YouTubeの音源だけをダウンロードしたいが、そうすればいいでしょうか?この記事では、スマホとパソコンでYouTube動画の音源を抽出してダウンロードするための無料方法を紹介します。
YouTube(ユーチューブ)の動画を観ていると、気に入った動画の音声をスマホに保存して、オフラインでいつでも聴けたらいいなと思うこと、ありますよね。
実は、YouTube公式では音声のみのダウンロード機能は提供されていません。しかし、専用のオンラインサイトやアプリを使えば、動画から音声部分だけを抽出して保存することが可能です。
そこで今回は、スマホとPCで使える、YouTubeから音声のみを無料ダウンロードする方法をご紹介します。
まずはiPhoneとAndroidスマホで、YouTubeの音声をダウンロードする方法をご紹介します。
Androidユーザーにおすすめなのが、無料アプリ「Snaptube」です。このアプリを使えば、YouTubeの動画や音声(MP3/M4A形式)を直接ダウンロードできます。
| ✔️メリット | ❌デメリット |
| YouTubeの動画と音源を無料でダウンロード | Google Play非対応のため、公式サイトやサードパーティからAPKを入手する必要があり、マルウェア感染などセキュリティリスクが高い |
| ダウンロード時に複数の画質/音質オプションを選択可能 | ダウンロードした音声ファイルの再生には別途メディアプレイヤーアプリが必要 |
使い方はとても簡単です。YouTubeで動画の共有リンクをコピーし、Snaptubeを起動すれば、動画や音声をダウンロードできます。
iPhoneユーザー向けに、動画の音声をMP3形式で保存できる「Easy MP3 Converter」というアプリがあります。このアプリを使用すると、YouTube動画から音声を抽出して保存することができます。
| ✔️メリット | ❌デメリット |
| App Storeから入手可能で安全性が高い | YouTube動画を直接ダウンロードできないため手間がかかる |
| 無料で音声変換が利用可能 | 無料版には広告が多く表示される |
使い方: 1. YouTubeで動画を再生し、iPhoneの画面収録機能で保存します。
2. Easy MP3 Converterを起動し、左上の「ファイル」>「カメラロール」を選択します。
3. アクセス許可後、保存したYouTube動画を選択し「保存」をタップします。
4. 動画をタップして「変換」をタップし、変換したいファイルの形式(AAC/MP3/WAV)を選択します。
5. 「変換」をタップすると動画から音声が抽出され、アプリ内の「Documents」に保存されます。ここで音声を再生できます。
アプリを使わずに手軽にダウンロードしたい場合は、「Y2Mate」という無料のオンラインサービスが便利です。Y2MateはYouTube動画の音声をMP3/AAC/M4A形式で抽出できます。Android・iPhone・Windowsどちらからでも利用可能です。
| ✔️メリット | ❌デメリット |
| アプリインストール不要で手軽に利用可能 | サイト上に広告が表示される |
| YouTubeの動画/音声を無料で無制限にダウンロード可能 | iPhoneの場合、ダウンロードした音声を再生するには別の音楽プレイヤーが必要 |
使い方: 1. YouTubeで動画のリンクをコピーしてから、ブラウザでY2Mateサイトにアクセスして、リンクを検索バーに貼り付けます。
2. 「Audio(音声)」タグで希望の音質を選択して、緑色の「Download」ボタンをタップします。
続いて、WindowsやMacでYouTubeの音声を無料で取り出す方法をご紹介します。
「Youtube to mp3 converter」は、YouTube動画のURLを入力するだけで音声ファイル(MP3やM4A形式)に変換できる無料オンラインサービスです。ソフトのインストール不要でスマホ・PCどちらからでも利用できます。
| ✔️メリット | ❌デメリット |
| 登録不要で即利用可能 | 使っているとポップアップが多くて、ちょっと使いづらいこともある |
| MP3やM4Aなど複数フォーマット対応 | 無料で使える分、画質・音質選択や時間制限がある場合あり |
使い方: 1. ダウンロードしたいYouTube動画のURLをコピーし、「Youtube to mp3 converter」の入力欄に貼り付けます。
2. ページを下にスクロールすると変換結果が表示されます。※ 不要な広告やタブが自動で開くことがありますが、無視して閉じてください。
3. 緑色の「Download MP3」ボタンをクリックしてダウンロード完了まで待ちます。※ こちらも開いた不要なタブは閉じて大丈夫です。
「動画のリンクうをいちいちコピーするのは面倒」という方には、ブラウザ拡張機能「Video DownloadHelper」がおすすめです。この拡張機能を使うと、ブラウザでYouTube動画を視聴しながらその動画の音声だけを簡単に保存できます。
| ✔️メリット | ❌デメリット |
| 動画を見ながら簡単に音声だけを保存できる | 現在、ChromeではYouTubeに対応していないため、Firefoxでの利用が基本 |
使い方: 1. Firefoxに「Video DownloadHelper」拡張機能をインストールします。※Chrome版はYouTube非対応のため、Firefoxを利用してください。
2. YouTubeで動画ページを開き、拡張アイコンをクリックして「Video DownloadHelper」を選択します。
3. 「詳細」ボタンをクリックし、「音声をダウンロード」をクリックします。
YouTubeから音源をダウンロードできても、iPhoneで再生するには「ファイル」アプリを開いたり、別の音楽再生アプリをインストールしたりと、少し手間がかかりますよね。
そこで、ダウンロードしたYouTubeの音声ファイルをiPhoneの標準アプリ「Apple Music」に追加して再生する方法を紹介したいと思います。おすすめの方法は「FoneTool」というPCとiPhone間のデータ転送専用ソフトを使うことです。
FoneToolを使えば、パソコンに保存したYouTube音声ファイルを、わずか数ステップでiPhoneのミュージックアプリに直接追加できます。面倒な同期や変換も不要で、とても使いやすいです。
下のボタンからFoneToolをダウンロードし、YouTubeから保存した音声をApple Musicに追加してみましょう。とても簡単で、すぐにお気に入りの音楽を楽しめます。
1. iPhoneをパソコンに接続し、画面のロックを解除します。その後、表示されるポップアップで「信頼」をタップしてください。
2. FoneToolで、「フォン転送」>「PCからiPhone」>「転送開始」オプションをクリックします。
3. 上部の「音楽」タグを選択してから、フォルダアイコンをクリックし、パソコンに保存してあるYouTubeの音声ファイルを選択して「開く」をクリックします。
4. 「転送開始」をクリックすれば、YouTubeの音源がApple Musicに追加されます。
今回は、YouTube(ユーチューブ)から音源を抽出しダウンロードするため、いくつかの無料アプリやオンラインサイトをご紹介しました。それぞれの長所と短所をよく確認して、自分に合った方法を選んでください。ただし、違法にアップロードされた動画の利用や著作権を侵害するダウンロードは厳禁です。必ず個人で楽しむ範囲にとどめましょう。
また、ダウンロードした音源をiPhoneのApple Musicに追加したい方には、FoneToolがおすすめです。このソフトを使えば、他の音声再生アプリをインストールせずにYouTubeの音源を快適に楽しめます。ぜひ試してみてください。