iPhoneアラームでApple Musicの音楽が設定できない時の解決策

iPhoneのアラーム音をApple Musicの音楽に設定できない

最近SNSでは、「Apple Musicの曲をアラームに設定したのに、実際はデフォルトのアラーム音が鳴る」といった報告をよく見かけます。

私もiPhone 16、iOS 18でApple Musicの曲をアラームに設定してみましたが、やはりデフォルトのアラーム音が流れてしまいました。

そこで記事では、iPhoneのアラームでApple Musicの音楽が流れない原因と対処法を解説します。また、Apple Music以外の曲をアラームに設定する方法も合わせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

iPhoneのアラームで音楽が設定できない原因と対処法

iPhoneのアラーム音を好きなアップルミュージックの曲に設定できない場合は、以下の方法を順番に試してみましょう。

対処法1：ダウンロードの音質設定を変更してから再ダウンロード

iPhoneで楽曲のダウンロード音質が「ハイレゾロスレス」や「ドルビーアトモス」に設定されている場合、アラーム音に音楽を設定しても、デフォルト音に戻ってしまうことがあります。

実際、この不具合はiOS 14の頃から報告されており、最新のiOS 18でも解消されていません。Appleが長く抱えている問題のひとつとされています。

そのため、Apple Musicのダウンロード音質設定を変更することで、アラーム音を正常に設定できる場合があります。具体的な手順は以下の通りです。

1. iPhoneの「設定」アプリを開き、「アプリ」＞「ミュージック」を選択します。

2. 「ドルビーアトモスでダウンロード」をタップしてオフに切り替えます。

3. 「オーディオの品質」をタップしてから、「ロスレスオーディオ」をオフにして、「ダウンロード」で「高音質」を選択します。

4. 設定を変更した後、Apple Musicを開き、アラームに設定したい曲のダウンロードを一度削除し、再度ダウンロードします。

5. 「時計」アプリを開き、「サウンド」でダウンロードした音楽を選択します。

これで、iPhoneのアラーム音はデフォルトに戻ることなく、しっかりとApple Musicの音楽に設定されているはずです。

対処法2：Apple Musicの契約状況と曲のダウンロード状況を確認

Apple Musicの楽曲をiPhoneのアラーム音として設定するには、以下の条件を満たす必要があります。

• Apple Musicのサブスクリプションに加入していること
• 楽曲が「ライブラリ」に追加されていること
• 楽曲がiPhoneに「ダウンロード」されていること

これらの条件を満たしていない場合、Apple Musicの楽曲はアラーム音として使用できません。そこで、以下の手順で確認してみましょう。

Apple Musicの契約状況を確認する：

1. 「設定」アプリを開き、「自分の名前」をタップします。

2. 「サブスクリプション」をタップして、Apple ミュージックのサブスクリプションが有効であるかどうかを確認します。

曲のダウンロード状況を確認する：

アラームに設定した楽曲がダウンロードされていないと、オフラインでは再生できないため、デフォルト音になります。

「ミュージック」アプリで該当の曲を開き、右上に雲のマークが表示されている場合は、まだダウンロードされていない状態です。雲マークをタップして曲をダウンロードしてください。

対処法3：アラーム設定に影響する不具合を修正

それでもアップルミュージックの音楽をアラーム音に設定できず、デフォルト音に戻ってしまう場合は、iOSの一時的な不具合でアラーム設定が正常に動作していない可能性があります。

このような不具合を解消するために、以下の方法を試してみてください。

①「時計」アプリを一度終了して再起動する

②iPhone自体を再起動する

➂iOSを最新バージョンにアップロードする

④「設定」＞「一般」＞「転送またはiPhoneをリセット」＞「すべての設定をリセット」をタップ（Wi-Fiなどの設定が初期状態に戻る）

【補足】iPhoneでApple Music以外の曲を目覚ましにする方法

実は、CDから取り込んだ音源など、Apple Music以外の曲をiPhoneのアラームに設定する方法があります。iOS専用のデータ管理ソフト「FoneTool」を使えば、Apple Music以外の曲もアラーム音に設定可能です。さらにこのソフトなら、曲の一部分だけを切り取ってアラームにすることもできます。

お手元にパソコンがあれば、FoneToolを使って好きな曲を自由に目覚まし音として設定できます。パソコン操作が苦手な方でも、直感的に操作できるので安心です。

CD音源などApple Music以外の曲を目覚ましにしたい場合は、ぜひFoneToolをダウンロードして利用してください。

ステップ1：パソコンで音楽を編集する

1. USBケーブル経由でiPhoneをコンピュータに接続し、iPhoneの画面ロックを解除して「信頼」をタップします。

2. FoneToolを起動し、サイドバーで「ツールボックス」＞「着信音メーカー」オプションを選択します。

3. アラーム音にしたい曲を選択します。
►「PCから選択」：パソコンに取り込んだCDやYouTubeの音源などの曲
►「デバイスから選択」：Apple Musicの曲

※ご注意：YouTubeやCDの音楽をアラーム音に設定する場合は、事前にパソコンにその音楽をダウンロードしておく必要があります。

YouTubeから音源をダウンロードする無料方法

CD音源をパソコンに取り込む方法

4. ここで曲を編集できるので、サブキープしてアラーム音にすることも可能です。編集が終わったら、「デバイスに保存」をクリックしてください。

ステップ 2：iPhoneで音楽をアラーム音に設定する 

1.  iPhoneで「時計」アプリを開き、「アラーム」を選択して右上隅の「＋」アイコンをタップします。

2. 「サウンド」をタップして、「着信音」のタグ先ほどPCで編集した音楽を選択します。

まとめ

今回は、Apple Musicの音楽をアラーム音に設定できない場合の原因と対処法をご紹介しました。また、Apple Music以外の曲を目覚ましにしたい場合は、専門ツールのFoneToolが便利です。

FoneToolを使えば、Apple Musicの曲はもちろん、CDやYouTube、TikTokの音源なども自由にiPhoneのアラーム音として設定できます。好きな曲で目覚めれば、一日のスタートも元気いっぱいになること間違いなしです！