古いiPadを更新したいがどうしてもできないですか?この記事を読めば、古いiPad・iPad mini・iPad Airがアップデートできない原因と対処法がわかります
iPadのOSが古すぎると、YouTubeなど一部のアプリが対応しなくなり、せっかくのiPadがほとんど使えない状態になってしまうことがあります。
ところが、いざアップデートしようとしても「最新のiOSが表示されない」「アップデートが進まない」「アップデートを確認できませんと表示される」など、さまざまなトラブルが起こることがあります。
この記事では、古いiPad・iPad mini・iPad Airがアップデートできない原因と対処法を解説します。ぜひ参考にして、古いiPadをもう一度快適に使える状態へ整えていきましょう。
古いiPadがアップデートできない場合、多くは「iPadOSの非対応」や「容量不足」、または「通信環境の問題」や「システムエラー」など、iPad本体に起きている不具合が原因です。
以下の方法を試せば、無事に古いiPadをアップデートできるはずです。
古いiPadに最新のiPadOSアップデートが表示されない場合、そもそもそのモデルが新しいiPadOSに対応していない可能性があります。特に、最新のiPadOS 18/26は動作要件が非常に高く、初代iPad miniやiPad Airなどの旧モデルではアップデートできないケースがほとんどです。
まずは、Apple公式サイトの「サポートされているiPadモデル一覧」で、自分のiPadがどのバージョンまでアップデートできるのかを確認しましょう。もし一覧の中に自分のiPadモデルが見つからなければ、そのiPadはそれ以上アップデートできない機種ということになります
アップデートには、OSファイルそのもののサイズだけでなく、展開用の作業スペースとして数GB以上の空き容量が必要です。空き容量が不足していると、アップデートデータのダウンロードが途中で止まったり、そもそもアップデートが開始されなかったりします。
「設定」>「一般」>「iPadストレージ」から現在の容量を確認します。空き容量が不足している場合は、写真・動画、不要なアプリの削除、Safariのキャッシュ整理などを行ってスペースを確保しましょう。十分な空き容量を用意してから再度アップデートを試します。
大容量のアップデートファイルをダウンロードするには、安定したインターネット接続が欠かせません。Wi-Fiが弱かったり途中で切断されたりすると、アップデートが進まない・エラーになる原因になります。
そのため、安定しているWi-Fiやモバイル通信に切り替えてからもう一度アップデートを行いましょう。
以前にダウンロードしたアップデートファイルが壊れていると、新しいアップデートが正常に進まないことがあります。以下の手順でダウンロード済みのアップデートファイルを削除してみましょう。
ステップ1. 「設定」>「一般」>「iPadストレージ」をタップします。
ステップ2. 表示されたアプリ一覧の中から「iPadOSアップデート」を選択します。
ステップ3. 「アップデートを削除」をタップします。
その後、もう一度アップデートをダウンロードし直します。
古いiPadは、長期使用によってシステムファイルが破損したり、アップデート関連のプロセスが正常に動かなくなることがあります。そんなときに役立つのが、iPad修復ツール「FoneTool Repair」です。
FoneTool RepairはiPadのシステムを深くスキャンして、アップデートが失敗する原因となる内部の不具合を修正できます。修復によって動作が重くなった古いiPadでもパフォーマンスが向上し、以前よりスムーズに動作するようになる点も魅力です。
不具合で古いiPadがアップデートできないなら、FoneTool Repairでシステムを修復してみてください。データそのまま・無料で修復できるため、安心して使えます。
ステップ1. まずはPCにFoneTool Repairをダウンロードしインストールします。
ステップ2. 古いiPadをケーブルでパソコンに接続し、「信頼」をタップします。
ステップ3. FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。
ステップ4. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。
ステップ5. 初めてこのソフトを使う場合は、iPadOSシステムファームウェアをダウンロードする必要があります。
ステップ6. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。
プロセスが完了すると、iPadが再起動します。再起動後、古いiPadが正常にアップデートできるようになります。
iPadの設定からアップデートができない場合は、パソコンを使ってアップデートする方法が効果的です。パソコン経由なら、大きなアップデートファイルも安定した環境でダウンロードでき、Wi-Fi経由より失敗しにくいというメリットがあります。
パソコンでiPadをアップデートするには、FoneTool RepairとiTunes(Finder)の2つの方法があります。
FoneTool Repairは、iPadのシステムを修復しながらアップデートも同時に行える便利なツールです。複雑な操作は不要で、画面の指示に従うだけでアップデートがスムーズに進みます。
ステップ1. iPadをUSBケーブルでコンピュータに接続します。
ステップ2. FoneTool Repairを起動して、「iOSアップ/ダウングレード」を選択します。
ステップ3. 「アップグレード」セクションに移動し、「開始」をクリックします。
ステップ4. 「ファームウェアファイル」でアップデートしたいOSバージョンを選び、「ダウンロード」をクリックします。
ステップ5. ダウンロード完了後、「アップグレード開始」をクリックします。
iTunes(MacならばFinder)を使ってiPadをアップデートすることもできます。
ステップ1. Windows PCにiTunesをインストールします。
ステップ2. USBケーブルでiPadをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
ステップ3. iTunesウインドウの左上にあるデバイスボタンをクリックします。
ステップ4. 「概要」タグで「アップデートを確認」または「更新プログラムを確認」をクリックします。
ステップ5. 「ダウンロードしてアップデート」を選択します。
古いiPadでは、最新バージョンのアプリが動作しない、ダウンロードできないというケースがあります。古いiPadでダウンロードできないアプリを使うには、App Storeの「購入済み」機能を使って、互換性のある旧バージョンのアプリをインストールする方法があります。
ステップ1. ほかのiPhoneやiPadで古いiPadで使いたいアプリをダウンロードします。
ステップ2. 古いiPadで同じApple IDにサインインします。
ステップ3. 古いiPadで「App Store」を開き、「購入済み」タブに移動し、「このiPad上にない」をタップします。
ステップ4.ダウンロードしたいアプリを検索し、雲マーク/ダウンロードボタンをタップします。。
ステップ5.「互換性のある旧バージョンをダウンロードしますか?」と表示されたら、「ダウンロード」を選びます。
ダウンロード・インストールが完了したら、古いiPadでもそのアプリを使うことができます。
古いiPadがアップデートできないときは、まず自分のiPadが最新のiPadOSに対応しているかどうかを確認することが大切です。対応モデルであるにもかかわらずアップデートが進まない場合は、ストレージ不足やWi-Fi接続の不安定、システムの不具合などが原因になっていることが多いです。
これらの問題を一つずつ対処しても改善しない場合は、FoneTool RepairやiTunesを使ってパソコン経由でアップデートする方法が最も確実で成功率も高いので一番おすすめです。適切な方法で対処すれば、古いiPadでも快適に使い続けることができます。