iPhoneのリンゴマークが点滅!リンゴループに陥った時の直し方

iPhoneの画面にリンゴマークがついたり消えたりする「リンゴループ」現象に困っていませんか?この記事では、iPhoneがリンゴループになる原因と自分でできる解決方法を紹介しています。

Astra 編集者:Astra 更新日:2025年12月04日
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iPhoneでリンゴマークが点滅して起動しない!

 

半年ぶりに起動したiPhone13Proが充電してもりんごループ?のようにりんごマークが数分単位で点滅するだけで起動しません。充電ケーブルをぬいたらりんごマークすら出てきません。有識者の方、治し方分かりますか?

- Yahoo知恵袋からの質問

iPhoneを起動、充電、アップデート、初期化するときに、画面上に白いアップルのロゴ(リンゴマーク)がチカチカ点滅したり、ずっとそのまま起動しないことがあります。

このようなアップルマークがついたり消えたりする状態は、「リンゴループ」と呼ばれ、多くのユーザーが直面するトラブルのひとつです。

iPhone アップルマーク 点滅する

もし今、あなたのiPhoneがリンゴループになっていたとしてもあきらめないでください。この記事では、自分で試せるリンゴループの解決方法を紹介します。修理に出さずに自宅で修復可能なので、ぜひ試してみてください。

リンゴマークが繰り返し点滅する原因

リンゴマークが繰り返し点滅するのはなぜですか?リンゴマークが点滅するのは、基本的に「ソフトウェア」または「ハードウェア」のトラブルが原因です。どちらかが正常に動かなくなると、iPhoneは起動処理を完了できず、リンゴループに陥ってしまいます。

以下の原因を確認すれば、あなたのiPhoneがなぜリンゴループになったのか、手がかりをつかめるはずです。

ソフトウェアが原因でリンゴループになった

  • システムファイルの破損:iOSの起動に必須なファイルが壊れていると、起動処理の途中で止まり、アップルマークがループすることがあります。これはアップデートの不具合や何らかのデータ破損で起きることが多いです。
  • アップデートの途中失敗:Wi-Fiが切れたり、充電が切れたり、ストレージ容量が足りなかったりすると、iOSのアップデートが正しく完了せず、起動できない状態になることがあります。
  • 脱獄や非公式ソフトの導入:公式外の改造や非正規ソフトは、iOSのシステムと競合し、結果的にリンゴループになることがあります。
  • 強制再起動を必要以上に行っていた:何度も強制再起動を繰り返すと、内部データの不整合が起きてリンゴループになることもあります。

ハードウェアが原因でリンゴループになった

  • 水没・浸水:液体の侵入によって内部の基板や接続部が故障すると、起動に必要なハードウェアチェックに失敗し、リンゴループに陥ることがあります。
  • 落下や衝撃による内部損傷:落下などで内部の回路や接続が断線・破損すると、たとえ画面にロゴが出ても先に進めず、起動できなくなることがあります。
★ヒント:iPhoneを水没させたり落とした経験があるなら、ハードウェアの損傷が原因でリンゴループになっている可能性が高いです。その場合は、Appleサポートに相談して修理に出すことをおすすめします。

リンゴマークが点滅するiPhoneの直し方

iPhoneがリンゴループで点滅を繰り返して起動しないときは、そのまま放置しないでください。放置するとシステムがさらに不安定になり、復旧が難しくなる恐れがあります。できるだけ早めに対処することが重要です。

ここではリンゴループの直し方を順に解説しますので、まずは以下の方法を試して、自分でiPhoneのソフトウェアを復旧してみましょう。

方法1:iPhoneを強制再起動する

iPhoneがリンゴループになって動かない場合、最初に試すべきなのが「強制再起動」です。さらに、SIMカードが入っている場合は、一度取り外してから再起動すると改善するケースがあります。

※ なぜSIMカードを抜くのか?
SIMカードに関連した通信エラーや認識エラーが起きていると、起動処理の途中でつまずき、リンゴループが続いてしまうことがあります。

SIMカードを抜いたあと、以下の手順で強制再起動をしてください。iPhoneのモデルによって操作が異なります。

● iPhone 8以降:音量アップボタンを押してすぐに離す>音量ダウンボタンを押してすぐに離す>Appleのロゴが表示されるまでサイドボタン(電源ボタン)を長押しする

● iPhone 7/7plus:サイドボタンと音量ダウンボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで長押しする

● iPhone 6s以前:ホームボタンとサイドボタン(またはトップボタン)を同時に、Appleロゴが表示されるまで長押しする

iPhoneを強制再起動するやり方

⚠️ ご注意:
不正なアプリをインストールしている場合は、再起動後に必ず削除してください。そうしないと、問題が再発する可能性があります。
強制再起動ができない場合は、無理に何度も繰り返さないでください。システムがさらに損傷する恐れがあります。

方法2:FoneTool RepairでiOSシステムを修復する(データ失わない)

強制再起動ができず、iPhoneがリンゴループから抜け出せない場合は、iOS専用の修復ソフト「FoneTool Repair」を使うのがおすすめです。FoneTool Repairは、iPhoneやiPadのシステムにある不具合をワンクリックで修復し、リンゴループ、画面が真っ黒で起動しないなどの問題を手軽に解消できます。

FoneTool Repair

ワンクリックで様々なiOS・iPadOS不具合を素早く解消できる。

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無料の標準修復モードでリンゴループが直るケースがあるので、パソコンにFoneTool Repairをダウンロードして、以下の手順に沿ってみましょう。

ステップ1. iPhoneをケーブルでパソコンに接続します。

ステップ2. FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。

iPhoneのシステムをフレッシュして発熱トラブルを改善

ステップ3. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。

標準モード

ステップ4. iPhoneのシステムファームウェアをダウンロードします。

iOSシステムファームウェアをダウンロード

ステップ5. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。

修復が完了すると、リンゴマークの点滅が止まり、iPhoneが正常に起動するはずです。

★ヒント:「標準モード」でリンゴループが直らない場合は、高度な修復力で成功率がより高い「高度モード」を使ってみましょう。テストによると、「高度モード」でリンゴループが直ったケースが多いです。

方法3:リカバリーモードでiPhoneをアップデートする

iPhoneがアップデート後にアップルマークが点滅する場合は、リカバリーモードを使って再度アップデートすることでリンゴループが直ることがあります。

リカバリーモードでのアップデートはデータを消さないため、安心して以下の手順を試してください。

⚠️ ご注意:
Windowsパソコンを使っている場合は、事前にiTunesをインストールしてください。

ステップ1. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、以下の操作でリカバリーモードにします。

● iPhone 8以降(iPhone SE 第2/3世代を含む):音量アップボタンを押してすぐに離す>音量ダウンボタンを押してすぐに離す>サイドボタンを長押しする

● iPhone 7シリーズ(iPod touch 第7世代):トップボタン(またはサイドボタン)と音量ダウンボタンを同時に長押しする

● iPhone 6s以前(iPhone SE 第1世代、iPod touch 第6世代以前を含む):ホームボタンとトップボタン(またはサイドボタン)を同時に長押しする

iPhoneの画面に以下のリカバリーモード画面が出たら全てのボタンを離します。

リカバリーモード

★ヒント:ボタンを押さずにリカバリーモードに入る方法があります。方法2FoneTool Repairを使えば、ワンクリックで簡単にリカバリーモードを起動します。無料で使えるので、面倒な手順を避けたいときにぜひ活用してみてください。
FoneTool Repairでリカバリーモードにするガイド

FoneTool Repairでリカバリーモードにする

ステップ2. パソコンでiTunes(またはmacOS Catalina以降はFinder)を起動します。

ステップ3. iPhoneが検出されたら「アップデート」または「復元」の選択肢が出ます。ここで「アップデート」を選択します。

リカバリーモードでアップデート

ステップ4. 再インストールが終わるまでケーブルを抜かずに待ちます。完了後、リンゴループが直り、iPhoneが正常に使えるようになることがあります。

⚠️ご注意:
ダウンロードに15分以上かかり、途中で「コンピュータに接続」画面が消えてしまった場合は、ダウンロード完了を待ってから、リカバリーモードの手順をもう一度行います。
★ヒント:アップデートで直らない場合は復元を試す
アップデートが必ず成功するわけではありません。アップデート後もリンゴマークが点滅したまま改善しない場合は、ステップ3で「復元」を選んでください
ただし、リカバリーモードの復元はデータをすべて消去するため、事前にバックアップがある場合のみおすすめします。

方法4:DFUモードでiPhoneを復元する(最終手段)

リカバリーモードで復元してもリンゴループが直らない場合は、さらに高度な修復ができる「DFUモード」を試す方法があります。ただし、DFUモードでの復元もすべてのデータを削除するのを注意してください。

ステップ1. iPhoneをケーブルでパソコンに接続します。

ステップ2. 次の操作でDFUモードに入ります。(※ DFUモードに入ったサインは、画面が真っ暗になること)

● iPhone 8以降:まず音量アップ→音量ダウンの順にすばやく押し、続いて画面が真っ黒になるまでサイドボタンを長押しします。画面が消えたらサイドボタンを押し続けながら音量ダウンボタンを5秒押し、その後サイドボタンだけ離して音量ダウンをさらに10秒押し続けます。

● iPhone 7シリーズ:まずサイドボタンと音量ダウンボタンを同時に約10秒間長押しします。画面が真っ黒になったら、サイドボタンだけ離して音量ダウンボタンはさらに約10秒間押し続けます。

● iPhone 6S以前:ホームボタンと上部(または側面)の電源ボタンを同時に約10秒間長押しします。画面が真っ黒になったら電源ボタンだけ離し、ホームボタンはさらに約10秒間押し続けます。

DFUモード

★ヒント:DFUモードの操作はリカバリーモードよりも複雑で初心者不向きです。手軽で効果の高い修復を望むなら、FoneTool Repairの「高度モード」使用をおすすめします。

ステップ3. パソコンでiTunesやFinderを起動し、画面の指示に従いiPhoneを「復元」します。

復元を開始すると、iPhoneの画面にリンゴマークと進行バーが表示されます。進行バーが最後まで進むと、iPhoneが起動し、初期設定画面が表示されます。

※関連記事:工場出荷時の状態に戻したiPhoneにデータを復元する方法

iPhoneのリンゴループについてよくある質問

まとめ

この記事では、iPhoneがリンゴマーク・アップルマークの点滅で起動しない(リンゴループ)トラブルの原因と対処法を詳しく解説しました。リンゴループは主にソフトウェアの不具合やアップデート失敗、脱獄などの改変、そしてハードウェアの故障によって起こります。

放置すると症状が悪化するため、まずは強制再起動や「FoneTool Repair」などの修復ソフトを活用しましょう。アップデートや初期化の途中でリンゴループになった場合は、リカバリーモードやDFUモードでの復元も有効です。ただし、操作が複雑なDFUモードよりも、初心者には簡単で安全なFoneTool Repairの利用がおすすめです。早めの対処で、大切なiPhoneをしっかり守りましょう。

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