Phoneのパスコードをオフにしたいのに、「パスコードをオフにする」ボタンがグレーアウトして押せない状態ですか?本記事では、その原因と対処法をわかりやすく解説し、iPhone/iPadのパスコードをオフにできない問題の解決をサポートします。
iPhoneのロック画面のパスコードをオフにできない
一時的にパスコードを設定していてオフにしようとしたら、パスコードをオフにするところがグレーになってて押せないのですが、なぜでしょうか?
- Yahoo知恵袋からの質問
iPhoneやiPadのパスコードをオフにしたいとき、「[パスコードをオフにする]ボタンがグレーアウトしていて押せない」と困ったことはありませんか?特に、共有デバイスや家族用の端末では、毎回パスコードを入力するのが面倒に感じることもあるでしょう。
本記事では、iPhone/iPadで「パスコードをオフにする」がグレー表示されて選択できない原因と、その対処法をわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
設定アプリで「パスコードをオフにする」ボタンがグレーアウトしていて押せない場合、主な原因としては以下の5つが考えられます。
それでは、「パスコードをオフにする」ボタンがグレーアウトしている場合の対処法を順番に見ていきましょう。
「パスコードをオフにする」ボタンの下に「Face ID/Touch IDが制限されている場合はパスコードが必要です。」というメッセージが表示される場合、Face IDまたはTouch IDをオフにする必要があります。
Face IDの場合:「設定」アプリで「Face IDとパスコード」をタップし、赤字の「Face IDをリセット」をタップします。
Touch IDの場合:「設定」アプリで「Touch IDとパスコード」を開き、登録されている指紋をタップしてから「指紋を削除」を選択します。
Face ID/Touch IDを無効にした後、「パスコードをオフにする」ボタンが青く表示され、選択できるようになるはずです。
設定アプリに「Face IDとパスコード」の項目自体が表示されない場合は、スクリーンタイムの制限がかかっている可能性が高いです。以下の手順でスクリーンタイムをオフにしてみましょう。
ステップ 1. iPhoneで「設定」を開き、「スクリーンタイム」をタップします。画面を下にスクロールし、「アプリとWebサイトのアクティビティをオフにする」を選択します。
ステップ 2. スクリーンタイムのパスコードが求められた場合は入力し、再度「アプリとWebサイトのアクティビティをオフにする」をタップして無効化します。
💡追加:スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまったか?
スクリーンタイムのパスコードを設定したものの、忘れてしまってスクリーンタイムをオフにできない場合は、以下の方法を試してみてください。
【iOS 13.4以降の場合】スクリーンタイムのパスコードをリセットする
ステップ 1. 「設定」>「スクリーンタイム」>「スクリーンタイムパスコードを変更」をタップします。
ステップ 2. 「スクリーンタイムパスコードを変更」を選択し、「パスコードをお忘れですか?」をタップします。
ステップ 3. 必要なApple IDとパスワードを入力してから、新しいパスコードを入力して、パスコードのリセットを完了します。
【パスコードをリセットできない場合】専用ツールでスクリーンタイムを解除
Apple IDの情報を忘れてしまったり、「パスコードをお忘れですか?」の表示が出ないなどで、スクリーンタイムのパスコードをリセットできない場合は、FoneTool Unlockerというロック解除専用ソフトを使うのがおすすめです。
FoneTool Unlockerは、パスコードなしでスクリーンタイムの制限を簡単に解除できます。さらに、データを消去せずに操作できるため、大切な情報を失う心配もなく、安心して利用できます。その使い方は以下になります。
ステップ 1. iPhoneをネットワークに接続して、「設定」>「自分の名前」>「探す」の順にタップし、「iPhoneを探す」のスイッチをオフにします。
ステップ 2. パソコンに FoneTool Unlocker をダウンロードして起動します。その後、USBケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続してください。
ステップ 3. FoneTool Unlockerで「スクリーンタイムのパスコードを解除」オプションを選択します。
ステップ 4. 「スクリーンタイムのパスコードを解除」画面に入ったら、「開始」をクリックします。
数分待つと解除プロセスが完了し、iPhoneが自動的に再起動されます。これでスクリーンタイムの制限が解除され、「Face ID(Touch ID)とパスコード」オプションも出てくるようになるはずです。
iPhoneやiPadが会社や学校所有する端末である場合、MDM(モバイルデバイス管理)が設定されている可能性が高いです。このような場合、パスコードの変更やオフの操作は制限されており、自分では解除できません。
それでは、以下の方法でデバイスにMDMが適用されているかどうか確認してみましょう。
ステップ 1. 「設定」アプリを開き、「一般」>「VPNとデバイス管理」または「デバイス管理」をタップします。
ステップ 2. 「モバイルデバイス管理」の項目の下に、MDMのプロファイルがインストールされていれば、そのデバイスにはMDMが適用されています。
その場合、パスコードをオフにするには、端末の管理者に問い合わせて対応してもらう必要があります。
それでも「パスコードをオフにする」がグレー表示のままの場合、何らかのバグが原因でオフにできない可能性があります。その際は、しばらく時間をおいてから再度操作するか、以下の方法でバグの修正を試してみてください。
方法1:デバイスを再起動する
iPhoneを再起動する方法:
iPadを再起動する方法:
方法2:iPhone/iPadを最新にアップデートする
「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」をタップし、最新なソフトウェアをダウンロードしインストールします。
方法3:iPhone/iPadの設定をリセットする
「パスコードをオフにする」ボタンが押せない場合は、iPhoneのすべての設定をリセットすることで、問題を解消できる可能性があります。
ステップ 1. iPhoneで「設定」アプリを開き、「一般」>「リセット」の順に選択します。
ステップ 2. 「転送またはiPhone/iPadをリセット」>「すべての設定をリセット」をタップし、パスコードを入力します。
もし「パスコードをオフにする」ボタンが有効だが、パスコードをオフにしようとしても「セキュリティ遅延」で1時間待たされるのは、「盗難デバイスの保護」機能が働いているためです。
これは、自宅や職場など普段いる場所を離れた状態でパスコードを変更すると、生体認証後1時間経過しないと再変更できない高度なセキュリティ機能です。
今すぐパスコードを変更したい場合は、以下の手順で「盗難デバイス保護」を無効にしてください。
ステップ 1. iPhoneで「設定」アプリを開き、「Face ID/Touch IDとパスコードをタップします。
ステップ 2. 下にスクロールして、「盗難デバイスの保護」をタップしてオフにします。
「パスコードをオフにするには認証が必要です」というメッセージが表示される場合、Face IDまたはTouch IDによる本人確認が必要です。しかし、センサーの故障や顔・指紋が認識されないなどの理由で認証ができない場合もあるでしょう。
そのような場合は、Face ID/Touch IDを解除できる専用ソフトFoneTool Unlockerを使うのが効果的です。このソフトを使えば、Face IDやTouch IDの認証ができなくてもロックを解除でき、パスコードをオフにすることが可能になります。
iPhoneのパスコードを忘れたり、Face IDやTouch IDが使えなくなったことが原因で画面ロックを解除できない場合、FoneTool Unlockerを使って安全に初期化し、ロックを解除できます。以下の手順で操作を進めてみましょう。
ステップ 1. iPhoneをケーブルでパソコンに接続します。FoneTool Unlockerを起動し、「iOSデバイスの画面ロックを解除」>「解除開始」をクリックします。
ステップ 2. 「ガイド」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってiPhoneをリカバリーモードにします。iPhoneがリカバリーモードに入ったら、「次へ」をクリックします。
ステップ 3. iPhoneのフォームウェアファイルを選択し、「ダウンロード」をクリックします。
ステップ 4. ダウンロードが完了したら、「開始」をクリックし、iPhoneのロック解除を開始します。(※ 作業が完了するまで、デバイスをパソコンから取り外さないでください)
ステップ 5. 削除に成功した画面が表示されたら、iPhoneが自動的に再起動されます。これで、iPhoneは初期化され、設定されていたFace IDやTouch IDが削除されます。
ステップ 1. 「設定」>「Face ID(Touch ID)とパスコード」に進みます。
ステップ 2. 「パスコードをオフにする」のオプションをタップし、「オフにする」を選択します。
ステップ 3. Apple Accountのパスコードを入力し、右上の「オフにする」をタップします。
ステップ 4. 最後に、現在のパスコードを入力すればオフにできます。
iPhoneのパスコードをオフにすると、デバイスにアクセスする際にパスコードの入力が不要になり、ロック解除が簡単になります。ただし、以下のようなデメリットがあるため、注意が必要です。
以上が、「パスコードをオフにする」ボタンがグレーアウトして押せない原因とその対処法です。これらの方法でパスコードをオフにできない問題が無事に解決できることを願っています。
なお、スクリーンタイムのパスコードを忘れてオフにできない場合や、Face ID/Touch IDが使えない、パスコードを忘れて画面ロックを解除できないといった場合には、ロック解除専用のソフトを使うのが最も確実な方法です。安全に、そして確実にロックを解除したい方は、FoneTool Unlockerの使用をぜひご検討ください。