iPhoneで天気は使用不可原因と対処法【アプリ・ウィジェット対応】

iPhoneの天気アプリ・ウィジェットが使用不可の原因と解決方法

朝、iPhoneを見たらウィジェットに「“天気“は使用不可」と表示されていて肝を冷やした――そんな経験、ありませんか。

特に出かける直前だったり、外出先で傘を忘れてしまいそうなときに限って、このエラー。普段は無意識に頼っている天気情報が使えないと、日常の小さな判断ができなくなってしまいます。

この記事では、iPhoneの天気アプリやウィジェットで「天気は使用不可」出る原因とその解決策を解説します。すべて試せば、多くの場合は天気機能が復旧できるはずです。

「天気は使用不可」が出るのはなぜ？

ここでは、iPhoneの天気アプリやウィジェットに「天気は使用不可」と表示される主な原因を説明します。

原因1：位置情報サービスの設定に問題がある

天気アプリが正しく動くには位置情報が必要です。位置情報サービスがオフ、または天気アプリへの許可が「許可しない」になっていると、地域が判別できず天気データを取得できません。そのため「天気は使用不可」と表示されます。（※ 対処法はこちらへ）

原因2：インターネット接続の問題

天気情報はオンラインでリアルタイムに更新されるため、インターネット接続が不安定だとデータを受け取れず、「天気は使用不可」エラーが出ることがあります。（※ 対処法はこちらへ）

原因3：MDM（モバイルデバイス管理）の制限

会社や学校から支給されたiPhoneの場合、MDMという管理システムが入っていることがあります。この仕組みにより、位置情報の利用やアプリの通信が制限されていることがあり、ユーザー自身が設定を直しても天気アプリが動作しないケースがあります。もし個人用のiPhoneでない場合は、システム管理者に確認するのが早道です。

原因4：iOSアップデート後の不具合

「iOSを最新バージョンにしたら、天気アプリが急におかしくなった」という声はよくあります。これはアップデート直後に発生する互換性のズレや、iOS側のバグが原因である場合があります。特に、新しいOSリリース直後は一時的な不具合が発生することも多いです。（※ 対処法はこちらへ）

原因5：Apple側のシステム障害

ユーザーの設定に問題がないのに「天気は使用不可」と出るときは、Apple側のシステムにトラブルが起きている可能性もあります。実際、2024年6月6日にはAppleの天気サービスで大規模な障害が発生し、世界中で同じエラーが一斉に表示されました。

こうしたときは、ユーザーが何をしても解決できないため、Appleがシステムを復旧するのを待つしかありません。

iPhoneの天気アプリ・ウィジェットが使えないときの対処法

このパートでは、「天気は使用不可」エラーの原因に対応する具体的な解決方法を紹介します。

方法1：位置情報サービスの設定を確認する

まず最初に確認したいのが、位置情報の設定です。位置情報サービスがオフになっていると、天気情報が取得できません。次の手順で設定を確認しましょう。

1. 「設定」アプリを開き、「プライバシーとセキュリティ」をタップ

2. 「位置情報サービス」を開き、スイッチがオンになっているか確認

3. 位置情報サービスの画面で、下にスクロールして「天気」をタップ

4. 「位置情報の利用」を「常に許可」に変更

5. 「正確な位置情報」の設定もオンにする

方法2：インターネット接続を再確認する

Wi-Fiやモバイル通信がオンになっているか確認しましょう。もしオンになっているのに「天気は使用不可」と表示される場合は、Safariなど他のアプリを開いて、ネット接続が安定しているかを確認してください。

ほかのアプリでも動作が重かったり、ページの読み込みが遅い場合は、次の方法でネットワークを改善できます。

• 一度Wi-Fiをオフにして再度オンにする、または別のネットワークに接続
• ルーターを再起動する
• 機内モードをオンにして数秒待ち、再びオフにする
• VPNやプロキシをオフにする
• 「設定」＞「一般」＞「転送またはiPhoneをリセット」＞「リセット」＞「ネットワーク設定をリセット」を選択（※これによりWi-Fiパスワードが消えるため、再接続が必要）

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方法3：天気アプリとiPhoneを再起動する

iOSをアップデートした直後に天気アプリが使用不可になった場合は、バグの可能性があります。まずは天気アプリを強制終了し、30秒ほど待ってから再起動してみてください。それでも改善されない場合は、iPhone自体を再起動します。

方法4：専門の不具合修復ツールを使う

再起動しても天気アプリが改善されない場合は、システム側の不具合が原因かもしれません。そんな時は、専門のiOS修復ツールを使うのがおすすめです。

中でもFoneTool Repairは、iPhone・iPadのあらゆる不具合を修復できる信頼性の高いソフトです。天気アプリが「使用不可」と表示される問題をはじめ、iOSアップデート後の動作不良やアプリのクラッシュ、フリーズなど、160種類以上の不具合に対応しています。

特別な知識がなくても扱えるので、初心者でも安心して利用できます。不具合が発生した場合は、以下の手順でiPhoneのシステムを修復しましょう。

1. パソコンにFoneTool Repairをダウンロードしインストールします。

2. iPhoneをケーブルでパソコンに接続し、「信頼」をタップします。

3. FoneTool Repairを起動して、「iOSシステム修復」を選択します。

4. 「標準モード」を選択して、「開始」をクリックします。

5 初めてこのソフトを使う場合は、iOSシステムファームウェアをダウンロードする必要があります。

6. ファームウェアのダウンロードが完了したら、「修復開始」をクリックします。

方法5：Appleシステム状況を確認する

以上の方法をすべて試しても天気アプリが「使用不可」のままの場合は、Apple側のサーバーで一時的な不具合が発生している可能性があります。

Apple公式サイトには、各サービスの稼働状況を確認できる「Appleシステム状況」ページがあります。天気アプリが表示されない、データが更新されないといった不具合が続く場合は、このページを確認してみましょう。

• ブラウザでApple公式サイトのシステム状況ページを開く
• 一覧の中から「天気」を探す
• 緑のマークなら正常、黄色または赤のマークが表示されている場合は障害・メンテナンス中を意味する

Apple側の問題である場合、ユーザーが手を加える必要はありません。多くの場合、数時間以内に自動的に復旧します。しばらく時間をおいてから再度アプリを開き、天気情報が更新されるか確認してみてください。

ようくあるご質問

Q1：iPhoneのロック画面に天気が表示されないのはなぜ？

ロック画面でウィジェットが非表示になっている可能性があります。「設定」＞「Face IDとパスコード」＞「ロック中にアクセスを許可」で「ウィジェット」をオンにしてください。iOS16以上で利用できます。

Q2：天気アプリで地域の追加ができない時はどうすればいい？

天気アプリで新しい地域を追加しようとしても、検索してもヒットしなかったり、「追加」ボタンが反応しない場合があります。そんな時は、都市名の入力方法を見直してみましょう。日本語表記で出てこないときは、英語で検索すると見つかることがあります（例：「ニューヨーク」ではなく「New York」など）。また、地域によっては天気データの提供自体が行われていないこともあります。

Q3：天気アプリの気温がおかしいのはなぜ？

iPhone標準の天気アプリで気温が異常に高く表示される場合は、単位設定が「華氏（°F）」になっている可能性があります。天気アプリを開いて画面右下の「…」＞「温度単位」から「摂氏（°C）」を選択すれば、正しい気温に戻ります。

まとめ

今回は、iPhoneの天気アプリや、ホーム画面・ロック画面の天気ウィジェットで「天気は使用不可」と表示される原因と、その対処法について解説しました。設定やネットワーク接続を見直すだけで、多くの場合は問題を解消できます。

もしiOSをアップデートした直後に天気アプリが使えなくなった場合は、iPhoneの再起動や専門の不具合修復ツールを使うことで解決できることがあります。特にFoneTool Repairを利用すれば、アップデート後の天気アプリの不具合だけでなく、iPhoneの動作が重くなったり、一部機能が正常に動作しないなど、再起動では解消できない問題もまとめて修復できます。次回のiOSアップデートを待たずに、安心して天気アプリを使えるようになるおすすめの方法です。