【iOS18対応】Googleの連絡先をiPhoneに同期・インポートする方法

Googleの連絡先をiPhoneに同期したい

Googleコンタクトは、連絡先をオンラインで保存・管理できるGoogleの無料ツールです。名前や電話番号、メールアドレスなどの情報をいつでも追加・編集できるため、多くの方に利用されています。機種変更でAndroidスマホや古いiPhoneからiPhoneに電話帳を移行したい、または仕事用のGoogleアカウントの連絡先を私用のiPhoneに移したい場合、Google連絡先の同期はとても便利な機能です。

この記事では、Googleの連絡先をiPhoneに同期・インポートする3つの方法をわかりやすくご紹介します。iPhone上でGmailの連絡先同期を有効にする方法や、パソコンを使ってGoogleコンタクトをiPhoneに取り込む方法まで、初心者の方でも迷わず操作できるよう丁寧に解説しています。

方法1：GmailでGoogleの連絡先をiPhoneに同期する

Googleの連絡先をiPhoneに同期する最もシンプルな方法は、iPhoneの設定からGmailの連絡先同期を有効にすることです。まずはiPhoneの「設定」アプリからGoogleアカウントを追加し、連絡先の同期をオンにしましょう。これにより、Googleに保存されている連絡先がiPhoneに反映されるだけでなく、iPhoneで追加・編集した連絡先も自動的にGoogle側に同期されます。

操作はすべてiPhoneだけで完結するため、パソコンや他のアプリを使う必要はありません。iOSバージョンによってGoogle連絡先の同期方法が異なります。以下の手順に従ってください。

★ヒント：この同期方法は、Googleのすべての連絡先をiPhoneにインポートしたい場合に適しています。もし、一部の連絡先のみを移行したい場合は、次の「方法2」に進んでください。

【iOS 13以前】GmailからiPhoneに連絡先をインポートする手順

ステップ 1. 「設定」＞少し下にスクロールして「パスワードとアカウント」を選択します。

ステップ 2. 「アカウントを追加」をタップ＞「Google」を選択＞必要な情報を入力してGmailアカウントを追加し、「次へ」をタップします。

ステップ 3. アカウントの認証が完了したら、「保存」をタップします。

ステップ 4. 「パスワードとアカウント」で「Gmail」を選択＞「連絡先」をオンにする＞保存をタップして確認します。

【iOS 14／15／16／17／18】GmailからiPhoneに連絡先をインポートする手順

ステップ 1. 「設定」＞「アプリ」＞「連絡先」を選択します。

ステップ 2. 「連絡先アカウント」をタップして、「アカウントを追加」をタップします。

ステップ 3. Googleアカウントを選択して、自分のGmailアカウントでサインインしてから、「連絡先」のスイッチをオンにします。

方法2：FoneToolでGoogleの連絡先をiPhoneにインポートする

Googleから必要な連絡先だけをインポートしたい方や、Google連絡先からiPhone連絡先への一方通行の同期を希望する場合は、まずGoogleから連絡先をエクスポートし、それをiPhoneにインポートする方法がおすすめです。

この方法なら、連絡先を選んで転送することができるので、不要な情報を省きたいときにも便利です。GoogleからiPhoneに一部の連絡先のみをインポートする手順は以下です。

まずはGoogleの連絡先をエクスポートする

ステップ 1. パソコンのブラウザからGoogleコンタクトのWebサイトに移動し、連絡先が保存しているGoogleアカウントでログインします。

ステップ 2. 「連絡先」の項目で、iPhoneにインポートしたい連絡先を選択します。

• すべてのGoogle連絡先をエクスポートする場合：画面上部のメニューバーにある「エクスポート」ボタンをクリックします。
• 一部のGoogle連絡先のみをエクスポートする場合：エクスポートしたい連絡先の左側にカーソルを合わせてチェックボックスにチェックを入れます。選択が完了したら、画面上部の「その他（縦三点アイコン）」をクリックし、「エクスポート」を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「AndroidまたはiOS用vCard）」を選択し、「エクスポート」をクリックします。

次にGoogleの連絡先をiPhoneにインポートする

連絡先をiPhoneにインポートするために、プロの転送ツールFoneToolに頼ることができます。FoneToolは、Windows PCユーザー向けのiPhoneデータ管理ツールであり、iPhoneとパソコンの間のデータ転送をサポートします。FoneToolを使って連絡先をiPhoneにインポートするには、以下のメリットがあります。

それでは、以下の手順でiPhoneに連絡先をインポートしましょう。

ステップ 1. FoneToolをダウンロードし、インストールし、起動します。

ステップ 2. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。

ステップ 3. ホームインターフェイスで、「フォン転送」＞「PCからiPhone」オプションをクリックします。

★ ヒント：iPhoneからPCに連絡先をエクスポートする場合は、「iPhoneからPC」の転送モードを利用してください。エクスポートされた連絡先はExcelファイルとしてまとめられますので、他人と大量の連絡先を共有する際に非常に便利です。

ステップ 4. フォルダアイコンをクリックして、パソコンを参照し、Googleからエクスポートした連絡先ファイルを選択します。

ステップ 5. 最後に、「転送開始」をクリックして、Google連絡先をiPhoneにインポートします（それは、デバイス上の既存の連絡先や他のデータを消去しません）。

方法3：iCloud経由でiPhoneにGoogleの連絡先を同期する

Googleの連絡先をiPhoneにインポートするもう一つの方法は、iCloudを活用する方法です。この方法では、すべてのアイテムではなく、転送したい連絡先を選択することができます。転送を完了するための3つのステップ：Googleの連絡先をパソコンにエクスポート＞連絡先をiCloudにインポート＞iPhoneでiCloud連絡先の同期をオンにします。

iCloudでGoogleの連絡先をiPhoneに同期する手順

まずは方法2の手順に従って、Googleから連絡先をエクスポートしてください。その後、以下の手順でGoogleの連絡先をiCloudにインポートします。

ステップ 1. iCloud.comにアクセスし、Apple IDとパスワードでログインします。

ステップ 2. 「連絡先」アイコンをクリック＞画面上部の「＋」アイコンをクリックし、連絡先を「読み込む」を選択して、Googleからエクスポートしたファイルを選択します。

iCloudの連絡先同期をオンにする

ステップ 1. 「設定」＞「自分の名前」＞「iCloud」に移動します（iOS18の場合、iCloudで「すべてを表示」をタップします。）

ステップ 2. 「連絡先」のスイッチをオンにします。

ステップ 3. 「結合」または「キャンセル」が尋ねられたら、「結合」をタップします。

注意：

すべての連絡先をスムーズに同期させるために、iPhoneが安定したネットワークに接続されていることを確認してください。

iPhoneに同期する必要のある連絡先がたくさんある場合、同期が完了するまでに時間がかかることがあります。

同期が完了しても、「連絡先」アプリに表示されていない場合は、画面上部から下に引っ張って更新を試みてください。

追加情報：Googleアカウントの連絡先がiPhoneと同期できないか？

方法1で​Googleの連絡先がiPhoneと同期されない場合、以下の対処法を試してみてください。

対処法1： インターネット接続を確認する

同期には安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fi接続が不安定な場合は、モバイルデータ通信を試してみてください。また、以下の方法でWi-Fi接続を改善することができます。

• Wi-Fiをオフにしてから再びオンにする
• Wi-Fiルーターを再起動する
• iPhoneのネットワーク設定をリセットする：「設定」＞「一般」＞「転送または[デバイス]をリセット」＞「リセット」＞「ネットワーク設定をリセット」を選択します。

対処法2：SSL を使用する

Googleアカウントの設定で、SSL（セキュアソケットレイヤー）を有効にすることで、同期の安定性が向上する場合があります。設定方法は以下です。

• 「設定」を開き、「連絡先」＞「アカウント」＞「Googleアカウント」をタップします。
• 「連絡先」をオンにする＞アカウント＞「詳細設定」をタップ＞「SSLを使用」をオンにします。

対処法3：Gmailをデフォルトアカウントに設定する

iPhoneの「設定」アプリで、Gmailアカウントをデフォルトの連絡先アカウントとして設定することで、新規作成される連絡先がGmailに保存され、同期がスムーズになります。

• 「設定」アプリを開き、「連絡先」を選択します。
• 「デフォルト アカウント」をタップして、「Gmail」選択します。

対処法4：iPhoneを再起動する

連絡先アプリにGmailの連絡先が反映されない場合、iPhoneを再起動することで、同期の問題が解決することがあります。再起動後に再度同期を試みてください。

★ ヒント：それでもGoogleアカウントから連絡先の同期がうまくいかない場合は、方法2で紹介したFoneToolを使ってGoogle連絡先を直接iPhoneにインポートするか、iCloud経由で同期する方法を検討してみてください。

ただし、iCloud経由でも同期エラーが発生することがありますので、最も簡単で安定した「方法2（FoneTool）」の利用がおすすめです。

Google連絡先についてよくある質問

質問1：iPhoneのGoogle同期を解除するには？

iPhoneでGoogle連絡先の同期を解除するには、以下の手順を行ってください：​

• 「設定」アプリを開き、「連絡先」をタップし、「アカウント」を選択します。

• Googleアカウントを選択し、「連絡先」のスイッチをオフにします。

• 表示されるダイアログで「iPhoneから削除」を選択すると、iPhone上のGoogle連絡先が削除されます。​

この操作により、Googleアカウントとの連絡先の同期が解除されるだけでなく、iPhone上のGoogle連絡先も削除されます。​

質問2：GoogleコンタクトはiPhoneのどこにありますか？

App StoreからGoogleコンタクトのアプリは配信されていませんが、iPhoneでGoogleの連絡先を利用するには、標準の「連絡先」アプリに加えて、以下のGoogleアプリでもGoogleの連絡先を活用できます：

• Gmailアプリ：​メール作成時に「連絡先」ボタンをタップすると、Googleの連絡先が表示されます。

• Googleマップアプリ：​「マイプレイス」や「レビュー」などで、Googleの連絡先情報を参照できます。​

これらのアプリでは、Googleの連絡先を直接検索・追加・編集することが可能です。

質問3：AndroidからiPhoneに連絡先をグーグルで移行するには？

Google同期でAndroid端末からiPhoneに連絡先を移行ことができます。Androidスマホの連絡先をGoogleにバックアップして、本記事で紹介した方法でiPhoneにインポートするだけです。

では、ここでAndroidデバイスからGoogleに連絡先をインポートする方法を紹介します。

• Androidデバイスで「設定」アプリを開きます。

• 「アカウントとバックアップ」または「アカウント」を選択し、Googleアカウントを確認します。

• 「アカウントの同期」または「Googleアカウントの同期」を選択し、「連絡先」の同期をオンにします。

注意：

​Androidデバイスのモデルによって操作画面が異なるため、具体的な手順については、各メーカーの公式サイトやサポートページをご確認ください。

おまけに：AndroidからiPhoneに連絡先を直接移行する方法

Googleアカウントの同期を使った連絡先の移行は便利ですが、同期がうまくいかない場合や、インターネットに接続できない状況では困ってしまいますよね。そんなときに頼りになるのが、FoneToolのモバイルアプリ版です。

このアプリは、インターネット接続なしで、AndroidとiPhoneの間で連絡先をワイヤレスで直接移行することができます。操作もとっても簡単。FoneToolアプリで両方の端末を無線接続し、Androidスマホで必要な連絡先を選ぶだけで、あとはiPhoneへ一括送信できます。

「データ移行って面倒そう…」と思っていた方も、FoneToolならびっくりするほどスムーズに完了します。AndroidからiPhoneへ連絡先（または写真や動画などのデータ）を移したい方は、ぜひ一度FoneToolを試してみてください！

FoneToolをスマホにダウンロード：（100%安全）

• iOS用のFoneToolをダウンロード（iOS 10.1以降）
• Android端末用のFoneToolをダウンロード（Android 7.0以降）

まとめ

以上、Googleの連絡先をiPhone 16/15/14/13/12/11/XS/XR/X/8/7/6に同期する方法についてご紹介しました。iPhoneの設定からすべてのGoogle連絡先を同期するか、FoneToolまたはiCloud経由で選択した連絡先をインポートするかを選択することができます。同期がうまくいかない場合、FoneToolを使ってiPhoneにGoogleの連絡先を直接インポートする方法がおすすめです。

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