Apple IDからサインアウトできない？7つの対策で即解決！

iPhoneでApple IDからサインアウト・ログアウトできない

iPhoneやiPadを手放す前や、新しいApple ID（Apple Account）に切り替えるときなど、サインアウトが必要になる場面は意外と多いものです。しかし、設定アプリでApple IDをサインアウトしようとする時、以下のようなトラブルでログアウトできないケースがあります。

Apple Accountがグレーアウトしてタップできない

Apple IDのパスワードを忘れてログアウトできない

サインアウトボタンがグレーアウトして「制限されているためサインアウトできません」と表示される

この記事では、こうしたサインアウト不能の原因を解説し、それぞれの対処法をステップごとにご紹介します。初期化に頼る前に、ぜひ本記事の手順を順番にお試しください。

Apple IDからサインアウトできないのはなぜですか？

Apple IDをサインアウトできない原因は主に以下の4つが考えられます。

1. 「探す」機能が有効になっている：デバイスで「探す」機能がオンの状態では、セキュリティ上の理由からApple IDのサインアウトがブロックされます。

2. スクリーンタイムによって設定変更が制限されている：iPhoneでスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」が有効で、「変更を許可したい」と設定していると、Apple IDからのサインアウトができなくなります。

3. インターネット接続が不安定：Apple ID からサインアウトするには、デバイスをインターネットに接続している必要があります。ネットに接続されていない、または機内モードになっている iPhone ではサインアウトできません。また、通信環境が不安定だと、サインアウトの完了までに時間がかかる場合があります。

4. システムに不具合がある：稀ですが、iOSや設定アプリの一時的なバグにより、サインアウト処理が進まなくなることがあります

iPhoneでApple IDからサインアウトできない時の対策

それでは、Apple IDからログアウトできないときに試すべき対処法を確認していきましょう。

対策1：専用ツールでApple IDから強制サインアウトする（即解決）

まず最も手軽で、しかも確実にApple IDをサインアウトできる方法をご紹介します。それはFoneTool UnlockerというiPhoneロック解除専用のツールを使うことです。このソフトを使えば、パスワードを忘れた場合でも、Apple IDを安全にデバイスから削除できます。

これらの特徴により、FoneTool Unlockerは「どうしてもApple IDからサインアウトできない」「パスワードを忘れてログアウトできない」といったお悩みをお持ちの方にとって、最も手軽で確実なソリューションとなります。

それでは、下のボタンからFoneTool Unlockerをパソコンにダウンロードし、以下の手順に沿ってApple IDをサインアウトしましょう。

🌟開始する前にご注意：「探す」機能が無効か有効かによって、データを残すか消すかを選択できます。

• データを残してApple IDのみをサインアウトしたい場合：デバイスの「設定」アプリを開き、「自分の名前」＞「iCloud」＞「探す」＞「［デバイス］を探す」のスイッチをオフにしてください。
• Apple IDを含むすべてのデータを消去したい場合：「探す」機能をオンのままにしてください。

ステップ 1. USBケーブルを使ってiPhone／iPadをコンピュータに接続し、 FoneTool Unlockerを起動し、メイン画面の「Apple IDを削除」を選択します。

🌟ヒント：FoneTool UnlockerはApple IDのほか、iTunesバックアップの暗号化、スクリーンタイムのパスコード、そして永久にロックされiPhone／iPadのロック解除にも対応しています。

ステップ 2. 「開始」をクリックし、画面の案内に従ってデバイスにパスコードが設定されているかを確認してください。（※ 設定していない場合は、Apple IDの削除を正常に行えません。）

ステップ 3. フォームウェアファイルのダウンロード画面が表示されたら、「ダウンロード」をクリックし、完了するまでしばらくお待ちください。

ステップ 4. ダウンロードが完了したら、「Apple IDの削除を開始」をクリックします。

Apple IDの削除が完了すると、デバイスは自動的に再起動されます。再起動後、デバイスはApple IDが解除された状態となり、別のアカウントでサインインできます。

対策2：「iPhoneを探す」をオフにする

「探す」機能がオンになっていると、Apple IDをサインアウトできないことがあります。以下の手順で「探す」をオフにしてください。

ステップ 1. デバイスをネットワークに接続して、「設定」アプリを開いて、「自分の名前」＞「iCloud」＞「探す」の順にタップします。

ステップ 2. 「iPhone／iPadを探す」のスイッチがオンになっている場合は、タップしてオフ（灰色）にします。

ステップ 3. 必要なパスワードを入力し、右上の「オフにする」をタップします

対策3：スクリーンタイムのをオフにする

設定アプリで「Apple ID」の項目がグレー表示で選択できず、「サインアウト」ボタンも押せない場合は、スクリーンタイムの制限がかかっていることが原因です。その場合、以下の方法でスクリーンタイムをオフにしてください。

ステップ 1. iPhoneで「設定」を開き、「スクリーンタイム」を選択し、 下にスクロールして、「アプリとWebサイトのアクティビティをオフにする」をタップします。

ステップ 2. スクリーンタイムのパスコードを入力し、「アプリとWebサイトのアクティビティをオフにする」をタップします。

🌟 ヒント：スクリーンタイムのパスコードを忘れた場合

スクリーンタイムのパスコードを忘れてオフにできない場合は、パスコードのリセットを試すか、またはFoneTool Unlockerを使ってスクリーンタイムを解除する方法があります。

注意すべき点は、スクリーンタイムのパスコードをリセットするにはApple IDとそのパスワードが必要だということです。もしパスワードを忘れてしまった場合は、FoneTool Unlockerを使うのが最適な方法です。Apple IDのパスワードやスクリーンタイムのパスコードがなくても簡単に解除でき、データも消去されませんので安心できます。

操作も簡単で、iPhoneをパソコンに接続し、FoneTool Unlockerで「スクリーンタイムを解除」を選択して、あとは画面の案内に従うだけです。

スクリーンタイムのパスコードをリセットする手順については、こちらの記事をご参照ください：【検証済み】スクリーンタイムパスコードを忘れた時の解決策

対策4：iPhoneのネットワーク状況を確認する

サインアウトしようとした際に画面がフリーズして進まない場合は、デバイスが「機内モード」になっていないか、また安定したネットワークに接続されているかを確認してください。

通信環境が不安定な場合は、以下の方法で改善できる可能性があります。

• 「機内モード」を一度オンにしてからオフにする
• 「設定」＞「Wi-Fi」で接続状況を確認し、必要に応じて再接続する
• Wi-Fiルーターの電源を切り、数分待ってから再起動する
• Wi-Fiが不安定な場合は、モバイルデータ通信に切り替える

対策5：iPhoneを再起動・アップデートして不具合を修正する

それでもサインアウトできない場合は、一時的なバグが原因の可能性があります。その不具合を解消するために、デバイスの再起動やソフトウェアのアップデートを試してみてください。

iPhoneを再起動する方法：

• iPhone 8以降の機種：ボリュームアップボタンを素早く押す・離す＞ボリュームダウンボタンを素早く押す・離します。最後に、サイドボタンを長押しします。アップルロゴが表示されたら、ボタンを離します。
• iPhone 7またはiPhone 7 Plus：ボリュームダウンボタンとスリープ/スリープ解除ボタンの両方を押し続けます。その後、Apple ロゴが表示されたら、両方のボタンを離します。
• iPhone 6、iPhone SE、およびそれ以前の機種：スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンの両方を押し続けます。Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを離します。

iPadを再起動する方法

• ホームボタン非搭載のiPad：トップボタンといずれか片方の音量ボタンを同時に長押しする＞電源オフスライダが表示されたら指を離す＞スライダをドラッグして電源が切れるまで待つ＞トップボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
• ホームボタン搭載の iPad ：トップボタンを長押しする＞電源オフスライダが表示されたら指を離す＞スライダをドラッグして電源が切れるまで待つ＞トップボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。

iPhone／iPadのソフトウェアをアップデートする方法：

• 「設定」＞「一般」＞「ソフトウェアアップデート」をタップし、最新なソフトウェアをダウンロードしインストールします。

対策6：パスワードを忘れた場合、パスワードをリセットする

Apple IDのパスワードを忘れてしまってサインアウトできない場合なら、パスワードをリセットすることでサインアウトできるようになります。以下の手順でリセットしてみましょう。

ステップ 1. ブラウザでhttps://iforgot.apple.com/jpにアクセスして、「パスワードをリセット」をクリックします。

ステップ 2.  Appleアカウントを入力し、使用している電話番号を入力します。

ステップ 3. すると、デバイスに「パスワードをリセット」という通知が送られます。

ステップ 4. 「許可する」をタップしてデバイスのパスコードを入力してから、新しいApple IDのパスワードを入力し変更します。

🌟 ヒント：パスワードの変更中にエラーが発生してリセットできない場合は、こちらの記事を参考にしてください：「Apple IDのパスワードを変更できない時の対処法」

対策7：iPhoneを初期化する（最終手段）

もしiPhoneやiPadを他人に譲渡する目的でApple IDをサインアウトしたい場合は、デバイスを初期化（すべてのデータを消去）することで、Apple IDを強制的にサインアウトすることが可能です。

ステップ 1. 「設定」＞「一般」＞「リセット」の順にタップします。

ステップ 2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し、パスコードし消去を確認します。

★関連記事：iPhoneを売る前にやることは？初期化などの注意点を徹底解説！

Apple IDのサインアウトについてよくある質問

＃1：iPhoneからApple IDをサインアウトする方法は？

iPhoneやiPadでApple IDをサインアウトする手順は以下になります。

1. 「設定」アプリを開き、「自分の名前」をタップし、一番下にスクロールし、「サインアウト」をタップします。

2. Apple IDのパスワードを入力し、右上の「オフにする」をタップします。

3. iPhoneに残したいデータをオンにして、右上の「サインアウト」をタップします。

4. もう一度「サインアウト」をタップしたらサインアウト完了です。

＃2：Apple IDからサインアウトするとどうなりますか？

Apple IDからサインアウトすると、以下のようなApple IDに関連する機能が使用できなくなります。ただし、端末内のデータ自体は削除されず、そのまま残ります。

• デバイスとiCloudの同期が停止する（※ 必要に応じて、iCloudからiPhoneにデータを移すことができます。）
• App Store、Apple Musicなどのサービスが使えなくなる
• 「探す」機能が無効になり、デバイスの追跡やリモート消去ができなくなる
• このデバイスでは、2ファクタ認証の確認コードを受信できなくなる

＃3：MacでApple IDからサインアウトできないときはどうすればいいですか？

MacパソコンでApple IDをサインアウトできないときは、以下の対処法を試してみてください。

• ネットワークを確認する：MacのWi-Fiや有線接続が安定しているか確認し、必要なら再接続してください。
• Macを再起動する：一時的な不具合の可能性があるため、Macを再起動してから再度サインアウトしてください。
• 「Macを探す」をオフにする：「システム設定」＞「Apple ID」＞「iCloud」＞「Macを探す」をオフにしてからサインアウトを試してください。

もしこれでもサインアウトできない場合は、Appleサポートに問い合わせるのがおすすめです。

結論

以上が、iPhoneやiPadでApple IDからサインアウトできない原因と具体的な対処法のご紹介でした。設定の制限やネットワークの問題、パスワードを忘れた場合など、さまざまなトラブルに対して順番に対策を試すことで、多くの場合は問題を解決できます。

それでも解決しない場合は、ぜひ「FoneTool Unlocker」の利用を検討してみてください。この専用ツールなら、パスワードがわからなくても安全かつ確実にApple IDを解除でき、データもそのまま残せます。操作もシンプルで初心者でも安心して使えるのが大きなメリットです。面倒な設定や複雑な手順に悩まされることなく、スムーズにApple IDからサインアウトしたい方は、ぜひFoneTool Unlockerをダウンロードして活用してみてください。