iPhoneからiPhoneに音楽をエアドロップできない場合はどうすればいいのでしょうか?この記事では、AirDropでiPhone間の音楽共有がうまくいかない時の対処法をご紹介します。
AirDropでiPhoneからiPhoneに音楽を共有できない
AirDrop機能を使ってiPhoneからiPhoneに音楽を送ることってこの写真の様にしてやりたいのですが共有するという項目が見つからずできないです。ミュージックに入ってるものなのですが、やり方教えてください、
- Yahoo知恵袋からの質問
機種変で古いiPhoneの音楽を新しいiPhoneに移行したり、お気に入りの曲を友だちにシェアしたりするのに便利なAirDropですが、「AirDropが表示されない」「Apple Musicの曲が送れない」といったトラブルに悩まされたことはありませんか?
この記事では、iPhoneからiPhoneに音楽をエアドロップできない原因と対策を解説します。さらに、AirDropよりも一度にたくさんの曲をまとめて移行できる代替方法もお伝えしますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
以下、iPhone同士間で音楽をAirDropできない3つのシーンに分けて、原因と解決策を解説します。自分の状況に合った対処法ををチェックしてください。
なお、AirDropでは一度に大量の曲を共有することができないため、数十曲〜百曲の音楽を移行したい場合は、次のパートでご紹介する別の方法を検討してみてください。
「共有」メニューにAirDropアイコンが出てこない場合、以下の方法を順番に試してみてください。
#1. スクリーンタイムでAirDropが制限されていないか確認する
コントロールセンターにAirDropのアイコンが表示されない場合は、スクリーンタイムの設定でAirDropが制限されている可能性があります。
「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」の順にタップし、「許可されたアプリ」で、AirDropのスイッチが灰色の場合、タップしてオン(緑色)にします。
#2. 両方のiPhoneがiCloudにサインインしているか確認する
AirDropを使うためには、送信側・受信側のiPhoneがともにiCloudにサインインしている必要があります。
「設定」アプリを開き、画面上部にApple ID(名前)が表示されていればサインイン済みです。未サインインの場合は、Apple IDでログインしましょう。
AirDropのメニューは表示されるものの、相手のiPhone名がリストに現れず、「相手がいない」「検出できません」といった状態になっている方向けに、以下の方法で改善できます。
#1. BluetoothとWi‑Fiがオンにする AirDropはBluetoothでデバイス検出、Wi‑Fiやモバイルデータでファイル転送を行う仕組みです。どちらかがオフだと検出されません。
#2. AirDrop受信設定を「すべての人」に変更する AirDropの受信設定が「連絡先のみ」や「受信しない」だと、相手は検出できません。iPhoneのコントロールセンターの「AirDrop」から、「すべての人」へ設定変更し、音楽送信中はそのままにしておきましょう
#3. ホットスポットをオフにする ホットスポット(インターネット共有)を使用している場合はAirDropが動作しません。「設定」>「パーソナルホットスポット」でオフにしてください。
#4. iPhone同士の距離を近づける 距離や周囲の電波干渉が原因で、相手のiPhoneが検出されないことがあります。そのため、二台のiPhoneはできるだけ近くに置いて操作してください。
Apple MusicやiTunes Storeで購入した楽曲は、DRM(デジタル著作権管理)によって保護されており、AirDropでの共有が制限されています。そのため、Apple Musicの楽曲をAirDropで他のiPhoneに送信することはできません。
Apple Musicのプレイリストは共有できますが、楽曲そのものを送ることはできません。楽曲を別のiPhoneに移したい場合は、次のパートで紹介する専用ツールの利用をおすすめします。
音楽の送信を開始しても、相手のデバイス名の下に「待機中」と表示されたまま送信が進まない場合は、次の対処法を順番に試してみてください。
AirDropで音楽を共有できないときは、無理にAirDropにこだわらず、もっと簡単で便利な方法を試してみませんか?
このパートでは、一度に数千曲をまとめて移行したい場合と、手早く少量の曲を共有したい場合の両方に対応した、AirDropの代替手段を紹介します。
AirDropでは、ファイル数が多いと途中で転送が止まったり、何度も操作を繰り返さなければならなかったりと手間がかかります。そんなときは、プロ仕様の転送機能を備えたFoneToolの活用がおすすめです。PC版のFoneToolを使えば、iPhone内のすべての音楽を一括でスムーズに移行できます。
FoneToolを使ってiPhoneからiPhoneに音楽を移行する方法は以下になります。
ステップ 1. FoneToolをダウンロードする
ステップ 2. 転送元iPhoneからパソコンに音楽を移行する
ステップ 3. 音楽を転送先iPhoneに移行する
これで、音楽はiPhoneのミュージックアプリに移行されます。オフライン状態でも再生できます。
PC版のほか、FoneToolにはiPhone&Androidスマホ向けのモバイル版があります。FoneToolモバイルアプリは一度に大量のデータをデバイス間で共有できる他、以下のメリットがあります。
FoneToolモバイルアプリを使ってiPhoneからiPhoneに音楽を共有する方法は以下になります。
ステップ 1. 下のQRコードをスキャンして両方のiPhoneにFoneToolアプリをダウンロードします。
ステップ 2. プリを起動し、「Connect Device(デバイスを接続)」>「Connect to iOS(iOSを接続)」を選択して、2台のiPhoneをペアリングします。(※両方のiPhoneでWi‑Fiをオンにしておいてください。)
ステップ 3. 送信元のiPhoneでFoneToolを開き、「File Transfer(ファイル転送)」をタップして、送りたい音楽ファイルを選びます。
ステップ 4. 音楽ファイルを選択したら、「Send(送信)」ボタンをタップします。すると、受信側のiPhoneにポップアップが表示されるので、「Receive(受信)」をタップしてください。
これで転送が開始されます。音楽がコピーされるまで、そのままお待ちください。
以上が、iPhoneからiPhoneへ音楽をAirDropで送れない場合の代表的なシーンと、その対処法のご紹介でした。AirDropの設定不良や接続トラブルであれば簡単に解決できますが、Apple Musicの楽曲は著作権保護のためAirDropでは転送できません。
そこでおすすめしたいのが、FoneToolという専用のデータ転送ツールです。PC版のFoneToolなら、ワンクリックでiPhone内のすべての音楽データを一括移行できます。さらに、モバイル版アプリを使えば、Wi-Fiやモバイル通信がなくてもiPhoneやAndroid間で音楽ファイルを劣化なく高速に共有可能です。音楽をはじめ、大切なデータの移行にお困りの方は、ぜひFoneToolをお試しください。