iPhoneの緊急SOS画面が解除できないときの対処法

iPhoneが緊急SOS画面から動かない時の対処法

iPhoneの緊急SOSを誤って発動してしまい、「キャンセル」ボタンを押しても反応せず、画面がそのまま固まってしまった経験はありませんか？緊急SOSを解除できないときは、「このまま通報するか」と不安になりますよね。

iPhoneが緊急SOS画面から動かなくなる原因としては、iOSの一時的な不具合や動作エラー、タッチ操作の反応不良、ボタンの誤作動、システムのフリーズなどが考えられます。

この記事では、iPhoneの緊急SOSを正しく解除する基本的な方法から、画面がフリーズして解除できないときの具体的な対処法まで、わかりやすく解説します。

iPhoneの緊急SOSの解除方法

iPhoneで緊急SOSを誤って起動してしまった場合でも、正しい手順を知っていれば落ち着いて解除できます。まずは、通常操作で解除できる基本的な方法から確認していきましょう。

方法1：カウントダウン中に「停止」をタップする

緊急SOSは、起動後すぐにカウントダウン画面が表示されます。この画面が表示されている間であれば、画面下部にある「停止」ボタンをタップすれば、SOS画面から離れます。

方法2：通話が始まった場合はすぐに切断する

もしカウントダウンが終わり、すでに緊急通話が開始されてしまった場合は、通話画面の「終了」ボタンをタップしてすぐに切断してください。

方法3：SIMカードを取り出す

iPhoneが緊急SOS画面から抜けられない原因に、SIMカードの読み取り不良や接触不良が関係しているケースがあります。SIMが正しく認識されないと、iPhoneは「通信ができない」と判断してSOS状態にとどまることがあるため、SIMカードを一度取り出してクリーニングし、正しく装着し直すことが有効です。

ただし、画面が完全にフリーズして操作を受け付けない場合や、キャンセルボタンを押しても反応しない場合は、通常の解除方法では対応できません。 そのようなときは、次のパートで紹介する直し方を試してみてください。

緊急SOS画面でフリーズしたiPhoneの直し方

iPhoneが固まってSOS画面から動かない場合は、以下の方法で直すことがあります。

方法1. iPhoneを強制再起動する

まず最初に試したいのが、強制再起動です。通常の再起動ができない状態でも、強制再起動であればiOSをリフレッシュでき、フリーズが解消されるケースが多くあります。

強制再起動の操作方法は機種によって異なります。

• iPhone 8以降：音量上ボタンを押してすぐに離し、音量下ボタンを押してすぐに離し、最後にサイドボタンを長押しして、Appleロゴが表示されたら離します。
• iPhone 7/7 Plus：音量下ボタンとサイドボタンを同時に長押しし、Appleロゴが表示されたら離します。
• iPhone 6s以前：ホームボタンとサイドボタン（または上部ボタン）を同時に長押しし、Appleロゴが表示されたら離します。

方法2. FoneTool Repairで緊急SOSを解除する（推薦）

強制再起動ができない場合は、専用のiPhone修復ツール「FoneTool Repair」を使ってiPhoneを強制的に再起動させることができます。

FoneTool Repairはデータを失わずにiPhoneのシステムをリフレッシュし、SOS画面のフリーズを引き起こす不具合を完全に修復することができます。ボタンを押さず、操作も数回のクリックだけなので、使いやすくて便利な方法です。

無料の標準モードで直ることがよくあるので、以下の手順でFoneTool Repairを使いましょう。

ステップ 1. パソコンにFoneTool Repairをダウンロードし、iPhoneをケーブルでパソコンに接続します。

ステップ 2. FoneTool Repairを起動して、「iOSシステム修復」を選択します。

ステップ 3. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。

ステップ 4. iPhoneのシステムファームウェアをダウンロードします。

ステップ 5. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。

修復が完了すると、iPhoneが再起動し、SOS画面が消えてロック画面になります。

方法3. リカバリーモードで緊急SOSを解除する

iPhoneをリカバリーモード（復旧モード）にしてから解除することで、緊急SOS画面から抜け出せることがあります。ただし、必ず成功する保証はありません。

リカバリーモードに入るには、二つの方法があります。

1. ボタン操作でリカバリーモードにする

• Face ID搭載モデル：音量上ボタンを押してすぐ放し、 音量下ボタンを押してすぐ放し、 最後にサイドボタンをリカバリーモード画面が表示される長押しする
• ホームボタン搭載モデル：ホームボタンと電源ボタンを同時に押し続け、リカバリーモード画面が表示されるまで待つ

2. FoneTool Repairを使う

FoneTool Repairはシステム修復以外、リカバリーモードの出入りも簡単にできます。ボタン操作でリカバリーモードに入らない場合や、ボタンが壊れた場合おすすめの方法です。無料で使えるので、いかの手順に従ってください。

ステップ 1. FoneTool Repair の画面から「リカバリーモード」をクリックします。

ステップ 2. 画面左側のオプションから「リカバリーモードに入る」モードを選び、「開始」をクリックします。

iPhoneの画面がリカバリーモード画面になったら、iPhoneを強制的に再起動すればリカバリーモードを解除できます。リカバリーモードから脱出できない場合は、FoneTool Repairを使えばすぐに解除できます。

iPhoneの緊急SOSについてよくある質問