【簡単】iPhoneからSDカードに動画を移行できない時の対処法

問題：iPhoneからSDカードに動画を移行できない

iPhoneのストレージがいっぱいになってきたので、動画をSDカードに移して保存しておきたいが、「SDカードフォルダに動画をコピーできない」「移行しようとしてもエラーが出る」といったトラブルでうまくいかないことはありませんか？

そこでこの記事では、パソコンを使う方法とSDカードリーダーを使う方法に分けて、iPhoneからSDカードに動画を移行できないときの解決策を紹介します。大切な動画を安全に保存しておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

SDカードに動画を移行できない時のチェックポイント

動画をSDカードに移そうとしてもうまくいかない場合、まずは次のような基本的な点を確認してみましょう。

＃1. SDカードの空き容量を確認する

SDカードに十分な空き容量がないと、動画のコピーが途中で止まってしまったり、エラーが表示されたりすることがあります。

【対処法】パソコンにSDカードを挿入し、「エクスプローラー」からSDカードのプロパティを開いて、空き容量を確認してみてください。もし容量が不足している場合は、不要なデータを削除したり、他の場所へ移動させることで、スペースを確保しましょう。

＃2. SDカードのフォーマット形式を確認する

SDカードのフォーマット形式によっては、大きな動画ファイルを保存できない場合があります。特に、32GB以下のSDカードは「FAT32」という形式で初期化されていることが多く、4GBを超えるファイルを保存できない制限があります。

【対処法】動画ファイルのサイズを小さくする、またはSDカードを「FAT32」から「exFAT」形式にフォーマットし直すことで、この制限を回避できます。

＃3.SDカードの金属端子に汚れや損傷がないか確認する

SDカードの金属端子部にほこりなどの汚れが付いていると、カードリーダーやPCと正しく接触できず、接続不良による読み込み失敗が起きることがあります

【対処法】柔らかく乾いた布や綿棒などで、SDカードの端子部分をやさしく拭いて清掃してみてください。無理にこすらず、表面の汚れを取り除くようにしましょう。

【パソコン経由】iPhoneの動画をSDカードに移行できない時の対処法

このパートでは、パソコンでiPhoneの動画をSDカードにうまくコピーできないときの対処法を紹介します。

方法1：専用ツールでiPhoneからSDカードに動画を直接移行する

iPhoneの動画をSDカードに移行する際、エクスプローラーを介さずに直接転送できる専用ツールがあります。その中でも「FoneTool」は、Windows PC向けのiOSデータ管理ソフトとして、iPhoneからSDカードへの動画移行を効率的にサポートします。特に大量の動画データを扱う場合に便利な、以下のような特徴があります。

FoneToolの特徴：

★ 複数の動画ファイルをまとめて選択し、SDカードへ一括で転送できます。
★ 転送速度が速く、大容量の動画データも短時間で移行できます。

★ 転送前にプレビュー機能で動画を確認し、必要なものだけを選択して転送できます。

★ 転送中に画質が劣化することなく、元の解像度で動画を移行できます。

★ USBメモリや外付けHDDなど、さまざまな外部ストレージデバイスにも対応しています。

★ 直感的な操作が可能で、初心者でも安心して使用できます。

パソコンにFoneToolをダウンロードし、それっを使ってiPhoneからSDカードに動画を送る方法を見ていきましょう。

ステップ 1. SDカードをパソコンのSDカードスロット（差し込み口）に挿入し、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。

SDカードスロットが搭載されていないパソコンをお使いの場合は、USB接続タイプのSDカードリーダーを別途用意する必要があります。

また、「microSDカード」を使用する際は、SDカードサイズに変換できるアダプターも必要です。

ステップ 2. FoneToolを起動し、「フォン転送」＞「iPhoneからPC」＞「転送開始」をクリックします。

ステップ 3. 「青いフォルダに＋」アイコンをクリックします。

ステップ 4. すると、iPhoneに保存されているすべての動画が一覧で表示されます。SDカードに移したい動画を選んで、「確認」をクリックします。

iPhoneで撮影した動画は「写真」タブにある

購入した映画やビデオなどの動画は「動画」タブにある

ステップ 5. 次に一覧の画面で「転送設定」をクリックし、保存先としてSDカードのフォルダを選択します。準備ができたら、「転送開始」をクリックすると、選んだ動画の移行が始まります。

方法2：ケーブル＆USBポートを変えてみる

非純正ケーブルや劣化したケーブルでは、データ転送が不安定になることがあります。また、パソコン側のUSBポートの故障によっても認識されない場合があります。これらの接続問題を解決するために、Apple純正のケーブルを使用し、可能であれば別のパソコンで接続を試みてください。

また、Apple関連のドライバーに問題がある場合、パソコンがiPhoneを正しく認識できないことがあります。そんなときは、以下の手順でドライバーをアップデートすることで、不具合を解消できる可能性があります。

ステップ 1. Windowのスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。

ステップ 2. 「ポータブルデバイス」を展開し、iPhoneのデバイス名を右クリックし、「ドライバの更新」をクリックします。

【SDカードリーダー経由】動画をSDカードに読み込めない時の対処法

iPhoneに対応した変換アダプターを使用してSDカードに動画を読み込みできない場合、以下の対処法を試してみてください。

方法1：SDカードを何度か挿し直してみる

SDカードがしっかり認識されていないと、iPhoneでSDカード内の動画が読み込めないことがあります。SDカードやアダプターを一度取り外し、再度正しく差し込んでみてください。

方法2：iPhoneを再起動・アップデートする

iPhoneのソフトウェアの一時的な不具合が原因でSDカードが認識されない場合があります。その場合、iPhoneを再起動するか、iOSを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解消されることがあります。

方法3：別のSDカードリーダーを試す

iPhone上でどうしてもSDカードが認識できない場合、使用しているSDカードリーダーが故障している可能性があります。他のSDカードリーダーを買い替えることで、問題が解決することがあります。

特に、Apple純正のSDカードリーダーは、iOSの最新バージョンに対応していない場合があるため、互換性のある製品を選ぶことをおすすめします。

方法4：購入店舗に問い合わせる

上記の方法で解決しない場合、購入した店舗にお問い合わせてください。特に不明なエラーが起こった場合、製品の不具合や互換性の問題が考えられるため、専門的なサポートを受けることができます。

まとめ

以上が、パソコンやSDカードリーダーを使ってiPhoneからSDカードに動画を移行できないときの解決方法です。iPhoneの動画や写真、音楽ファイルをSDカードに移すもっとも簡単な方法として、ぜひFoneToolの使用をおすすめします。このソフトなら、面倒な設定や複雑な操作は不要で、ワンクリックで大量のデータをまとめてスムーズに移行できます。