ウィルスか?iPhoneの音量が勝手に上がる原因と対処法
iPhoneの音量が勝手に上がり、下げてもすぐに戻ってしまうことがあります。この記事では、iPhoneの音量が勝手に上がる主な原因と対処方法を解説します。音量の不具合に困っている方はぜひ参考にしてください。
iPhoneの音量が勝手に上がる原因と解決方法
iPhoneを使っているときに勝手に音量が上がってしまいます。カバーケースが原因かと思って、外したのですが、それでも治りません。どうすれば良いですか
- Yahoo知恵袋からの質問
「何もしていないのにiPhoneの音量が勝手に上がる」「イヤホンの音が急に大きくなってビックリする」そんな状況に遭遇すると、ウィルスや乗っ取りを疑って不安になりますよね。特に音量をゼロにしてもまた上がってしまうと。
ですが安心してください。iPhoneが勝手に音量を上げる現象は、ウィルスや不正アクセスが原因ではなく、ほとんどの場合は設定や物理的な要因によって起こります。
この記事では、iPhoneの音量が勝手に変わる主な原因と、その解決方法を解説します。同じ症状で困っている方は、ぜひ参考にしてください。
何もしてないのにiPhoneの音量が上がるのはなぜ?
操作してないのにボリュームが勝手に上がる場合、考えられる原因は次のようなものです。
1. ケースによる誤操作
装着しているスマホケースが硬かったり、フィットしすぎていたりすると、知らないうちに音量ボタンが押されてしまうことがあります。
✅対処法:一旦ケースを外して、音量ボタンの周囲を清掃してから様子を見ましょう。(※詳しい手順はこちらへ)
2. 設定による自動調整
一部の機能や設定によって、iPhoneの音量が自動的に上がることがあります。特に次のような機能が関係している場合があります。
- 自動音量調整機能
Apple Musicで音楽を聴いていると、音量が勝手に上がる場合は、「自動音量調整機能」が働いている可能性がある。この機能は、音楽の音量が小さいときに、自動で適切な大きさに調節してくれる便利な機能。そのため、意図せず音量が上がったように感じることがある。 - 着信音をボタンで変更する設定
この設定をオンにしていると、着信音や通知音の音量が勝手に変わることがある。これは、音楽の再生中に音量を調整すると、着信音の音量も連動して変わってしまうためで、意図せず音量が上がるから。 - 画面注視認識機能
Face ID対応機種に搭載されているこの機能では、ユーザーが画面を見ているかどうかを検知し、その状況に応じて音量を自動で調整。画面を注視しているときは音量を下げ、逆に画面を見ていないときは注意を引くために音量が上がることがある。
✅対処法:これらの設定をオフに切り替えます。(※詳しい手順はこちらへ)
3. iOSシステムの不具合
一時的なバグによって、音量が勝手に切り替わることもあります。特にiOSのバージョンや機種によっては、端末の処理が一時的に遅くなり、ボタンを押してもすぐに反応せず、数分後に音量が変わることがあります。これは一時的なシステムの挙動によるもので、ウィルスやハッキングによるものではありません。
✅対処法:再起動や最新のiOSへのアップデート、プロの修復ツールで改善される場合が多いです。(※詳しい手順はこちらへ)
4. 音量ボタンの故障
音量ボタンが破損している場合、押していないのに勝手に反応することがあります。例えば、使用頻度が高かったり、ボタンを強く押しすぎたりすると、音量アップボタンが陥没してしまうことがあります。その場合、音量を下げてもすぐに元に戻ってしまうことがあります。
✅対処法:物理的な故障が原因のため、修理や交換が必要になることがあります。
iPhoneの音量を下げても上がる時の対処法
iPhoneの音量が勝手に上がる場合、ゼロにしても大きくなる場合は、以下の方法を順番に試してトラブルシューティングしましょう。
対処法1:ケースを外して、音量ボタンを清掃する
ケースを装着している場合は、まずはiケースを外して、ボタン周りにケースの干渉がないか確認しましょう。
それから、iPhoneの電源を切って、柔らかい布でボタン周囲を拭きます。ボタンの隙間も綿棒や歯ブラシの先端でホコリなどを取り除きましょう。
清掃後、電源を入れてボタンの手ごたえと音量挙動を確認しましょう。
対処法2:音量自動調整や関連設定をオフにする
ソフトの設定が音量が上がる原因かどうかを切り分けるため、以下の設定を一度オフにして挙動を確認してください。
自動音量調整機能
- 「設定」を開き、「ミュージック」を選択します。
- 「音量を自動調整」をオフに切り替えます。
ミュージック音と着信音を同一設定
- 「設定」を開き、「サウンドと触覚」を選択します。
- 「着信音と通知音」の項目で「ボタンで変更」をオフにします。
画面注視認識機能
- 「設定」を開き、「Face IDとパスコード」を選択します。
- 「画面注視認識」をオフに切り替えます。
対処法3:iPhoneを再起動する
音量を下げても上がる場合は、バグの可能性が高いです。こういうバグを解消するために、再起動を試してみてください。以下は、iPhone X以降の再起動方法です。
1. いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しします。
2. 表示された電源オフスライドをドラッグし、電源が切れるまで30秒待ちます。
3. サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しし、電源を入ます。
対処法4:iOSを最新バージョンにアップデートする
iPhoneの音量に影響するソフトウェアの不具合は、iOSのアップデートで修正されることが多いです。アップデートを行う際は、万が一に備えて必ずiPhoneのバックアップを取ってから実行しましょう。
1. 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」をタップします。
2. 利用可能な最新のiOSバージョンをダウンロードしインストールします。
対処法5:専門修復ツール「FoneTool Repair」を使う
実は、iPhoneの不具合を簡単に解消できる信頼できるサードパーティ製のソフトがあります。FoneTool Repairはその一つで、音量ボタンが勝手に上がるなど、さまざまなiOSの不具合をワンクリックで修復できます。再起動やアップデートで改善しない場合の、手軽で安全な解決方法としておすすめです。
今すぐFoneTool Repairをダウンロードし、以下のiPhoneの音量が勝手に上がる問題を解決していきましょう。
1. iPhoneをケーブルでパソコンに接続し、「信頼」をタップします。
2. FoneTool Repairを起動して、メイン画面で「iOSシステム修復」を選択します。
3. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリック。
4. 「システムファームウェア」で使いたいiOSバージョンを選択し、「ダウンロード」をクリックします。
5. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。
修復完了後、iPhoneが自動的に再起動し、iPhoneに潜んでいるバグがすべて解消されるはずです。
対処法6:ボタンを押さずに音量を調節する
音量ボタンが故障して音量を変更できない場合でも、コントロールセンターからうあ、Assistive Touchを使えばボタンを押さずに音量を調整できます。
Assistive Touchの設定方法は以下です。
1. 「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「AssistiveTouch」の順にタップします。
2. 「AssistiveTouch」をオンにします。すると、画面上に四角のどこにでもドラッグできるボタンが表示されます。
このボタンをタップし、「デバイス」を選ぶと「音量を上げる」&「音量を下げる」で音量を調節できます。
対処法7:Apple Storeで修理を依頼する
以上の方法をすべて試してもiPhoneの音量が勝手に上がる場合は、ソフトウェアの問題ではなく、ハードウェアに原因があると考えられます。特に直前にiPhoneを水に落としたり、強い衝撃を与えたりした心当たりがある場合は、音量ボタンが破損した可能性が高いです。
こういう物理的な故障は自己対応では解決が難しいため、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダに修理を依頼するのが安心です。
まとめ
iPhoneのボリュームが勝手に上がる原因は、ケースによる物理的な押し込みや設定の自動調整機能、iOSの一時的な不具合、さらには音量ボタンの破損など、いくつかの要因が考えられます。ウィルス感染の可能性が低いのでご安心ください。原因に応じて、ケースを外して清掃する、関連する設定をオフにする、再起動やアップデートを行うといった対処法を試すことで、多くの場合は解決できます。
もしそれでも改善しない場合は、FoneTool Repairのような専門修復ツールを利用するのも効果的です。それでも直らない場合は、ハードウェアの問題が疑われるため、Apple Storeや正規サービスプロバイダに修理を依頼するのが安心でしょう。
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