iPhoneやアプリを使っていないのに、スクリーンタイムの使用時間が勝手に増える、または実際の使用状況と合わないのはなぜでしょうか?この記事では、こうしたスクリーンタイムの表示がおかしくなる原因と、それを修正するための具体的な対処法をご紹介します。
スクリーンタイムについてなのですが、使ってないのに時間が増えます。
なんかここ最近毎日?使ってもない時間にスクリーンタイムがすごい増えてるんです。灰色の時間は触ってない時間で青い時間のときは触ってます。iOS18で最新なのですが不具合でしょうか?本体の発熱もする日があったりと困っています。どなたか対処法を教えて頂けませんか?
- Yahoo知恵袋からの質問
「アプリを使ってないのに、スクリーンタイムでずっと使っていることになっている」「LINEの使用時間が実際より多く記録されている」――こんなふうに、スクリーンタイムの表示がおかしいことはありませんか?
iPhoneを使っていないのにスクリーンタイムの使用時間が増えるのは、iOSの不具合や日付設定のズレでスクリーンタイムの記録が誤ることがあるためです。ウィルスや乗っ取りではなく、単純のバグなので、安心してください。
この記事では、スクリーンタイム使ってないのに使用時間が増えるときの直し方を解説します。さらに、スクリーンタイムをオフにできない時の対処法も紹介します。お困りの方はぜひチェックしてください。
iPhoneやアプリを使ってないのにスクリーンタイムの使用時間が増える場合、いくつかの原因と直し方が考えられます。以下では、それぞれの原因に応じた解決方法を紹介します。
まずは、Appleの公式システム状況ページで、スクリーンタイムに一時的な障害が発生していないかを確認しましょう。もし「スクリーンタイム」の項目が黄色になっている場合は、Apple側で不具合が発生している可能性があります。その場合は、Appleによる復旧を待つしかありません。
また、一部のユーザーからは「数日後に再びスクリーンタイムを確認したら、使用状況が正常に戻っていた」という声もあるため、時間をおいて様子を見るのも一つの方法です。
スクリーンタイムの時間が合わないなどのバグは、iPhoneを再起動することで直すことがあります。まずは以下の方法でiPhoneを再起動してみて、その後スクリーンタイムの使用時間が正しく表示されるか確認してみましょう。
スクリーンタイムの不具合が続く場合は、iOSのバージョンを最新にアップデートしてみましょう。特に古いバージョンのiOSでは、スクリーンタイムに関するバグが発生しやすいので、アップデートするのもおすすめです。
設定アプリか「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に進み、最新のiOSバージョンをインストールしダウンロードしてください。
スクリーンタイムの表示がおかしいときは、一度スクリーンタイムを無効にしてから有効にしてみましょう。これによって使用時間の記録がリセットされて、正しく表示されるようになることがあります。
実際に、筆者のiPhoneでも、スクリーンタイムを一度オフにしてから再度オンにすることで、この不具合が改善されたことがあります。
ステップ 1. 「設定」>「スクリーンタイム」(iOS 12以前は「機能制限」)をタップします。
ステップ 2. iOSバージョン別で以下のボタンをタップします。
ステップ 3. 無効にした後、スクリーンタイムを有効にします。
スクリーンタイムの「デバイス間で共有」がオンになっていると、同じApple Account(旧Apple ID)でサインインしている複数の使用時間も、このiPhoneに合算されて表示されます。
つまり、スクリーンタイムの使用時間が実際と合わなかったり、不自然に長く表示されるのは、他のデバイスでの使用時間もカウントされているからです。
自分のiPhoneだけの使用時間を見たいときは、「設定」>「スクリーンタイム」>「デバイス間で共有」をオフにしてください。
以上の方法で改善しない場合、スクリーンタイムのバグが原因ではないかもしれません。その場合、スクリーンタイムの表示がおかしいのは、時間のズレによってiPhoneが使用状況を正しく認識できていない可能性があります。
「設定」>「一般」>「日付と時刻」に進み、「自動設定」をオンにしてください。時間設定を見直すことで、問題が解消される可能性があります。
スクリーンタイムを無効にしたいが、「スクリーンタイムをオフにする」ボタンが表示されなかったり、パスコードを忘れてしまったりして、スクリーンタイムをオフにできない場合はどうすればいいですか?
心配しないでください。FoneTool Unlockerという専用のツールを使えば、パスコードがわからなくても、iPhoneのデータやシステムに影響を与えずに、スクリーンタイムのロックだけを安全に解除できます。
FoneTool UnlockerでiPhoneのスクリーンタイムをオフにする手順は以下になります。
ステップ 1. FoneTool Unlockerをパソコンにダウンロードしてインストールします。
ステップ 2. iPhoneをネットワークに接続して、「設定>「自分の名前」>「探す」>「iPhoneを探す」をオフにします。
ステップ 3. iPhoneをコンピュータに接続します。FoneTool Unlockerを起動し、メイン画面で「スクリーンタイムのパスコードを解除」をクリックします。
ステップ 4. 「スクリーンタイムのパスコードを解除」画面に入ったら、「開始」をクリックします。
数分待つだけで処理が終わり、iPhoneが自動で再起動します。これでスクリーンタイムがオフになり、再び設定で使えます。
質問①スクリーンタイムのバグの治し方は?
スクリーンタイムのバグを修正するには、まず設定からスクリーンタイムを一度オフにして再度オンに切り替え、次にiPhoneを再起動し、それでも改善しない場合は「iOSを最新バージョンにアップデートしてください。いずれも検証済みの方法ですが、これらで解消しないときはAppleサポートへの問い合わせをおすすめします。
質問②スクリーンタイムをごまかす方法はありますか?
スクリーンタイムをごまかすには、設定からスクリーンタイムを一度オフにして再度オンに切り替えたり、対象のアプリをアンインストールしてから再インストールしたり、あるいはiPhoneの日付設定を手動で変更することで使用時間を0分にリセットできる場合があります。詳しい手順は、こちらの記事「スクリーンタイムの使用時間を0分にする方法」をご参照ください。
以上が、スクリーンタイムの使用時間が合わない、使っていないのに時間が増えている原因とその直し方です。これらの方法でバグを修正し、設定を見直せば、多くの場合はスクリーンタイムの問題が解決します。
また、スクリーンタイムをオフにしたいのに何らかの理由で解除できない場合は、FoneTool Unlockerが心強い味方になります。このソフトはパスコードなしで、データを失うことなくスクリーンタイムの制限を解除できるため、安心して使えます。