【無事解決】iPhoneでインターネット共有ができない時の対処法

iPhoneでインターネット共有（テザリング）ができない？

iPhoneのインターネット共有（テザリング）は、外出先でもPCやiPadなどのデバイスをインターネットに接続できる、とても便利な機能です。ですが、「インターネット共有の設定が出てこない」「ぐるぐると読み込みが続いて接続できない」といったトラブルに悩まされることも少なくありません。

この記事では、iPhoneやiPadでインターネット共有ができない原因をわかりやすく解説し、まず確認すべき基本ポイントから、具体的な不具合の修正方法まで順を追ってご紹介します。

iPhone・iPadでインターネット共有ができない原因

インターネット共有ができないのはなぜですか？その考えられる原因は以下になります。

原因1：インターネット共有機能がオフになっている → 今すぐチェック
「インターネット共有」の「ほかの人の接続を許可」設定が無効になっていると、テザリングを利用できません。

原因2：モバイルデータ通信がオフになっている → 今すぐチェック
インターネット共有（テザリング）では、モバイルデータ通信が必要です。もしオフになっていると、共有ができません。

原因3：接続台数が多すぎる → 今すぐチェック
iPhoneのインターネット共有（テザリング）は、同時に接続できる機器が最大5台までに制限されています。接続台数が上限を超えていると、新たに接続しようとしても弾かれてしまうことがあります。

原因4：通信会社のテザリングオプションに未加入 → 今すぐチェック
一部の携帯キャリアでは、テザリングを利用するには専用のオプション契約が必要です。契約していないと、「インターネット共有」の項目が表示されないことがあります。

原因5：接続方式（Wi‑Fi／Bluetooth／USB）の問題 → 今すぐチェック
Wi-Fiのパスワードが間違っていたり、Bluetoothのペアリングがうまくいっていなかったり、USBケーブルが破損していたりすると、テザリングがうまく機能しません。

原因6：電波状況が悪い → 今すぐチェック
地下鉄やビル内、人混みなど電波が不安定な場所では、テザリングが繋がらないことがあります。

原因7：iPhone／iPadのソフトウェア不具合 → 修復方法
iOSのバージョンが古かったり、何か不具合が生じたりする場合、テザリング機能が使えないことがあります。

【要チェック】インターネット共有できない時確認すべきポイント

iPhoneのインターネット共有（テザリング）がうまく使えないとき、まずは以下の5つ基本的なポイントを一つずつ確認していきましょう。

① インターネット共有がオンになっているか確認

接続先のデバイスで、iPhoneのインターネット共有（テザリング）のWi-Fiが表示されない場合は、まずiPhone側で「インターネット共有」がオンになっているかを確認しましょう。

手順 1. 「設定」アプリを開き、「インターネット共有」をタップします。（見当たらない場合は「モバイルデータ」内にあります）

手順 2. すると、「ほかの人の接続を許可」がオンになっているか確認してください。オフの場合、オンにします。

② モバイルデータ通信が有効か確認

iPhoneは、自分自身がモバイル通信でネットにつながっていないと、他の機器にネットを分けることができません。「設定」＞「モバイル通信」で、モバイルデータ通信がオンになっているかを確認しましょう。

③ iPhoneのテザリングで接続台数が5台以下か確認

iPhoneやiPadのコントロールセンターを開き、Wi-Fiのマークがあるボタンを長押しして、「インターネット共有」の下部に現在接続されている台数が表示されます。

iPhoneのテザリングは最大5台までしか同時に接続できません。すでに5台接続されている場合は、使っていないパソコンやタブレット、ゲーム機などの接続を解除し、改めて接続を試してみましょう。

④ テザリングオプションに加入しているか確認（キャリア別）

「設定」アプリ内に「インターネット共有」の項目が表示されない場は、通信キャリアのテザリングオプションに未加入の可能性があります。まずは、ご利用中のキャリアの会員ページやサポートページで、契約プランにテザリング機能が含まれているか確認してみましょう。

主なキャリアの対応状況は以下の通りです。

✅ SoftBank（ソフトバンク）：対象のデータ定額プランに加入していれば、基本的に追加料金なしでテザリングが利用可能です。プランによって対応状況が異なるため、詳細はSoftBankの公式サイトでご確認ください。

✅ au：最新の料金プランでは、テザリングは申し込み不要・無料で利用できます。ただし、旧プランや一部のガラケー向けプランなどでは、月額550円のオプション料金がかかるケースもあるので、My auや公式サイトでチェックしましょう。

✅ docomo（ドコモ）：多くのプランで無料＆申し込み不要でテザリングに対応しています。一方で、「ウルトラデータパックL/LL」や法人向けプランなどでは、利用にあたって申し込みや「spモード」の契約が必要となることもあります。

✅ 楽天モバイル：追加手続き不要で、すぐにテザリングが使えるのが特徴です。余計な設定や料金もかかりません。

✅ 格安SIM（例：IIJmio、OCNモバイルONE、mineoなど）：多くの格安SIMでもテザリング対応済みですが、利用条件は事業者ごとに異なります。

⑤ 電波状況が良好か確認

iPhoneのテザリングがうまく繋がらないときは、現在いる場所の電波状況を確認してみましょう。地下やビルの奥など電波が弱い場所では、通信が不安定になりやすいため、屋外や窓際など電波の届きやすい場所へ移動することで、接続トラブルが解消する場合があります。

⑥ 接続方法に問題がないか確認（Wi-Fi／Bluetooth／USB）

● Wi-Fi接続の場合：
1. 共有先のデバイスがiPhone 12や対応iPad（iPad Pro 11インチ第3世代以降、iPad Pro 12.9インチ第5世代以降、iPad mini第6世代）の場合、「設定」＞「インターネット共有」で「互換性を優先」をオンにしてから接続してください。

2. 接続先のデバイスでWi-Fiを一度オフにしてから再度オンにし、正しいネットワーク名を選んで接続します。パスワードエラーが出たら、共有元のiPhoneでパスワードを再確認しましょう。

● Bluetooth接続の場合：
1. 両方のデバイスでBluetoothがオンになっているか確認します。
2. 問題があれば一度ペアリングを解除して再度ペアリングしてください。

● USB接続の場合（接続先がMac）：
1. USBケーブルやUSBポートに損傷や汚れがないか確認します。
2. iPhoneをパソコン接続したときに「このコンピュータを信頼しますか？」のメッセージで「信頼」をタップしたか確認します。
3. macOSやFinder（旧iTunes）が最新バージョンであることを確認します。

【不具合修正】インターネット共有できない時の対処法

以上のポイントをすべて確認して問題がなければ、iOSのシステム不具合が原因でインターネット共有ができない可能性が高いです。不具合を修正するために、以下の方法を順番に試してみてください。

① iPhone・iPadを再起動してみる

デバイスを再起動すると、処理がリセットされます。これで、インターネット共有に影響する不具合が改善されることがあります。

● iPhoneの再起動方法：
iPhone X以降：音量ボタンのいずれかとサイドボタンを同時に長押しし、「スライドして電源を切る」が表示されたらスライドして電源をオフにします。30秒ほど待ってから、再びサイドボタンを押して電源を入れます。
iPhone SE（第2/3世代）、8、7、6：サイドボタンを長押しし、「スライドして電源を切る」が表示されたらスライドして電源をオフにします。30秒ほど待ってから、再度サイドボタンを押して起動してください。
iPhone SE（第1世代）、5以前：トップボタンを長押しして「スライドして電源を切る」が出たらスライドで電源オフ。30秒待ってからトップボタンを押して再起動します。

● iPadの再起動方法：
ホームボタンがないiPad：画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで、「音量ボタン」のいずれかと「サイドボタン」を同時に長押しします。電源を切った後、30秒ほど待ってから「トップボタン」を押して再起動してください。
ホームボタンがあるiPad：画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで、「トップボタン」を長押しします。電源を切った後、30秒ほど待ってから再度「トップボタン」を押して起動してください。

② ネットワーク設定をリセットする

iPhoneのテザリングにWi-Fiで接続できていたのに、突然使えなくなったり、読み込み中のままぐるぐるして最終的に「このネットワークに接続できません」と表示された場合は、共有先のデバイス側でネットワーク設定をリセットしてみましょう。

手順 1. 「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」の順にタップします。

手順 2. 「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を選択します。

③ iOSをアップデートする

iPhoneやiPadのOSが古いと、インターネット共有が正常に動作しないことがあります。古いOSにはバグも多いため、最新バージョンへのアップデートをおすすめします。

手順 1. 「設定」アプリを開き、「一般」＞「ソフトウェアアップデート」をタップします。

手順 2. アップデートがあれば、表示に従ってダウンロードとインストールを行ってください。

④ iOS不具合修正ツールを使用する（人気）

以上の対処法を試してもインターネット共有がまだ使えない場合、iOSシステムに深刻な不具合が発生している可能性があります。そんなときは、専門のiOS不具合修復ツール「FoneTool」を使うことで、インターネット共有（テザリング）ができない問題を安全かつ確実に解決できます。

FoneToolを使ってiPhone・iPadでインターネット共有ができない問題を修復する手順：

手順 1. iPhoneやiPadをパソコンに接続して、FoneToolで「ツールボックス」に移動＞「iOSシステム修復」機能を選択します。

手順 2. 「iOSシステム修復」オプションを選択します。

手順 3. 「標準モード」を選択し、「開始」をタップして続行します。

手順 4. FoneToolはiPhoneの以前のファームウェアファイルをダウンロードして、エラーを修正するために「修復開始」をタップします。

修復プロセスが完了すると、iPhoneまたはiPadが自動的に再起動されます。再起動後にインターネット共有をもう一度試してみてください。正常に接続できるようになっているはずです。

まとめ

今回は、iPhoneのインターネット共有（テザリング）が使えない原因とその解決方法について詳しくご紹介しました。接続方法や設定ミス、キャリアのプラン、iOSの不具合など、さまざまな要因が影響するため、1つずつ丁寧に確認していくことが重要です。

それでも問題が解決しない場合は、FoneToolのような専門ツールを活用するのも一つの手段です。FoneToolは、インターネット共有に限らず、画面フレーズや圏外病など150以上のiOS不具合に対応しており、データを失うことなく安全に修復できる優れたツールです。初心者でも使いやすい設計で、iPhone・iPadの全モデルおよびiOSバージョンに対応しているため、非常に頼りになります。

ぜひ一度、FoneToolを活用して、大切なiPhoneやiPadを快適に使える状態へと復元してみてください。