iCloud写真をオンにしたいが、「iCloud写真をオンにできませんでした。あとでやり直してください」のエラーメッセージが出てオンにできない?この記事では、iCloud写真をオンにできない時の原因と対処法を解説します。
iCloud写真をオンに設定できない
iCloud写真をオンにしたいと思い、いろいろ試しましたがダメでしたので、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。
- Appleコミュニティーからの質問
「iCloud写真」(※iOS 16以降では[このiPhone/iPadに同期]に名称変更)は、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を自動的にiCloudへアップロードできる便利な機能です。
しかし、オンにしようとすると「iCloud写真をオンにできませんでした。あとでやり直してください」というエラーメッセージが表示され、設定できない場合があります。
そこで今回は、この「iCloud写真」がオンにできない原因と、その対処法をわかりやすく解説します。
設定で「iCloud写真」をオンにできない場合、主な原因としては以下のようなものが考えられます。
それでは、これらの原因に合わせた対処法を試し、iCloud写真をオンにできない問題を解決していきましょう。
まず、iPhoneやiPadで「設定」>「自分の名前」>「iCloud」>「ストレージ容量」を開き、iCloudストレージの空き容量を確認しましょう。
iCloud容量がいっぱい、または残りがわずかの場合は、追加ストレージを購入して容量を確保してください。
「iCloud写真」がオンにできない、またはオンにしても同期中のまま終わらないときは、インターネット接続が不安定になっている可能性があります。
Wi-Fiが不安定な場合は、次のような方法で改善できるかもしれません。
それでも改善しない場合は、別のWi-Fiネットワークを試すか、モバイルデータ通信を使ってみるのもおすすめです。
iCloudの不具合を解消するために、一度デバイスを再起動してみましょう。再起動後に、iCloud写真をオンにできるかどうかを確認してください。
「iCloud写真」をオンにすると、「iTunesから同期した写真は削除されます」というメッセージが表示され、「写真を削除」をタップしても、「iCloud写真をオンにできませんでした」というエラーが出る場合があります。
これは、iTunesで同期した写真が原因で、iCloudの同期を妨げる不具合が発生したためです。
その場合は、以下の手順でパソコンでiTunesから同期された写真を削除してください。
ステップ 1. iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
ステップ 2. iTunesで左上隅のスマホアイコンをクリックし、「概要」タグの「写真」を選択します。
ステップ 3. 「写真を同期」のチェックを外します。
ステップ 4. ポップアップメッセージが表示されるので、「写真を削除」をクリックし、「適用」をクリックします。
iTunesで同期した写真を削除してから、「iCloud写真」をオンにしてください。
また、iPhoneを初期化することで、iTunes同期による不具合を解消できます。ただし、初期化する前に必ずiPhoneの全データをバックアップしてください。バックアップを取らないと、大切なデータがすべて消えてしまいます。
ステップ 1. 以下の記事を参照して、iPhoneをバックアップします。
ステップ 2. バックアップ完了したら、iPhoneで「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
ステップ 3. 必要な情報を入力し、iPhoneを初期化します。初期化後、バックアップからデータを復元します。
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iCloudの容量不足や通信環境の影響を気にせず、快適にバックアップしたい方は、ぜひこの無料のFoneToolをお試しに!
ステップ 1. USBケーブルでiPhone/iPadをPCに接続します。
ステップ 2. FoneToolを起動し、「データバックアップ」>「個別バックアップ」を選択します。
ステップ 3. 写真のアイコンをクリックします。
ステップ 4. バックアップしたい写真やアルバムのみを選ぶことも、すべての写真を一括で選択することもできます。
ステップ 5. 最後に「バックアップ開始」をクリックし、iPhoneの写真をバックアップし始めます。
「iCloud写真」または「このiPhoneを同期」をオンにできない場合は、まずiCloudの空き容量やインターネット接続の安定性を確認しましょう。iTunes同期が原因の場合は、同期した写真を削除するか、iPhoneを初期化することで解決できます。
ただし、iCloudの無料プランでは大量の写真のバックアップは難しいため、容量制限なしでWi-Fi環境がなくても使える無料のFoneToolを活用するのがおすすめです。