iPadの連絡先をiPhoneに共有・同期する方法
iPadの連絡先をiPhoneに共有したいが、方法がわからないですか?この記事は、iCloudの有無にかかわらず、iPadからiPhoneに連絡先を同期する方法を紹介します。
iPadからiPhoneに連絡先を共有するには?
iPadに保存している連絡先をiPhoneでも使いたい場合、iCloudで同期するのが最も一般的な方法です。ただし、iCloudは特定の連絡先ではなく、すべての連絡先を同期しかできません。また、iPadとiPhoneの両方で同じApple IDを使用していることが前提となります。
この記事では、iCloudの方法だけでなく、iPadからiPhoneに連絡先を共有する他の2つの方法も紹介します。連絡先をiPhoneに転送したい、選択した連絡先を転送したい、異なるApple IDで連絡先を転送したいなど、どんな状況でも、転送を完了するための適切な方法を見つけることができます。
この記事で説明する方法は、iPad無印版・iPad Pro/Air/mini、およびiPhone 17/16/15/14/13/Xを含むすべてのiPhoneとiPadモデルで使えます。
iCloudなしでiPadからiPhoneに連絡先を共有する方法
異なるApple IDを使っているiPadからiPhoneに連絡先を共有するには、専門の転送ソフトとAirdropを使うのが一般的です。方法1では、すべての連絡先または選択した連絡先を一括転送することができます。方法2では、一度に1つの連絡先を共有することができます。
方法1:FoneToolでiPadからiPhoneに連絡先を共有する
FoneToolは、使いやすいiOS転送およびバックアップツールであり、ユーザーがiPhone/iPadとパソコンの間でコンテンツを転送するのに役立ちます。FoneToolはデスクトップアプリとモバイルアプリがあります。
FoneToolデスクトップアプリを利用してiPadからiPhoneに連絡先を共有する
iPadにある百枚以上の連絡先を一括でiPhoneに移行したいなら、FoneToolのPC版を使ってください。
FoneTool PC版のメリット:
★ 名前・電話番号・住所・メール・誕生日・メモなど電話帳にある情報を完全移行
★ インターネット接続不要で高速で移行できる
★ 異なるApple IDを使っていてもデータを共有できる
★ 大事な連絡先をバックアップすることもできる
FoneToolをPCにダウンロードして、以下の手順でiPadの連絡先をiPhoneに移します。
ステップ 1. FoneToolを起動して、iPadをUSBケーブルで接続します。
ステップ 2. FoneToolのサイドバーで「フォン転送」>「iPhoneからPC」をクリックします。
ステップ 3. プラスアイコンをクリックして「連絡先」タグで転送したい電話帳を選択できます。
ステップ 4. 「転送開始」をクリックして、連絡先をパソコンに保存します。
ステップ 5. iPadを取り外してiPhoneをパソコンに接続します。そして、FoneToolで「フォン転送」>「PCからiPhone」を選択します。
ステップ 6. フォルダのアイコンを押して、先ほどパソコンに保存した連絡先のフォルダーを選択します。
ステップ 7. 最後に、「転送開始」をクリックしてiPhoneに電話帳を転送します。
※ iPhone 17シリーズがeSIMのみ対応します。SIMカードをeSIMに変換したい場合、万が一変換中に予期せぬエラーが発生した場合に備えて、事前にFoneToolでiPhoneの連絡先をバックアップしておきましょう。
FoneToolモバイルアプリを利用してiPadからiPhoneに連絡先を共有する
手元にパソコンがない場合、FoneToolのを使えば、iPadからiPhoneに連絡先をワイヤレスで転送することができます。
ステップ 1. QRコードをスキャンするか、App Storeにアクセスして、iPadとiPhoneにFoneToolをインストールします。
ステップ 2. 「Connect Device(デバイスを接続)」に進み、接続を確立します。
ステップ 3. 「File Transfer(ファイル転送)」に進み、「Contacts(連絡先)」を選択します。「Send(送信)」をクリックします。
方法2:AirDropでiPadからiPhoneに連絡先を共有する
1つまたは2つの連絡先を転送したいだけなら、AirDropが最適です。iPadからiPhoneへ連絡先をワイヤレスで共有でき、デバイスにアプリをインストールする必要もありません。
ステップ 1. iPad、iPhoneでWi-FiとBluetoothをオンにします。
ステップ 2. 両方のデバイスでAirDropをオンにします。コントロールセンターを開く>ワイヤレスコントロールボックスを長押し>AirDropをタップし、「連絡先のみ」または「すべての人」を選択します。
ステップ 3. iPadで:「連絡先」アプリを開き、転送したい連絡先を選択>「連絡先を送信」をタップ>「AirDrop」をタップ>iPhoneの名前を選択します。
ステップ 4. iPhoneで:「受け入れる」をタップして、連絡先を受信して連絡先アプリに保存します。
iCloudでiPadからiPhoneに連絡先を共有する方法
iPadからiPhoneにすべての連絡先を共有したい場合、iCloud同期は最も簡単な方法です。ただし、同期する前に、iCloudに十分なストレージがあることを確認する必要があります。
※ iPhoneにApple IDを新規作成した場合、iPhoneの連絡先を別アカウントに移行する方法を知りたいかもしれません。
iCloudでiPadからiPhoneに連絡先を同期させる手順
ステップ 1. 準備すること:iPadとiPhoneで同じApple IDにログイン>iPad/iPhoneを安定したWi-Fiネットワークに接続します。
ステップ 2. iPadで:設定>自分の名前>「iCloud」をタップ>「連絡先」をオンにする>結合するかキャンセルするかを尋ねられたら、「結合」をタップします。
ステップ 3. iPhone:上記の保存を行い、連絡先同期をオンにして、同期を待ちます。
まとめ
以上、iPadの連絡先をiPhoneに共有する方法について説明しました。iPadとiPhoneで同じApple IDを使っていればiCloudで簡単にすべての連絡先を同期できます。iCloudのストレージが足りず同期できない場合や、異なるApple IDを使っている場合は、専用ソフトのFoneToolやAirdropで連絡先を簡単に移行できます。
- 特定の連絡先を転送したいなら、サードパーティツールのFoneToolは良い選択です。
- 1つまたは2つの連絡先を共有するだけなら、連絡先をAirDropすることができます。
- すべての連絡先を同期したい場合は、iCloudを使用して同期できます。
自分に最適な方法を利用して、iPadの連絡先をiPhoneに移しましょう。