iPad Pro/Air/miniの画面が真っ暗で起動しない原因と直し方

iPadが突然真っ暗になって再起動できない…久しぶりに使おうとしたら画面が真っ暗のままで起動しない…そんなトラブルで困っていませんか?この記事では、そんなiPadを自力で復活させるための方法をわかりやすく解説します。

Astra 編集者:Astra 更新日:2025年12月03日
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iPadの画面が真っ暗で電源が入らない

 

iPadの電源が入らない・画面真っ暗・充電できない症状について。

数ヶ月か、もしかしたら1年以上ipadを放置していました。久しぶりに使おうと思って充電器をさしてみたら画面真っ暗でたぶん充電できていない状態です…これは完全にバッテリーが逝っていますか?ここから復活したエピソードをお持ちの方がいましたら、希望を持ちたいのでぜひおしえてくださいませ!

- Yahoo知恵袋からの質問

自分のiPadの画面が突然真っ暗になり、まったく起動しなくなってしまった……そんな状況に悩んでいませんか?電源ボタンを押しても反応がなく、充電しても真っ黒なまま。何が起きているのかわからず不安になりますよね。

実は、こうした画面が急に真っ暗になり操作できなくなるトラブルは「ブラックアウト」と呼ばれて、iPadやiPhoneで起こる可能性があります。iPadがブラックアウトすると、通常の再起動はできないケースも珍しくありません。

そこで本記事では、iPadが真っ暗で起動しない原因と、自分でできる復旧方法をわかりやすく解説します。手順通りに進めれば、画面がつかないiPadが復活することもあります

ipad 起動しない 真っ暗

iPad画面が真っ暗になり起動しない原因

iPadの画面が突然真っ暗になって、起動できないときに考えられる原因は、主に電池切れ、ソフトウェアの不具合、バッテリーそのものの劣化、そしてハードウェアの故障などです。

電池切れ・電源まわりの問題
iPadのバッテリーが完全に切れている、あるいは使っている充電器やケーブルが正常に機能していない場合は、電源が入らず画面が真っ暗なままになります。
ソフトウェアの不具合やシステムの異常
OSの更新中のトラブル、アプリの不具合、またはシステムのクラッシュなどで、iPadは起動できなくなることがあります。
バッテリーの劣化
長年使っている古いiPadのバッテリーは劣化し、必要な電力を安定して供給できなくなることがあります。その結果、充電しても起動しづらくなったり、起動してすぐにシャットダウンしてしまったりすることがあります。
ハードウェアの故障(ディスプレイ/内部構造)
落下や水濡れなどで内部部品が故障したり、ディスプレイやバックライトそのものが壊れていると、iPadの電源は入っていても画面が映らなくなることがあります。こうした場合は、自力で直すのは難しく、修理が必要になる可能性が高いです。

真っ暗なiPadが再起動できない時の直し方

画面が真っ暗になった起動しないiPadはどうすればいいですか?ここでは、iPadがブラックアウトする時の直し方を解説します。自力でできる方法なので、ぜひ試してみてください。

方法1:iPadを1時間ほど充電してみる

長い間使っていなかったiPadを久しぶりに起動しようとすると、バッテリーが完全に空の状態になっていて、しばらく充電してもすぐには電源が入らない場合があります。まずは、最低でも1時間ほどしっかり充電して、電源が入るか確認してみてください。

それでも充電マーク(稲妻アイコンやバッテリーアイコン)がまったく表示されない場合は、充電器やケーブル、または本体側の充電ポートに問題がある可能性があります。別のUSB電源アダプタやケーブルに交換して再度試してみると、改善することがあります。

方法2:FoneTool Repairで立ち上がらないiPadを強制再起動する(高い成功率)

システムエラーが原因でiPadが真っ黒なまま起動しない場合は、iOS専用の修復ソフト「FoneTool Repair」を使ってiPadのシステムを修復してみるのも有効です。

FoneTool Repairは、「画面が黒い」「起動できない」「アップルロゴで止まる」「電源が入らない」など、さまざまなiPad/iPhoneのトラブルに対応できる修復ツールです。データを消さずにiOSの不具合を直せるため、バックアップがない人でも安心して使えます。操作も簡単で、専門知識がなくても数ステップで修復できるのが魅力です。

無料で利用できる標準修復モードで、起動しないiPadが立ち上がるケースもあります。まずは、以下の手順に沿ってFoneTool Repairを試してみましょう。

ステップ1. まずはパソコンにFoneTool Repairをダウンロードしてインストールします。

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ステップ2. iPadをケーブルでパソコンに接続し、FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。

iPhoneのシステムをフレッシュして発熱トラブルを改善

ステップ3. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。

標準モード

ステップ4. iPadのシステムファームウェアをダウンロードします。

iOSシステムファームウェアをダウンロード

ステップ5. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。

修復が完了すると、iPadにアップルマークが表示され、通常どおり起動するはずです。システムの不具合も合わせて解消されるため、以前より動作が安定し、使い勝手がよくなることもあります。

★ヒント:もし「標準モード」で問題が解決しない場合は、より高度な修復ができる「高度モード」も試してみてください。

方法3:ボタンを押すことでiPadを強制再起動する

画面が真っ黒で操作不能、電源ボタンを押しても反応しないときは、ボタンの組み合わせでiPadを強制的に再起動する方法を試してみましょう。これはデータを消さずに、iPadのシステムを「リセット」する方法です。

● ホームボタン非搭載のiPad(iPad Pro/Air、第10世代以降の無印iPadなど)の場合

1. 音量アップボタンを押してすぐに放す
2. 続いて音量ダウンボタンを押してすぐに放す
3.トップボタンをApple ロゴが表示されるまで押し続け、ロゴが出たらボタンを離す

● ホームボタン付きのiPadの場合

ホームボタンとトップボタン(電源ボタン)を同時に押し続け、画面にAppleロゴが出たら両方から指を離します。

⚠️ 強制再起動の注意点
強制再起動を行うとき、ケーブルでパソコンと繋がないでください。
ボタン操作は正しい手順で行う必要があります。間違った押し方・タイミングだとうまく再起動できないことがあります。
強制再起動を繰り返しても改善しないときには、無理せず別の対処法(修復ソフト、修理サービスなど)を検討するのが安全です。

方法4:リカバリーモードでiPadアップデート/復元する

iPadが通常の起動も再起動もできず、ソフトウェア的な不具合が疑われる場合は、パソコンを使って「リカバリーモード」でiPadを復旧する方法があります。これは、内部のOSを再インストールすることで不具合を解消できる可能性が高い手段です。

まずはデータを消さずに修復できる「アップデート」を試してみるのがおすすめです。なお、Windowsパソコンを使用する場合は、事前にiTunesをインストールしておく必要があります。

ステップ1. iPadをUSBケーブルでパソコンに接続し、ホームボタンの有無に応じた操作を行い、リカバリーモード画面を出します。

● ホームボタンなしの場合:音量アップ → 音量ダウン → トップボタン長押し。
● ホームボタンある場合:ホームボタンとトップボタンを同時長押し。

iPad画面に以下のリカバリーモード画面が出たらボタンを離します。

リカバリーモード

ステップ2. パソコンでiTunes(またはmacOS Catalina以降はFinder)を起動します。

ステップ3. iPadが検出されたら「アップデート」または「復元」の選択肢が出ます。ここで「アップデート」を選択します。

リカバリーモードでアップデート

ステップ4. ダウンロードおよび再インストールが終わるまでケーブルを抜かずに待ちます。完了後、iPadが再起動し、正常に使えるようになることがあります。

アップデートが失敗してしまった場合は、いったんケーブルを外してから再度接続し直してみてください。iTunes(またはFinder)に再び選択肢が表示されたら、今度は「復元」を選びます

⚠️ご注意:
「復元」を行うとiPad内のデータはすべて消去されます。バックアップがあれば、復元後にデータを取り戻すことができます。

iPadのブラックアウト不具合を防ぐためのコツ

iPadを長く快適に使い続けるためには、普段の使い方や充電方法にも気をつけることが大切です。以下のようなポイントを心がけると、バッテリーやシステムの不具合を未然に防ぎ、ブラックアウトのリスクを減らせます。

1. バッテリーの劣化を防ぐ

iPadのバッテリーは劣化が進むと、電源が入らなくなることがあります。使い方や充電方法によって寿命が変わるため、バッテリーの劣化を防ぐためのポイントを押さえておくことが大切です。

● 適切な充電タイミングと管理

バッテリーを完全に使い切ってから充電するのではなく、ある程度残量があるうちにこまめに充電するのがおすすめです。深く放電させたまま長期間放置すると、バッテリーに負担がかかります。また、充電が完了したら早めにケーブルを外すことで、バッテリーへの負担を減らせます。

● 充電時の温度や環境に注意

バッテリーは過度な熱に弱く、充電中に本体ケースを付けたままにしたり、直射日光や高温の場所で充電したりすると、バッテリーの劣化が進みやすくなります。そのため、充電する時はケースを外す、風通しの良い涼しい場所で行うなど、温度管理にも気をつけましょう。

● バッテリーにやさしい設定を使う

画面の明るさを必要以上に上げすぎないように。また、バックグラウンド更新や位置情報サービス、不要な通信(Wi-Fi/Bluetooth)をオフにすることで、不必要な電力消費を抑えられます。

2. OSやソフトウェアを最新の状態に保つ

古いiOS/iPadOSを使い続けると、過去のバグや脆弱性が残ったままになってしまうことがあります。定期的にOSを最新にしておくことで、システムの安定性が高まり、不具合やブラックアウトのリスクを減らすことができます。たとえば、最近のアップデートでは複数の重大なバグ修正やセキュリティ改善が行われています。

★重要:iPadのバックアップ習慣をつけましょう

今回のように、iPadが突然真っ暗になって起動しなくなったり、故障や紛失、水濡れなどによって使えなくなったりする可能性はゼロではありません。

そんなとき、バックアップがあればデータを守ることができます。もしバックアップがなければ、写真・データ・設定などがすべて失われてしまうかもしれません。だからこそ、日頃からバックアップの習慣をつけておくことが非常に重要です。

※関連記事:iPhone/iPadのバックアップは必要ですか?しないと危険な理由

iPadのバックアップ方法については、iCloudやパソコン上のバックアップソフトを使うのが一般的です。特にパソコンでのバックアップは、自分のパソコンの空き容量が許す限りデータを丸ごと保存できるため、容量制限を気にせず使えるのが大きなメリットです。

そこでおすすめしたいのが、Windows用の無料バックアップソフト「FoneTool」です。データの丸ごとバックアップはもちろん、写真や連絡先、メッセージなど必要なデータだけを選んでバックアップできるので、効率よく管理できます。さらに、バックアップしたデータの復元も簡単にできるため、大切なデータを安全に守りたい方にぴったりです。

iPadをパソコンにバックアップする
バックアップモード

完全無料なので、大切なデータをしっかり守りたい方はぜひFoneToolを使ってみてください。(※FoneToolをダウンロード

iPadデータの丸ごとバックアップ

まとめ

iPadが突然真っ暗になり反応しない、再起動もできないときは、バッテリー切れやソフトウェアの不具合、バッテリー劣化やハードウェアの故障など、さまざまな原因で起こります。まずは充電をしっかり行い、反応がない場合はFoneTool Repairなどの修復ソフトや強制再起動、リカバリーモードによるアップデート・復元を試すことが効果的です。

特にシステムの深刻なエラーで起動しなくなった場合には、データを消さずに修復できる「FoneTool Repair」が非常に頼りになります。初心者でも簡単に操作できるので、iPadのブラックアウトトラブルに直面したら、まずはFoneTool Repairの使用をおすすめします。

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