【3つの方法】iPadを外付けHDDにバックアップする

iPadのデータを外付けHDDにバックアップすることは、データの損失を避けるための素晴らしい方法です。この記事では、2022年モデルを含むiPad、iPad pro、iPad miniを外付けHDDにバックアップする3つの方法を案内します。

By @Astra 更新日2025年10月30日
 

iPadを外付けHDDにバックアップするにはどうしたらいいですか?

iPhoneやiPadのバックアップを取りたいけれどパソコンの容量が足りない場合、パソコンに外付けのHDDを取り付けたら、バックアップを取ることは可能なのでしょうか?パソコンはノートパソコンです。今までUSBメモリは使ったことがあるのですが、HDDは使ったことがなく、どういうものかもよくわかっていません…。

- Yahoo知恵袋からの質問

iPadを外付けHDDにバックアップする必要性

ディスプレイとプロセッサが優れているため、多くの人が最新のiPad Proを購入しました。新品のiPadを手に入れたら、データの損失や予期しない状況を回避するために、iPad/iPad Proを外付けHDDにバックアップすることをお勧めします。iPadのバックアップに関しては、Appleが提供するiCloudサービスを利用して、クラウドベースのストレージにデータを自動的にアップロードしているユーザーが多くいます。

例えば、iCloudの同期をオンにすると、iPadに新しい写真や動画を追加すると、その写真が自動的にiCloudストレージにアップロードされます。ただし、iCloudを利用せずiPadのデータを外付けHDDにバックアップしているユーザーも少なくありません。理由はいくつかあります。

● iCloudの容量を節約する:iCloudはApple IDごとに5GBの空き容量しか与えられないので、iCloudストレージがすぐにもいっぱいになります。そして、iCloudが使えない、iCloudバックアップが進まないなどの問題がどんどん現れ、ストレージプランを追加購入しなければならなくなります。めったに開かないデータを別の場所に移動することは、iCloudの容量を節約する良い方法です。 ● 誤った削除を避ける:iCloudはiPadのデータをバックアップするだけでなく、iCloudを有効にするすべてのAppleデバイス間でデータを同期できます。ファイルに変更を加えると、以前のバージョンはiPhone、iPad、iPodから削除されます。 ● 柔軟なデータ管理:最近では、多くのストレージメーカーが大容量のストレージデバイスを製造していますが、そのサイズは以前より小さくなっています。そのため、外付けHDDにデータをバックアップしたり、転送したりすることで、どこにでも持ち運ぶことができます。

どんな理由であれ、iPadの外部バックアップは必要です。

iPadを外付けHDDにバックアップする3つの方法

iPadのデータを外付けHDDにバックアップするため3つの方法を紹介します。

方法1:FoneToolでiPadを外付けHDDにバックアップする(完全無料)

iPadを外付けHDDにバックアップするのに最も簡単な方法として、専門のバックアップソフトを使うのを強くお勧めします。今回は、FoneToolというソフトを紹介します。

FoneToolは、iPad、iPad Pro、iPad Air、iPad mini、iPhone、iPod Touchを外付けHDD、パソコン、フラッシュドライブ、または他のストレージデバイスに簡単にバックアップすることができます。それに、このツールはユーザーフレンドリーなインターフェースを搭載し、簡単にバックアップパスを変更し、プロセスを完了することができます。

さらに、FoneToolは、さまざまなバックアップニーズを満たすために、いくつかの利点を備えています。

★ 完全バックアップまたは個別バックアップ:古いiPadをバックアップしたり、一部の重要なデータだけをパソコンや外付けHDDにバックアップしたりすることができます。 ★ プレビューと選択的なバックアップ:一部のデータのみをバックアップする場合、プレビューして項目を選択することができます。 ★ iOSをフルサポートする:iPadのフルモデルに対応し、最新のiPadOS 26にも対応しています。また、iPhoneやiPod Touchにも対応しています。 ★ データの損失なし:「個別バックアップ」を使えば、デバイスを消去するように求められることはありません。そして、デバイス既存のデータも消去されず、変更されることはありません。

FoneToolでiPadを外付けハードディスクにバックアップする方法

次に、外付けHDDとiPadをUSBケーブルでパソコンに接続し、PCを信頼します。そして、このソフトをダウンロードしてください。

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パート1:すべてのiPadデータを外付けHDDにバックアップする

ステップ 1. FoneToolを実行し、「フォンバックアップ」>「完全バックアップ」をクリックします。

ステップ 2. 「バックアップストレージパス」でバックアップ先を外付けHDDに変更し、「バックアップ開始」をクリックします。

パート2:選択したデータを外付けHDDにバックアップする

ステップ 1. FoneToolで「フォンバックアップ」>「個別バックアップ」を選択します。

ステップ 2. アイコンを選択して、バックアップしたいデータをプレビューして選択できます。そして、「確認」をクリックします。

ステップ 3. 「バックアップストレージパス」でバックアップ先を外付けHDDに変更し、「バックアップ開始」をクリックします。

プロセスが終了すると、「私のバックアップ」で、バックアップファイルの閲覧、削除、復元ができます。

※ 注:次回、iPadに変更を加え、バックアップを作成する場合、増分バックアップが自動的にデフォルトで実行されます。これは新しく追加されたデータだけをバックアップできます。

方法2:iTunes経由でiPadを外付けHDDにバックアップする

Windows用のiTunesは、WindowsでiPadをバックアップするのに役立ちます。iTunesには、バックアップの保存先を変更する設定がありません。しかし、「シンボリックリンク」という機能を使うことで、iTunesに外付けHDDをバックアップの保存先として認識させることができます。

💡シンボリックリンクとは?シンボリックリンクは、あるフォルダを別の場所にあるフォルダのように見せかける機能です。​これにより、iTunesは通常のバックアップフォルダを使用していると認識しながら、実際には外付けHDDにデータを保存することができます。

※ 注意事項:
初心者不向き:この方法はパソコンやコマンドに疎い方にとっては少し難しいです。一番簡単な方法を使いたいなら、方法1の専門ソフトを利用してください。
操作には注意が必要:シンボリックリンクの作成には、コマンドプロンプト(Windows)を使った操作が必要です。間違った操作をすると、バックアップが正しく行われない可能性があります。
Appleの公式サポート外:この方法はAppleの公式なサポート対象外となる可能性があります。自己責任で行ってください。
失敗する可能性か高い:iTunesバックアップセッションが失敗」という問題に遭遇することがあります。

ステップ 1. iPadと外付けHDDをWindowsパソコンに接続します。iPadを初めてPCに接続する場合は、コンピュータを信頼する必要があります。

ステップ 2. 「Win」+「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」のポップアップウィンドウで「cmd」を入力して「コマンドプロンプト」を開いてください。そして、コマンドを実行し、「mklink /J “C:\Users\\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup” “E:\”」と入力します。

※ 注:E:\は接続されている外付けHDDで、他の文字で変更することができます。

ステップ 3. 最新版のパソコン版iTunesをインストールして、上部にあるデバイスのアイコンをクリックします。

ステップ 4. 「概要」セクションを選択します。「このコンピュータ」がバックアップデータを保存する場所であることを確認します。そして、「手動でバックアップ/復元」の下にある「今すぐバックアップ」をクリックします。

方法3:パソコンなしでiPadを外付けHDDにバックアップする

手元にパソコンがない場合、USB-Lightningアダプタを使用して、iPadを外付けHDDドライブに接続することができます。これはiPad上の写真、動画などのファイルを外付けHDDに移動するのに最適な方法です。

🔌必要なもの:
iPad(iPadOS 13以降)
外付けHDD(exFATまたはFAT32でフォーマットされたもの)
iPadがLightningポートの場合の接続用アダプタ:「Lightning - USB 3カメラアダプタ」
iPadがUSB-Cポートの場合の接続用アダプタ:USB-C対応のアダプタ

ステップ 1. USB-LightningアダプタでiPadと外付けHDDを接続します。

ステップ 2. 転送する必要があるデータが入っているアプリを開いて、ファイルを選択します。

ステップ 3. 共有アイコンをタップし、外付けHDDを選択し、「保存」を選択します。

これで、パソコンがなくても外付けHDDにデータのバックアップが取れます。

注意事項
この方法でバックアップできるのは、主に写真や動画などのメディアファイルです。アプリのデータや設定などはバックアップできません。iPad全体のシステムバックアップは行えたいなら、ほかの方法を検討してください。

一部のHDDはiPadからの電力供給だけでは動作しない場合があります。その場合、別途電源を供給する必要があります。詳しくはメーカーの公式サイトをご確認ください。

まとめ

以上は、外付けHDDにPadをバックアップする3つのバックアップ方法です。具体的には、iTunes、FoneTool、およびデータをバックアップできるアダプタの三つの方法があり、ほとんどのバックアップ状況に適しています。データを別のディスク、またはフラッシュドライブ、SSDなどにバックアップする場合でもうまく機能します。

もし、iOSデバイスにデータがたくさんあり、それを失いたくないる場合は、FoneToolを利用して、iPhoneをNASにバックアップすることもサポートします。