Apple CarPlay(アップルカープレイ)が急に繋がらなくなったか。この記事では、アップルカープレイが接続できない時の原因と対処法を解説します。
AppleCarPlayがいきなり接続出来なくなりました。ホンダのエヌボックスに乗っていて、今までは普通にUSBに繋げて使えていたのですが、いきなり使えなくなってしまい困っています。色んな方法試してもずっと出てきてAppleCarPlayに繋がりません。
- Yahoo知恵袋からの質問
Apple CarPlay(アップルカープレイ)を使おうとしたときに、
こうした“CarPlayが繋がらない”トラブルに悩まされる方は少なくありません。特に最近では、iOS 18でこの症状が起きやすいという声も増えています。
この記事では、アップルカープレイが接続できないとき、まず確認すべき基本項目から、iPhone側と車側それぞれの原因と解決方法まで順番に解説します。
初めてアップルカープレイを使ってどうしても接続できないときは、まず次の基本項目を確認してみましょう。
一方で、今まで問題なく使えていたのに急に接続できなくなった場合は、このあと紹介する対処法のパートに進んでください。
まずはApple公式のリスト(※CarPlay対応国や地域)で、自分のいる国や地域がCarPlayに対応しているかを確認しましょう。
日本にいる場合は基本的に問題なく利用できますが、海外にいるときは地域によって制限がある場合があるため、念のためチェックしておくと安心です。
トヨタやスズキなどの人気日産自動車は多くがCarPlayに対応していますが、対応していない車種やグレードもまだ存在します。
自分の車がCarPlayに対応しているか不明な場合は、Apple公式サイト(※CarPlayに対応する車)で確認するか、車のメーカーに問い合わせてください。
CarPlayの正常動作には、iPhoneのソフトウェアが大きく影響します。Apple公式でも「iPhoneを最新のiOSにアップデートすること」が推奨されています。
古いiOSのままだと、CarPlayの不具合や互換性の問題が発生することがあります。iPhoneで「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を開き、最新のiOSにアップデートしてから再度CarPlayを試してみましょう。
アップルカープレイが接続できない原因がiPhone側にある場合、主に設定の不備、機能制限の影響、システムの一時的な不具合などが考えられます。まずはiPhone側のポイントを順番に確認してみましょう。
ワイヤレス接続でカープレイがつらがらない場合は、まず以下の設定を確認してください。
通信状況が不安定な場合は、iPhoneで機内モードを一度オンにしてからオフに切り替えることで、接続が改善されることがあります。
見落としがちですが、CarPlayを利用するにはSiriが有効になっていることも必要です。CarPlayが繋がらない場合も、Siriをオンになっているかを確認してください。
1. 「設定」>「Siri」または「Apple IntelligenceとSiri」>「Siriに話しかける」をタップします。
2. 「Siri」や「Hey Siri」がオンになっているか確認します。
以上の設定に問題がないのにワイヤレス接続ができない場合は、一度車とのペアリングを解除してから再接続を試してみてください。
1. iPhoneの「設定」>「Bluetooth」を開きます。
2. 接続中の車を選択し、「i」アイコンをタップして「このデバイスの登録を解除」をタップします
3. 改めてペアリングを試します。
スクリーンタイム(機能制限)によって、CarPlayの使用が制限されている可能性があります。どうしてもCarPlayが接続できない場合は、スクリーンタイムの設定を確認してみましょう。
1. iPhoneで「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」を開きます。
2. 「コンテンツとプライバシーの制限」がオンになっている場合は、オフに切り替えるか、「許可されたApp」でCarPlayをオンにします。(※Siriもオンに)
iPhoneのシステムに一時的な不具合がある場合も、アップルカープレイが接続できない原因となることがあります。
その場合は、iPhone本体を再起動してみましょう。再起動することで、不具合が解消され接続できるようになることがあります。
iPhoneの再起動方法はモデルによって異なります。具体的には、このガイド「iPhoneを再起動する」をご参照ください。
以上の方法を試してもアップルカープレイが接続できない場合、iPhone側に深刻な不具合が起きている可能性があります。再起動だけでは、システムの深層にある問題を修正できないこともあります。
そのような場合は、専門のiPhoneシステム修復ツールを使用する必要があります。FoneTool Repairは、CarPlayが繋がらない問題をはじめ、160種類以上のiOS不具合を簡単に解決できるため、とても便利です。
PCにFoneTool Repairをダウンロードし、以下の手順でiPhoneの不具合を修復しましょう。
1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。
2. FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。
3. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。
4. 初めてこのソフトを使う場合は、iOSシステムファームウェアをダウンロードする必要があります。
5. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。
修復が完了すると、iPhoneが自動的に再起動します。その後、車と再接続してみましょう。
車側でアップルカープレイが接続できない場合もあります。以下の方法を順番に試しましょう。
有線接続でCarPlayが接続できない場合、原因として最も多いのがケーブルの不具合です。まずは、ケーブルに損傷や断線がないか確認してみましょう。
可能であれば、Apple純正ケーブルやMFi認証を受けたケーブルを使用してください。社外品の中には充電はできてもデータ通信に対応していないものがあり、その場合CarPlayには接続できません。
USBポート自体に不具合があると、CarPlayも認識されません。他のUSBポートに差し替えて試してみたり、同じポートで充電はできるかを確認してください。埃や汚れで接触不良が起きている場合もあるため、清掃してから再接続するのも効果的です。
車側のシステムが一時的にエラーを起こしている可能性もあります。その場合は、一度エンジンを切り、数分待ってから再度エンジンをかけ直してみましょう。システムがリセットされ、CarPlayが正常に認識されることがあります。
車載システムのソフトウェアが古いだと、CarPlayが接続できないことが発生します。自動車メーカーが提供している最新のファームウェアやソフトウェア更新がないか確認しましょう。
ディーラーやメーカーの公式サイトからアップデート情報を入手できる場合があります。アップデート後にCarPlayがスムーズにつながるようになることがあります。
このパートでは、CarPlayの接続方法を解説します。有線接続とワイヤレス接続、それぞれの方法を紹介しますので、初めて利用する方はぜひ参考にしてください。
1. iPhoneと車のUSBポートを、LightningケーブルまたはUSBケーブルで接続します。
2. 車のディスプレイに「「Apple CarPlayを有効にしますか?」と表示されたら「OK」を選択します。
3. iPhoneに「CarPlayを許可しますか?」と表示されるので、「許可」をタップします。
以上の手順で設定が完了し、車の画面にCarPlayのアイコンが表示されれば接続成功です。
1. iPhoneでBluetoothとWi-Fiをオンにし、Siriを有効にします。
2. 車のエンジンをかけ、シフトをPにしてペアリングモードにします。(※ 操作方法は車種によって異なる。詳しくは車の取扱説明書を参照してください)
3. カーナビのメニューからデバイス接続を選び、iPhoneのBluetooth設定で車の名称をタップします。
4. 表示される番号が一致していることを確認し、iPhoneとカーナビでペアリングを承認します。
5. CarPlay接続の同意画面で承認し、連絡先や電話番号同期を許可します。
車のディスプレイにCarPlayの画面が表示されれば接続完了です。
Apple CarPlay(アップルカープレイ)が接続できない場合、原因は大抵iPhone側か車側のいずれか、あるいは両方にあります。この記事で紹介した手順を上から順に試せば、多くの接続トラブルは解消されるはずです。
更に、CarPlay以外にもiPhoneのフリーズなど深刻な不具合が出ている場合は、データを消さずに160種類以上のiOSトラブルに対応できる専門の修復ツール FoneTool Repairを試してみてください。数回のクリックで修復が完了し、専門知識がなくても安心して使えます。