【2025検証】機内モードでiPhoneロックを解除する裏ワザ

iPhoneのパスコードを忘れてしまい、「機内モードでロックを解除できる」と聞いたことがある方もいるかもしれません。この記事では、その方法が本当に有効なのかどうかを検証し、機内モードでiPhoneのロック解除が可能かどうかをご紹介します。

By @Astra 更新日2025年08月26日

iPhoneロックを機内モードで解除する裏ワザって本当?

 

ロック解除したい携帯に他の携帯から不在着信を残し、解除したい携帯を機内モードにする。その後通知センターの不在着信をタップするとロック解除になるという記事を見ました これは本当でしょうか?

- Yahoo知恵袋からの質問

iPhoneのロック解除にまつわる都市伝説として、「機内モードをオンにして不在着信をタップすれば、パスコード不要でロックが解除できる」という“裏ワザ”がありますが、本当に使えるのでしょうか?

結論として、この裏ワザは過去の古いiOSバージョンにおいて、一時的に有効だった可能性がありますが、それは不具合や脆弱性を突いた方法にすぎません。現在ではAppleによってすでに修正されており、最新のiOSではまったく通用しません。自分もiPhone 16(iOS 18)で実際に試したところ、ロックは解除されず、この情報は誤りであることがはっきりと確認できました。

そこで今回は、まず機内モードを使ったロック解除の裏ワザ手順を解説します。さらに、機内モードで解除できなかった場合の、安全で確実にロックを解除する方法も紹介します。時間をムダにしたくない方は、こちらをチェックしてください。

iPhoneのロックを機内モードで解除する方法

iOS 8より前のバージョンをお使いなら、機内モードで解除できる可能性があります。ただし、iOS 8以降ではすでに修正されているため、この方法ではロック解除はできないことをご理解ください。

1. 他のスマホからロック中のiPhoneに電話をかけ、不在着信を残します。

2. ロック画面で画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。

3. 機内モードをタップしてオンにします。(飛行機マークがオレンジ色に変わります)

4. オンにした後、ロック画面の不在着信通知をタップします。

この手順により「連絡先」アプリが起動し、場合によってはパスコード入力なしでロック画面を突破できることがあります。

※ご注意:
たとえこの方法で一時的にロック解除できても、それは一時的なものです。iPhoneを一度スリープ状態に戻すと再びパスコードの入力が必要になる場合があります。

機内モードでiPhoneのロックを解除できない時の代替方法

機内モードの裏ワザが通用しない場合でも、諦める必要はありません。本パートでは、サードパーティ製ソフトから公式手段まで、安全かつ確実にiPhoneのロックを解除できる代替方法をまとめて紹介します。

もしiPhoneのパスコードを何度も間違えて「iPhoneは使用できません iTunesに接続」と表示されてしまった場合、このパートで紹介する方法でiPhoneを初期化するしかロックを解除する方法はありません。

方法1:専門のロック解除ツールFoneTool Unlockerを使用する

FoneTool Unlockerは、パスコードを入力せずにiPhoneの画面ロックを安全に解除できるツールです。パスコードを忘れてしまった場合や、iPhoneが完全にロックされてしまった場合でも、FoneTool Unlockerを使えば、簡単かつ確実にロックを解除することができます。

🌸パスコード不要でiPhoneの画面ロックを素早く解除できます。 🌸数字のパスコードはもちろん、Face  IDやTouch  IDの解除にも対応しています。 🌸独自に開発された解除エンジンにより、99%以上の成功率を誇ります。 🌸100%安全で、端末を壊す心配がありません。 🌸複雑な設定は不要で、画面上の案内に従うだけで簡単にロック解除できます。 🌸iPhone 4からiPhone 16まで(iOS 8〜iOS 26)幅広く対応しています。

パソコンにFoneTool Unlockerをダウンロードし、以下の手順でiPhoneのロックを解除しましょう。

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1. iPhoneをUSBケーブルでコンピューターに接続し、FoneTool Unlockerを起動します。

2. 「iOSデバイスの画面ロックを解除」を選択し、「解除開始」をクリックします。

3. 「ガイド」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってiPhoneをリカバリーモードにします。

4. リカバリーモードに入ったら、「次へ」をクリックしてファームウェアダウンロードページに進みます。デバイスモデルが検出されたら、「ダウンロード」をクリックします。

5. ダウンロードが完了したら、「開始」をクリックし、画面ロックの解除を開始します。

削除に成功した画面が表示されたら、iPhoneは自動的に再起動され、「こんにちは」という初期設定画面が表示されます。これでiPhoneにかかっていたロックは解除され、再びiPhoneをセットアップできるようになります。

なお、事前にバックアップを取っていた場合は、そのバックアップを復元することで、元のデータをすべて戻すことが可能です。

★ガイド:設定後にiPhoneをバックアップから復元する方法

方法2:iTunes/Finderを使ってiPhoneのロックを解除する

Appleが提供する公式ツールiTunesまたはMac向けのFinderを使えば、iPhoneの画面ロックを解除することができます。Windowsの場合は、まずiTunes for Windowsをダウンロードしてインストールし、次に紹介する手順を実行してください。

ステップ 1. iPhoneをリカバリーモードにする

1. iPhoneの電源を切ったあと、コンピューターに接続します。

2. お使いのモデルに応じて、以下の手順でiPhoneをリカバリーモードにします。

  • iPhone 8以降:音量アップボタンを押してすぐに離し、次に音量ダウンボタンを押してすぐに離し、その後サイドボタンを長押しします。
  • iPhone 7/7 Plus、iPod touch(第7世代):トップボタン(またはサイドボタン)と音量ダウンボタンを同時に長押しします。
  • iPhone 6s以前、iPod touch(第6世代)以前ホームボタンと電源ボタンを同時に長押しします。

3. iPhoneの画面に、コンピュータとケーブルのイラストが表示されたら、ボタンを離してください。

ステップ 2. iTunesやFinderでiPhoneを初期化する

iTunesの場合:左上のスマホアイコンをクリック>サイドバーの「概要」を選択し、「iPhoneを復元」をクリック>ポップアップウィンドウで「復元」を選択します。

Finderの場合:サイドバーで「場所」の下でiPhoneを選択>「一般」タグで「iPhoneを復元…」をクリックします。

方法3:iPhone本体の消去機能を使う(iOS 15.2以降)

パソコンが手元にない場合でも、ロック画面の「iPhoneを消去」機能を利用すれば、パスコードを入力せずにiPhoneのロックを解除することが可能です。ただし、この機能でロックを解除するには、以下の条件を満たしている必要があります。

iOS 15.2以降を搭載したiPhoneであること
iPhoneがオンライン状態であること
サインインしているApple IDのパスワードがわかること

1. iPhoneのロック画面右下に表示される「iPhoneを消去」または「パスコードをお忘れですか?」のオプションをタップします。

2. 「iPhoneを消去」または「iPhoneのリセットを開始」を選択します。

3. Apple IDのパスワードを入力し、「消去」をタップします。

これでiPhoneの初期化が始まり、その後自動で再起動されます。再起動後は初期設定を行ってください。

【補足】iOS 17の新機能でデータを失わずにiPhoneロックを解除する

上記の操作を実行した後に「以前のパスコードを入力」という選択肢が表示された場合は、データを消去せずにロックを解除できる可能性があります。この機能は、以前に設定したパスコードを使ってiPhoneのロックを解除し、パスコードの変更ができるからです。ただし、この選択肢はパスコードを変更してから3日以内の場合にのみ表示されます。

よくあるご質問

結論

結論から言うと、機内モードを使ったiPhoneのロック解除の裏ワザは、過去の古いiOSバージョンでは一部で通用したこともありましたが、現在のiOSでは対策が施されており、もはや利用できません。

そのため、実際にロックを解除するにはiPhoneを初期化するしか方法はありません。初期化が必要な場合、FoneTool Unlockerのような高性能なロック解除ツールを使えば、簡単な手順ですぐにiPhoneのロックを解除できます。