古いiPad mini/Airがアップデートできないときの対処法

古いiPadを更新したいがどうしてもできないですか?この記事を読めば、古いiPad・iPad mini・iPad Airがアップデートできない原因と対処法がわかります

Astra 編集者:Astra 更新日:2025年12月12日
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古いiPad mini/Airがアップデートできないときの対処法

iPadのOSが古すぎると、YouTubeなど一部のアプリが対応しなくなり、せっかくのiPadがほとんど使えない状態になってしまうことがあります。

ところが、いざアップデートしようとしても「最新のiOSが表示されない」「アップデートが進まない」「アップデートを確認できませんと表示される」など、さまざまなトラブルが起こることがあります。

古いiPadがアップデートできない

この記事では、古いiPad・iPad mini・iPad Airがアップデートできない原因と対処法を解説します。ぜひ参考にして、古いiPadをもう一度快適に使える状態へ整えていきましょう。

古いiPadがアップデートできない原因

古いiPadがアップデートできない場合、多くは「iPadOSの非対応」や「容量不足」、または「通信環境の問題」や「システムエラー」など、iPad本体に起きている不具合が原因です。

古いiPadが最新のiPadOSに対応していない:モデルによって対応できるiPadOSのバージョンに限りがあります。サポート対象外のiPadはアップデート自体ができません。
iPadのストレージ容量不足:アップデートには数GBの空き容量が必要です。容量が足りないとダウンロードやインストールが進みません。
インターネット接続が不安定:Wi-Fiが弱い、途切れるなどの場合、アップデートファイルのダウンロードが失敗しやすくなります。
サーバー接続の失敗:Appleのサーバーにアクセスできない状態だと、「アップデートを確認できません」と表示されることがあります。
システムの不具合:iPadOSの内部エラーが原因でアップデートが失敗するケースもよくあります。

古いiPad mini/Airがアップデートできないときの対処法

以下の方法を試せば、無事に古いiPadをアップデートできるはずです。

1. iPadが対応している最新iOSバージョンを確認する

古いiPadに最新のiPadOSアップデートが表示されない場合、そもそもそのモデルが新しいiPadOSに対応していない可能性があります。特に、最新のiPadOS 18/26は動作要件が非常に高く、初代iPad miniやiPad Airなどの旧モデルではアップデートできないケースがほとんどです。

まずは、Apple公式サイトの「サポートされているiPadモデル一覧」で、自分のiPadがどのバージョンまでアップデートできるのかを確認しましょう。もし一覧の中に自分のiPadモデルが見つからなければ、そのiPadはそれ以上アップデートできない機種ということになります

​​​​​​​★ヒント:自分のiPadモデルを調べる方法
「設定」>「一般」>「情報」をタップし、「機種名」に表示されている名称(例:iPad mini 2)を元に、対応バージョンを確認できます。

2. iPadの空き容量を増やしてアップデートできる状態にする

アップデートには、OSファイルそのもののサイズだけでなく、展開用の作業スペースとして数GB以上の空き容量が必要です。空き容量が不足していると、アップデートデータのダウンロードが途中で止まったり、そもそもアップデートが開始されなかったりします。

「設定」>「一般」>「iPadストレージ」から現在の容量を確認します。空き容量が不足している場合は、写真・動画、不要なアプリの削除、Safariのキャッシュ整理などを行ってスペースを確保しましょう。十分な空き容量を用意してから再度アップデートを試します。

3. 通信環境を見直して安定させる

大容量のアップデートファイルをダウンロードするには、安定したインターネット接続が欠かせません。Wi-Fiが弱かったり途中で切断されたりすると、アップデートが進まない・エラーになる原因になります。

そのため、安定しているWi-Fiやモバイル通信に切り替えてからもう一度アップデートを行いましょう。

Wi-Fi接続を安定させるために以下のポイントが役立ちます。
Wi-Fiルーターの近くでアップデートする
ルーターを再起動する
接続しているWi-Fiを一度切って再接続する
VPNを使っている場合はオフにする

4. 破損したアップデートファイルを削除して再ダウンロードする

以前にダウンロードしたアップデートファイルが壊れていると、新しいアップデートが正常に進まないことがあります。以下の手順でダウンロード済みのアップデートファイルを削除してみましょう。

ステップ1. 「設定」>「一般」>「iPadストレージ」をタップします。

ステップ2. 表示されたアプリ一覧の中から「iPadOSアップデート」を選択します。

ステップ3. 「アップデートを削除」をタップします。

破損したアップデートファイルを削除

その後、もう一度アップデートをダウンロードし直します。

5. iPad修復ツール「FoneTool Repair」でシステム不具合を修復する

古いiPadは、長期使用によってシステムファイルが破損したり、アップデート関連のプロセスが正常に動かなくなることがあります。そんなときに役立つのが、iPad修復ツール「FoneTool Repair」です。

FoneTool RepairはiPadのシステムを深くスキャンして、アップデートが失敗する原因となる内部の不具合を修正できます。修復によって動作が重くなった古いiPadでもパフォーマンスが向上し、以前よりスムーズに動作するようになる点も魅力です。

FoneTool Repairの特徴
✔️ データを失わずにiPad/iPhoneのシステムを修復できる
✔️ アップデート画面が固まる、再起動ループなどの深刻な不具合にも対応
✔️ パソコンからiPadを直接アップデートできる
✔️ 前のiOSバージョンに戻すこともできる
✔️ シンプルな操作画面で簡単に使える
✔️ すべてのiPadモデルに対応

不具合で古いiPadがアップデートできないなら、FoneTool Repairでシステムを修復してみてください。データそのまま・無料で修復できるため、安心して使えます。

ステップ1. まずはPCにFoneTool Repairをダウンロードしインストールします。

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ステップ2. 古いiPadをケーブルでパソコンに接続し、「信頼」をタップします。

ステップ3. FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。

古いiPadのシステムを修復

ステップ4. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。

標準モード

ステップ5. 初めてこのソフトを使う場合は、iPadOSシステムファームウェアをダウンロードする必要があります。

iOSシステムファームウェアをダウンロード

ステップ6. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。

プロセスが完了すると、iPadが再起動します。再起動後、古いiPadが正常にアップデートできるようになります。

6. パソコンを使って古いiPadをアップデートする

iPadの設定からアップデートができない場合は、パソコンを使ってアップデートする方法が効果的です。パソコン経由なら、大きなアップデートファイルも安定した環境でダウンロードでき、Wi-Fi経由より失敗しにくいというメリットがあります。

パソコンでiPadをアップデートするには、FoneTool RepairとiTunes(Finder)の2つの方法があります。

方法1:FoneTool RepairでiPadをアップデートする

FoneTool Repairは、iPadのシステムを修復しながらアップデートも同時に行える便利なツールです。複雑な操作は不要で、画面の指示に従うだけでアップデートがスムーズに進みます。

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ステップ1. iPadをUSBケーブルでコンピュータに接続します。

ステップ2. FoneTool Repairを起動して、「iOSアップ/ダウングレード」を選択します。

iOSアップ/ダウングレード

ステップ3. 「アップグレード」セクションに移動し、「開始」をクリックします。

アップグレード

ステップ4. 「ファームウェアファイル」でアップデートしたいOSバージョンを選び、「ダウンロード」をクリックします。

iOSファームウェアファイルをダウンロード

ステップ5. ダウンロード完了後、「アップグレード開始」をクリックします。

方法2:iTunesでiPadをアップデートする

iTunes(MacならばFinder)を使ってiPadをアップデートすることもできます。

ステップ1. Windows PCにiTunesをインストールします。

ステップ2. USBケーブルでiPadをパソコンに接続し、iTunesを起動します。

ステップ3. iTunesウインドウの左上にあるデバイスボタンをクリックします。

ステップ4. 「概要」タグで「アップデートを確認」または「更新プログラムを確認」をクリックします。

iTunesで古いiPadをアップデート

ステップ5. 「ダウンロードしてアップデート」を選択します。

関連記事:iTunesエラー4000が出てアップデートできない時の対処法

【追加】古いiPadで旧バージョンのアプリをダウンロードする方法

古いiPadでは、最新バージョンのアプリが動作しない、ダウンロードできないというケースがあります。古いiPadでダウンロードできないアプリを使うには、App Storeの「購入済み」機能を使って、互換性のある旧バージョンのアプリをインストールする方法があります。

ステップ1. ほかのiPhoneやiPadで古いiPadで使いたいアプリをダウンロードします。

ステップ2. 古いiPadで同じApple IDにサインインします。

ステップ3. 古いiPadで「App Store」を開き、「購入済み」タブに移動し、「このiPad上にない」をタップします。

ステップ4.ダウンロードしたいアプリを検索し、雲マーク/ダウンロードボタンをタップします。。

ステップ5.「互換性のある旧バージョンをダウンロードしますか?」と表示されたら、「ダウンロード」を選びます。

アプリの古いバージョンをダウンロード

ダウンロード・インストールが完了したら、古いiPadでもそのアプリを使うことができます。

まとめ

古いiPadがアップデートできないときは、まず自分のiPadが最新のiPadOSに対応しているかどうかを確認することが大切です。対応モデルであるにもかかわらずアップデートが進まない場合は、ストレージ不足やWi-Fi接続の不安定、システムの不具合などが原因になっていることが多いです。

これらの問題を一つずつ対処しても改善しない場合は、FoneTool RepairやiTunesを使ってパソコン経由でアップデートする方法が最も確実で成功率も高いので一番おすすめです。適切な方法で対処すれば、古いiPadでも快適に使い続けることができます。

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