudバックアップを復元する際に「残り時間計算中」と表示されて復元が進まない場合の原因と対処法です。適切な対策を講じることで、iCloudの復元が無事に進むことが多いです。それでも復元が進まない場合、FoneToolを利用することで、古いiPhoneから全てのデータを直接新しいiPhoneに移行することができます。これにより、問題をスムーズに解決できます。

FoneToolを使用すれば、バックアップやデータ移行が簡単に行え、データ管理が一層便利になります。ぜひこの機会にFoneToolをダウンロードして、活用してみてください!