【クイックスタート】新しいiPhoneでサインインが終わらない時の対処法

クイックスタートでデータを移行した後、新しいiPhoneで「サインイン中」の画面がなかなか終わらないですか?このようなトラブルが起きた場合でも、この記事で解決方法を見つけることができます。

By @Astra 更新日2025年08月28日

新しいiPhoneで「サインイン中」が終わらない?!

 

新しいiPhoneのクイックスタートが終わってサインインをしているのですが中々終わりません…どうしたらいいですか、?

- Yahoo知恵袋からの質問

最近、iPhone15やiPhone16に機種変更したユーザーから「クイックスタート後に新しいiPhoneがサインイン中から進まない」という報告が増えています。

この画面のグルグル回る状態が続くと、データが正しく移行されているのか、後どれぐらい待てばよいのか、不安になりますね。

新しいiPhoneで「サインイン中...」
iPhoneで「サインイン中」が終わらないのはなぜですか?

新しいiPhoneでクイックスタートを行った際に、「サインイン中」のまま長時間進まない場合、考えられる原因は以下の通りです。

Wi-Fi接続が不安定。Appleサーバーに接続するため、安定したネット環境が必要です。(対処法はこちら
iOSバージョンが古い。特に新しいiPhoneのiOSが旧iPhoneより古い場合に起こりやすいです。(対処法はこちら
ストレージ容量が不足。旧iPhoneの空き容量が2〜3GBしかない場合、処理が進まないことがあります。(対処法はこちら
旧iPhoneに構成プロファイルがインストールされている。こういう管理プロファイルが干渉して、サインインが進まない場合があります。(対処法はこちら

ここで今回は、クイックスタートでデータ移行をした後、新しいiPhoneでが「サインイン中」の画面で終わらないときの対処法を紹介します。さらに、クイックスタートがうまくいかないときの簡単な代替のデータ移行方法も後半で取り上げますので、ぜひ最後までお読みください。

クイックスタート後に「サインイン中」が終わらない時の対処法

実際に、新しいiPhoneでApple IDのサインインに長い時間がかかるのはよくある現象です。急いでいない場合は、新しいiPhoneをそのまま置いて、根気強く待ってみましょう。

ただし、あまりにも時間がかかりすぎてしまう場合は、次の対処法を一つずつ試してみましょう。

対処法1:iPhoneを強制再起動する

「サインイン中」の画面で止まってしまっても、iPhoneを強制再起動することで無事にサインインできる場合があります。

※強制再起動をしても、移行済みのデータは消えないので安心してください。

iPhoneを強制的に再起動する手順:

  • 音量を上げるボタンを押してすぐに放す
  • 音量を下げるボタンを押してすぐに放す
  • サイドボタンを押し続ける
  • Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す

再起動後、サインインはすぐに完了するはずです。それでもサインインできない場合は、再起動を数回行ってみてください

対処法2:Wi-Fi接続の見直し・モバイルデータ通信に切り替える

再起動してもサインインが終わらない場合は、ネットワークの不安定が原因かもしれません。新しいiPhoneでWi-Fi環境を見直すために、以下の方法を試してみてください。

1Wi-Fiルーターを再起動してみる

2飛行機モードをオン/オフに切り替える

3通信状況の良い別のWi-Fiに接続する

また、場合によってはモバイルデータ通信に切り替えることで改善することもあります。必要であればSIMカードを挿入して試してみてください。

対処法3:新旧iPhoneを最新のiOSにアップデートする

それでも新しいiPhoneでApple IDのサインインができない場合は、新旧iPhone両方とも最新のiOSにアップデートしてください。

古いiPhoneの場合:「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に進みます。

新しいiPhoneの場合:設定が完了する前の状態では設定アプリにアクセスできないため、iTunes(またはMacの場合はFinder)を使ってアップデートします。具体的な手順は以下の通りです。

1. Windows PCでiTunesをダウンロード・インストールします。

2. iPhoneをリカバリーモードにする

  • 音量を上げるボタンを押してすぐに放す
  • 音量を下げるボタンを押してすぐに放す
  • サイドボタンを長押しする(Appleロゴが表示されても押し続け、コンピュータとケーブルの画像が表示されるまで保持する)
リカバリーモードに入ったiPhone

3. リカバリーモードに入ったiPhoneをパソコンに接続します。

4. iTunesやFinderで「復元」か「アップデート」の選択肢が表示されたら、「アップデート」を選択します。

【ヒント】リカバリーモードができないときの解決策

対処法4:古いiPhoneののストレージ容量を確保する

古いiPhoneのストレージ容量がほぼいっぱいだと、サインインやデータ移行に影響することがあります。古いiPhoneで「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で空き容量を確認してください。

容量が足りない場合は、古いiPhoneから不要なアプリや写真を削除して、空き容量を確保してください。少なくとも15GB以上の空き容量を作ることをおすすめします。

【ヒント】事前に写真をパソコンに移すか、iCloudやGoogleフォトにバックアップしてから削除するのをおすすめします。

対処法5:古いiPhoneから構成プロファイルを削除する

古いiPhoneに構成プロファイルをインストールしたことがある場合は、必ず削除してください。とりあえず以下の手順で確認してみましょう。

  • 「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」を選択します。
  • プロファイルを選択し、「プロファイルを削除」をタップして、画面に表示される指示に従います。
  • 削除後、iPhoneを再起動します。

※ご注意:
プロファイルが表示されない場合、古いiPhoneにはデバイス管理プロファイルはインストールされていません。
場合によって、デバイスにあるプロファイルを削除できないこともあります。

クイックスタート代替のデータ移行方法(おすすめ)

これまでの方法を試しても新しいiPhoneでサインインが完了しない、あるいはサインインはできたものの一部のデータが移行されなかった場合に備えて、クイックスタートの代替としてFoneToolという専用ソフトを使った方法があります。

FoneToolなら、ワンクリックでiPhoneからiPhoneへすべてのデータを安全に移行できます。操作も非常に簡単で、2台のiPhoneをパソコンに接続し、数回クリックするだけで移行が完了します。

さらに、移行が終わった新しいiPhoneはそのまますぐに使えるので、サインイン画面で止まる心配もありません。面倒な設定や待ち時間もなく、スムーズにデータを移行したい方にぴったりの方法です。

  • 成功率が高く、確実にデータを移行できる
  • 写真、動画、連絡先、メッセージ、アプリデータなど、ほとんどのデータを移行可能
  • インターネット不要高速に移行
  • 移行後の新しいiPhoneはそのまますぐに使える
  • すべてのiPhone・iPadモデル、iOSバージョンに対応

FoneToolでiPhoneからiPhoneにデータを移行する方法:

1. 2台のiPhoneをケーブルでパソコンに接続し、ロックを解除して「信頼」をタップします。

【ヒント】ケーブルが1本しかない場合は、FoneToolで古いiPhoneの完全バックアップを作成して、そのバックアップを新しいiPhoneに復元することでデータを移行できます。

2. FoneToolを起動し、「フォン転送」>「iPhoneからiPhone」>「転送開始」の順でクリックします。

3. 両方のデバイスが正しく認識されたら、「転送開始」をクリックします。

まとめ

今回は、クイックスタートの後、新しいiPhoneで「サインイン中」画面が終わらない時の原因と対処法を紹介しました。こういうトラブルにあった場合は、再起動やWi-Fi環境の見直し、iOSのアップデート、不要データの削除、構成プロファイルの確認を順番に試してみてください。

それでもサインインができない場合や、クイックスタートが使えないときには、FoneToolを使えば、ワンクリックで安全・確実にデータを移行できます。写真や動画、連絡先、メッセージ、アプリデータなど、ほとんどのデータをまとめて移行でき、移行後の新しいiPhoneはそのまますぐに使用可能です。

クイックスタートで不安や手間を感じる場合でも、FoneToolを使えば簡単かつ安心にiPhoneのデータ移行ができます。ぜひ活用して、新しいiPhoneをスムーズに使い始めてください。