【iTunesなし】iPhoneパスワードを忘れた時の強制初期化方法

パスコードを忘れたiPhoneを初期化したいが、iTunesができない

iPhoneの画面ロックパスワードを忘れてしまった場合、解決方法は初期化のみです。パスコードを忘れた場合の初期化方法はいくつかありますが、Apple公式のiTunesを使う方法が一般的です。

ただし、パソコンが手元にない、iTunesが認識しないなどの理由で、iTunesでの初期化ができないケースも少なくありません。

そこで本記事では、iTunesが使えなくても、パスコードを忘れたiPhoneを初期化する方法をご紹介します。パスコードを忘れた際の不安を少しでも解消し、スムーズな解決の助けになれば幸いです。

iTunesなしでパスコードを忘れたiPhoneを初期化する方法

iTunesが使えなくても、他にも簡単に初期化できる方法があります。以下の方法を順番に確認していきましょう。

方法1：FoneTool Unlockerを使ってiPhoneを簡単に初期化する

FoneTool Unlockerは、iOSデバイスのロック解除に特化した専用ソフトで、ロックがかかったiPhoneでも簡単に初期化することができます。

特に注目すべき点は、Apple IDのパスワードが不要で、iPhoneを強制的に初期化できることです。パソコンがあれば、簡単な手順でスピーディにロックを解除できるのも大きな魅力です。

FoneTool Unlockerの特徴

● 4桁／6桁のパスコードはもちろん、Face IDやTouch IDの解除にも対応

● 操作はシンプルで直感的。初心者でも画面の指示に従うだけで使える

● 約10分ほどでロック解除が可能。急ぎで初期化したい場合にも最適

● デバイスのシステムに影響を与えず、安全にロックを解除できる

● iTunesパスワードの解除や、iPhoneからApple IDの削除にも対応

● すべてのiPhoneモデルおよびiOSの全バージョンに対応

それでは、FoneTool Unlockerをダウンロードして、パスコードを忘れたiPhoneを初期化しましょう。

手順1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。FoneTool Unlockerを起動し、「iOSデバイスの画面ロックを解除」 ＞ 「解除開始」をクリックします。

手順2. 「ガイド」をクリックし、画面の指示に従ってiPhoneをリカバリーモードにします。リカバリーモードに入ったら、「次へ」をクリックします。

手順3. 続く画面で「ダウンロード」をクリックします。

手順4. ダウンロードが完了したら、「開始」をクリックします。

プロセスが完了すると、iPhoneは自動的に再起動して工場出荷時の状態になります。あとは初期設定を進め、バックアップから復元すれば元の状態に戻せます。

方法2：セキュリティロックアウト画面からiPhoneを初期化する

パソコンがない場合でも、iPhoneがiOS 15.2以降であれば、本体だけでパスコードなしに初期化が可能です。

ただし、この方法を使うには、iPhoneがインターネットに接続されていることと、Apple IDのパスワードを覚えている必要があります。

手順1. 「iPhoneは使用できません」の画面が表示されるまで、パスコードを何度も間違えて入力します。

手順2. その画面の右下にある「パスコードをお忘れですか？（iOS 17以降）」または「iPhoneを消去」をタップします。

手順3. 続く画面で、「iPhoneのリセットを開始」をタップします。

手順4. Apple IDのパスワードを入力し、iPhoneのデータを消去します。

すると、iPhoneは自動的に再起動され、初期化されます。

方法3：「探す」でiPhoneを初期化する（別端末必要）

パソコンがなくても、ほかのスマホやタブレットがあれば、Appleの「探す」機能を使ってiPhoneを遠隔で初期化できます。

ただし、この方法にもいくつか条件があります。

「iPhoneを探す」機能がオンになっている

iPhoneがインターネットに接続されている

Apple IDのパスワードを覚えている

方法①他のiPhone・iPadの「探す」アプリからiPhoneを初期化する

手順1. 他のiPhoneやiPadで同じApple IDにサインインし、「探す」アプリを起動します。

手順2. 画面下部の「デバイスを探す」をタップし、パスコードを忘れたiPhoneの名前を選択します。

手順3. 「このデバイスを消去」をタップし、「続ける」を押します。

手順4. 電話番号の入力を求められたら、入力せずに右上の赤字の「消去」をタップします。

手順5. 最後に、Apple IDのパスワードを入力し、再度「消去」をタップして完了です。

方法②iCloudのウェブサイトからiPhoneを初期化する

手順1. ブラウザでiCloud.comにアクセスして、パスコードを忘れたiPhoneで使っているApple IDでサインインします。

手順2. メニュー画面で「探す」をタップし、表示されたデバイス一覧から該当のiPhoneを選びます。

手順3. 「次へ」をタップし、画面の指示に従ってiPhoneを消去します。

これでiPhoneの初期化申請は完了です。iPhoneがインターネットに接続されると、自動的に初期化が始まります。

初期化しなくていい！古いパスコードでロックを解除する

iPhoneのパスコードを忘れてしまい、バックアップもないため初期化したくない方も多いでしょう。

実は、iOS 17以降で最近パスコードを変更したばかりで、かつiPhoneがロックされてから72時間以内であれば、古いパスコードを使って現在のパスコードをリセットできます。

詳しい手順は以下の通りです。まずは試してみましょう。

手順1. 「iPhoneは使用できません」画面の右下にある「パスコードをお忘れですか？」をタップします。

手順2. すると、2つの選択肢が表示されるので、「以前のパスコードを入力」を選びます。

手順3. 古いパスコードを入力し、画面の案内に従って新しいパスコードを設定しましょう。

これで初期化せずに、データを失うことなくパスコードを忘れたiPhoneのロックを解除できます。

まとめ

iPhoneのパスコードを忘れてiTunesで初期化できない場合でも、いくつかの代替方法があります。専用ソフトやApple公式の「探す」機能を使えば、安全かつ確実にiPhoneの強制初期化が可能です。

特にFoneTool Unlockerは、Apple IDのパスワードがわからなくても強制的に初期化でき、初心者でも簡単に操作できる点が大きな魅力です。パスコードを忘れた際は慌てずに、FoneTool Unlockerでロックを解除しましょう。