iTunesとiPhoneを同期する際に、プログレスバーがずっとステップ2/5のままで進まないことがあります。この記事では、そんなiPhoneの同期がなかなか終わらない場合の対処法をわかりやすく紹介します。
iTunes同期がステップ2から進まない
itunesに曲を入れました。アイフォンに入れようと同期をしましたが ステップ2/5から進みません。どうすれば良いのでしょうか?
- Yahoo知恵袋からの質問
iTunesでiPhoneに音楽などを同期しようとしたとき、ステップ2が遅くて、「同期中(ステップ2/5)」のまま進まず、なかなか同期が終わらないことはありませんか?
この記事では、iTunesとiPhoneの同期がステップ2・ステップ3から進まない原因と、その対処法を解説します。さらに、同期を使わずにiTunesやパソコン内のデータを直接iPhoneに取り込む方法もあわせて紹介します。お困りの方は必見です。
iPhoneの同期ステップ2が遅い、または進まないときは、まずは下の対処法を順番に試してみてください。
もし手間をかけずに解決したい場合は、次のパートで紹介する専用の転送ツールを使う方法もおすすめです。
パソコンで毎回iTunesを使ってiPhoneを同期・バックアップする際には、必ずiPhoneのロックを解除し、「このコンピュータを信頼」と表示されたら「信頼」をタップしてください。もしこれを行わないと、同期が「バックアップを作成中 2/5」で止まってしまい、先に進みません。
パソコンやiPhoneのストレージが不足していると、iTunesとの同期が遅くなったり、途中で止まってしまうことがあります。実際に、使用できる容量が少ないと同期の「ステップ2:バックアップを作成中」がいつまでも終わらないケースが多く報告されています。
そのため、まずはパソコンとiPhoneの両方で空き容量を確認してください。もし容量が不足している場合は、以下のような方法でストレージに余裕を持たせたうえで、再度同期を行ってみてください。
同期のプログレスバーの文字が「同期中:バックアップを作成中」から進まない場合、破損したバックアップファイルが原因になっている可能性があります。
特に、以前にiTunesでバックアップを作成した際、何らかの理由で正常に完了しなかった場合は、不完全なバックアップファイルが残り、それが同期の邪魔をしていることもあります。
以下の手順で破損したiTunesバックアップファイルを削除してください。
ステップ 1. iTunesを起動して、上部の「編集」をクリックし、「環境設定」を選択します。
ステップ 2. 「デバイス」タグを選択したら、バックアップがデバイス名とバックアップ日と共に表示されます。「バックアップを削除」をクリックします。
また、Windowエクスプローラーで「C:\Users\[PC name]\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync」に移動して、バックアップのファイルを削除できます。
iTunesで音楽や写真などをiPhoneに同期する際、実は最初にiPhone全体のバックアップをPCに作成し、そのあとで同期が始まる仕組みになっています。
そのため、iPhoneのデータ量が多いと、バックアップにかなり時間がかかってしまうこともあります。そのバックアップを少しでも早めるには、iPhone内の不要なデータを削除するのが効果的です。
とはいえ、大切なデータを消したくない方も多いと思います。そんなときは、iCloudバックアップを有効にすることで、iTunesで同期する際のPCへのバックアップをスキップできます。
手順:「設定」>「自分の名前」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」または「このiPhoneをバックアップ」をオンにします。iPhoneが電源とWi-Fiに接続すれば、自動的にバックアップが始まります。
iTunesでの同期がステップ2で終わらない場合は、一度同期を中止し、同期の設定を見直してから再度試してみると、問題が解決することがあります。
ここでiTunesとiPhoneの音楽同期を例に、具体的なやり方を説明します。
ステップ 1. iTunes画面上部の同期プログレスバーの左端にあるアイコンをクリックして、同期をキャンセルします。
ステップ 2. 「ミュージック」項目で、「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」にチェックを入れます。
ステップ 3. 何も選択せずに「適用」をクリックし、ゼロ同期してiPhone内の音楽を削除します。
ステップ 4. ゼロ同期が完了したら、「ミュージックライブラリ全体」にチェックを入れて、すべての曲を再同期します。
iPhoneの同期が「同期を準備中」のままで終わらない場合、iTunesのバックグラウンドで動作する「MDCrashReportTool」が同期を妨げる原因と考えられます。
以下の手順でこのプロセスを強制終了すれば、同期が正常に進行する場合があります。
#Windowsの場合:Shift + Ctrl + Escキーを同時押しでタスクマネージャーを開きます。「iTunes」をクリックし、その下にある「MDCrashReportTool」を右クリックして、「タスクの終了」を選択します。
#Macの場合:Finderの「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「アクティビティモニタ」を開きます。プロセス名」リストで「MDCrashReportTool」を選択し、左上にある「停止」ボタンをクリックし、表示されるダイアログで「強制終了」を選択します。
iOS 17.2を使用している場合、iTunesで同期を開始しても「同期を準備中(ステップ2)」から先に進まない不具合が報告されています。これは、iOS 17.2に特有のバグである可能性があります。
そのため、iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデートすることで、不具合が解消され、同期が正常に進むことが期待できます。
また、iTunesのバージョンが古いままだと、同期時にエラーが発生しやすくなるため、パソコン側のiTunesも最新のバージョンに更新しておきましょう。
iTunesとの同期が遅かったり止まってしまう場合、使用しているUSBケーブルやパソコンのUSBポートに問題がある可能性があります。ケーブルの断線やポートの接触不良、ほこりの詰まりなどが原因で、同期の通信がうまく行われないことがあります。
そのため、まずは別のUSBケーブルやポートに差し替えて、問題が解消するか確認してください。また、サードパーティ製のケーブルを使うと同期が遅くなることがあるので、Apple純正のケーブルの使用をおすすめします。
以上の方法を試しても同期が「ステップ2/5」で止まったまま改善されない場合は、どうしますか?そんな時は、iTunesよりもっと高速で操作も簡単な専用転送ツールFoneToolの利用がおすすめです。
FoneToolを使えば、PCやiTunesライブラリにある音楽・写真・動画など、様々なファイルをワンクリックでiPhoneに取り込むことができます。
iTunesの同期トラブルで貴重な時間を無駄にしたくない方には、FoneToolの利用がおすすめです。今すぐFoneToolをダウンロードして、以下の手順でその使いやすさを体感してみてください。
ステップ 1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。FoneToolを起動して、「フォン転送」>「PCからiPhone」をクリックします。
ステップ 2. 青いフォルダアイコンをクリックすると、パソコンのファイルや「C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\」フォルダ内のiTunesの音楽やビデオファイルを選択できます。
ステップ 3. 選んだファイルがリストに表示されたら、「転送開始」をクリックして、iPhoneに取り込みます。
以上が、iTunesとiPhoneの同期が「同期を準備中」または「バックアップを作成中」と表示されるステップ2が進まない時の対処法になります。
こうした手間のかかるトラブルに時間を取られるよりも、iTunesの代わりに専門的な転送ツールのFoneToolを使う方が、スムーズで簡単です。特に効率的にデータを転送したい、パソコンの操作に不慣れな方は、ぜひFoneToolをダウンロードし活用してみてください。