中古iPhoneから前のApple IDを削除する方法

中古iPhoneで元の持ち主のApple IDを削除する方法

中古で買ったiPhoneや他人に譲ってもらったiPhoneには、前の使用者のApple IDが残っていることがあります。そのパスワードが分からないと、iPhoneを自由に使えず、不便に感じることも多いでしょう。

Apple IDのパスワードが分からない場合、以下のような操作ができません。

iPhoneを初期化（リセット）する

App Storeからアプリをダウンロード・アップデートする

iCloudからサインアウトし、新しいApple IDでサインインする

初期化後にかかったアクティベーションロックを解除する

この記事では、パスワードが分からなくても中古iPhoneからApple IDを削除する方法を解説します。前の持ち主のApple IDが原因でiPhoneを自由に使えない方は、ぜひ参考にしてください。

方法1. iPhoneからApple IDを削除する（パスワード不要）

前の持ち主に連絡を取れない場合や、その方自身もApple IDのパスワードを忘れた場合は、専用のロック解除ソフトを使ってiPhoneからApple IDを強制的に削除できます。

FoneTool Unlockerは、パスワード不要でApple IDをiPhone・iPad本体から削除できる専門ツールです。データをそのまま残しつつApple IDだけを削除することも、Apple IDの情報を含めたすべてのデータを完全に消去することも可能です。さらに、このツールでApple IDを削除した後は、自分のApple IDでサインインして問題なく端末を使用できるのが大きな特徴です。

FoneTool Unlockerで中古iPhone・iPadからApple IDを削除する手順を解説します。

ステップ 1. パソコンにFoneTool Unlockerをダウンロードしインストールします。

ステップ 2. iPhoneをケーブルでパソコンに接続し、FoneTool Unlockerで「Apple IDを削除」を選択します。

ステップ 3. 「開始」をクリックし、画面の案内に従ってデバイスにパスコードが設定されているか確認します。

ステップ 4. フォームウェアファイルのダウンロード画面が表示されたら、「ダウンロード」をクリックし、完了するまでしばらく待ちます。

ステップ 5. ダウンロードが完了したら、「Apple IDの削除を開始」をクリックします。

削除が完了したら、iPhoneが自動で再起動し、Apple ID未登録の状態になります。これで、自分のApple IDでサインインすることも、新しいApple IDを作成することも問題なくできます。

方法2. 元の持ち主にApple IDをサインアウトしてもらう

Apple IDの持ち主に連絡が取れる場合は、以下の方法でiPhoneやiPadからApple IDのサインアウト・削除をしてもらうことが可能です。

1. iPhone本体からAppleアカウントをサインアウトする

サインインしているApple IDの所有者がパスワードを覚えている場合は、そのパスワードを教えてもらい、iPhoneの設定から直接Apple IDをサインアウトすることができます。

Apple IDをデバイスからサインアウトする手順

ステップ 1. 「設定」＞「自分の名前」をタップし、一番下にスクロールし、「サインアウト」をタップします。

ステップ 2. Apple IDのパスワードを入力し、右上の「オフにする」をタップします。

ステップ 3. iPhoneに残したいデータをチェックして、右上の「サインアウト」をタップします。

2. 前の使用者もパスワードを忘れた場合

Apple IDのパスワードを忘れた場合は、Appleの公式サイトからパスワードをリセットできます。手順を解説します。

ステップ 1. ブラウザでhttps://iforgot.apple.com/jpにアクセスして、「パスワードをリセット」をタップします。

ステップ 2. Apple IDを入力し、関連付けられている電話番号を入力します。

ステップ 3. デバイスに「パスワードをリセット」という通知がきたら、「許可する」をタップします。新しいパスワードを入力すれば変更できます。

Apple IDについてよくある質問