iTunes同期時の「バックアップを作成中」をスキップする方法
iTunesとiPhoneを同期する際に、「バックアップを作成中」を飛ばすことはできますか?残念ながら、それはできません。そこで今回は、iTunesの同期を使わずにパソコンからiPhoneへデータを送る方法を紹介します。
iTunes同期時に自動バックアップをスキップできるのか?
iTunesで「2/5バックアップ作成中」を飛ばすことはできないのか
iTunesからiPhoneに曲を同期する度に、勝手にバックアップを取ってしまうのですが、それがかなり時間がかかるります。バックアップを取らずに同期したい曲だけ入れる方法ってありますか?同期の15倍ぐらいバックアップでかかってしまうし、PCに入るバックアップの容量も馬鹿にならないので方法があれば試したいです。
- Yahoo知恵袋からの質問
iTunesで同期を開始すると、必ず「バックアップを作成中…」が表示され、完了するまでじっと待たされてイライラした経験はありませんか?同期だけをしたいのに、このバックアップ処理が時間の無駄に感じられ、とても不便ですよね。特に、場合によっては「バックアップを作成中」画面から一向に進まないこともあります。
では、iTunes同期時のバックアップを飛ばすことはできるのでしょうか?残念ながら現状のiTunesでは、同期時のバックアップを完全にスキップする公式設定は存在しません。iTunesで同期を行う場合、バックアップの作成は必須となっています。
そこで本記事では、iTunesに頼らずにPCからiPhoneへデータを転送する、バックアップ不要の代替手段をいくつかご紹介します。同期ではなく“転送だけ”をスピーディに済ませたい方は、ぜひご参考ください。
iTunes同期の自動バックアップを避けたいときの代替方法
ここからは、iTunes同期を使わずにPCからiPhoneへデータを転送する方法をまとめました。それぞれの特徴を踏まえ、用途や環境に応じて最適な手段をお選びください。
方法1:FoneToolを使ってPCからiPhoneにデートを転送する
FoneToolは、Windows PCとiPhone間で写真・動画・音楽・連絡先などを自由にやり取りできるデータ転送専用ソフトです。特に、バックアップせずに必要なデータだけを素早く転送したい方に最適です。以下のポイントが、iTunesよりもFoneToolが使いやすい理由になります。
- 👍高速転送:USBケーブル接続でネット不要なので、大きな写真や動画も短時間でサッと転送できます。
- 👍データ上書きなし:同期ではないので、既存のデータが消えたり上書きされたりする心配がありません。
- 👍双方向転送:PCからiPhoneへはもちろん、iTunesでできないiPhoneからPCへの転送も対応します。
- 👍幅広いデータ対応:写真・動画・音楽・連絡先など対応し、多様なファイル形式もカバーしています。
- 👍操作はとにかく簡単:ドラッグ&ドロップだけで完了。機械に詳しくない初心者でも使いこなせます。
以下のボタンからFoneToolをダウンロードして、PCからiPhoneへデータをかんたんに転送してみましょう。
ステップ 1. iPhoneをUSBケーブルでコンピュータに接続します。FoneToolを起動して「フォン転送」>「PCからiPhone」>「転送開始」をクリックします。
ステップ 2. 青いフォルダのアイコンをクリックしてファイルを追加するか、必要なファイルをこの画面にドラッグ&ドロップしてください。
ステップ 3. ポップアップウィンドウでiPhoneに転送したいファイルを選び、「開く」をクリックしてください。
ステップ 4. 最後に、選択したファイルがすべて表示され、「転送開始」ボタンをクリックしてください。
「転送が完了しました」と表示されたら、iPhoneを取り外してOKです。これでパソコンのファイルがiPhoneに保存されました。(※ 写真は「写真」アプリ、動画は「ビデオ」、音楽は「ミュージック」、連絡先は「連絡先」アプリで確認できます)
方法2:iTunesからコンテンツを手動でiPhoneに追加する
iTunesでは、手動で音楽やビデオをiPhoneに追加することができます。この方法は自動同期とは異なり、バックアップ処理が行われないため、すぐに音楽を転送したいときに便利です。
- ご注意:
- iTunesを正常に動作させるために、あらかじめiTunesの最新版へアップデートしておいてください。
- この方法では一度に1曲ずつしか転送できないため、大量の音楽をiPhoneに入れたい場合には不向きです。大量の音楽を短時間でまとめて転送したい場合は、方法1がおすすめです。
ステップ 1. iTunesを起動して、上部のメニューバーから「編集」>「設定」>「環境設定」>「デバイス」をクリックします。「iPhone、iPod touch、およびiPadを自動的に同期しない」をチェックし「OK」をクリックします。
ステップ 2. iPhoneをパソコンに接続して、iTunesの左上隅に出るiPhoneのマークをクリックします。
ステップ 3. 「概要」で「音楽とビデオを手動で管理」をチェックし、「適用」をクリックします。
ステップ 4. 次に「<」をクリックしiTunesのメイン画面に戻ります。iPhoneに入れたいiTunesライブラリの曲を右クリックして、「デバイスに追加」>「iPhoneの名前」をクリックします。
方法3:クラウドサービスでPCからiPhoneにデータを転送する
同期せずにパソコンのファイルをiPhoneに送るもう一つの方法は、クラウドサービスを活用することです。操作に少し手間がかかることもありますが、慣れれば簡単で分かりやすい方法です。
ここでは、無料で15GBのストレージが使えるGoogleドライブを利用する手順を説明します。
- ご注意:
- この方法を利用するには、パソコンとiPhoneの両方がインターネットに接続されている必要があります。
- Googleドライブの空き容量が足りない場合は、データを複数回に分けてアップロード・ダウンロードするか、有料プランにアップグレードすることで解決できます。
- 容量を気にせずに、大量のデータをまとめて一気に転送したい場合は、やはり方法1が最もおすすめです。
ステップ 1. パソコンのブラウザでGoogleドライブのWeb版にアクセスし、Googleアカウントでログインします。
ステップ 2. 「新規」ボタンをクリックし、iPhoneに入れたい音楽などをアップロードします。
ステップ 3. iPhoneで、App StoreからGoogle Driveアプリをダウンロードしインストールしてください。
ステップ 4. Googleドライブを開き、同じGoogleアカウントでサインインすると、パソコンからアップロードしたファイルが表示されます。
ステップ 5. iPhoneに保存したいファイルの右にある「その他(︙)」ボタンをタップし、「保存」などのオプションからiPhoneにダウンロードします。
よくあるご質問
まとめ
以上で説明した通り、iTunesでiPhoneと同期すると自動的にバックアップが開始される仕様は変更できません。もしバックアップのせいで同期が終わらない場合は、iTunes同期にこだわらず、他のデータ転送方法を検討することをおすすめします。
特にFoneToolという専用のデータ転送ソフトを使えば、数クリックでパソコンの写真や音楽などをまとめてiPhoneに移すことができます。シンプルかつ高速なので、手軽にデータを移したい方にはぜひFoneToolの利用を推奨します。
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簡単な方法でiPhone、iPad、iPod touchのデータを転送、バックアップ、管理します。
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